2010.01.15 Friday
初釜2010
今年も「初釜」に行ってまいりました。


御軸は、「虎嘯 谷風起」
雪底老師のお筆です。
「虎 うそぶけば、谷 風起こり、
龍 踊れば 景雲浮かぶ」
というのの、虎の部分の句を書かれたもので、
「虎が風の中でも
動じずにいるようすを思い浮かべて、
今年は動じずにまいりましょう」
と、晋彩先生はにっこりおっしゃいました。
しかし、先生のお話の中で
私の脳裏に焼き付いたお言葉がもう一つあり…
それを伺った私は、
さっそく、激しく動揺(@▽@;)
それは、先生がお若い頃、
日本の工芸作家に贈られる
大きな賞を取られた事があり、
「陶芸部門」なのかと思いきや、
なんと「絵画部門」の油絵の大賞であり、
「油絵は描いたことは一度も
なかったんですけれどもね…、
なぜか、描けてしまいまして」
と、それはそれは、
さり気なくおっしゃったことです。
……えーーーーーっっっっ!!!
静かに、しかし深く、激しく驚く私!
先生のもとに通い始めて、もうすぐ丸五年が
過ぎますが、そんなお話は初めてです。
「細腕イラストレーター」
の私としてはこれはもっと深くうかがいたい!
が、すぐに別の話題に移ってしまいそうだったので、
「せ、せんせい、
ぜひその絵を拝見させていただきたいです!」
とうわずった声で申しましたところ、
「うーん、でもね…
みなさんがもう、みんな持って行って
しまわれたんですよ。
これは将来価値が出ると言ってね…
(にっこり)」
う、うう〜、先生!
そんなすごいことを、
まるで春風
が通りすぎるように、
が通りすぎるように、 さり気なくおっしゃらないでくださいませ〜!
先生は多芸多才で、
何をされても天才クラスなのです。
昔はマンガ家になろうとされたこともあったとか…
おそらく、
芸術家としての「美的感覚」があれば、何を作っても
同じように高いものを反映できるということ
なのでしょう。
また、先生は子どもの頃から、
陶器の美しさに見とれていたとおっしゃいます。
陶器って… 壷やお茶碗ですよ!
壷やお茶碗に見とれる子どもなんて、
普通いるでしょうか。
先生の向こうに、たくさんの芸術家が重なって
見える気がして、
ああ、魂の経験がたくさんおありなんだ〜…
と思わず納得してしまった私。
先生の「魂力」に、
遠く、遠く、およばない私が、
先生にお会いできたのは、やっぱり奇跡だわ

もう何度も申し上げていますが、
私にとって、先生は、
本当に不思議な方なのです。
派手なことは何もなさらないのに、
この世の出来事に、泰然自若として
とびぬけておられる。
せめて足もとに寄らせていただき
少しでも、学ばせていただこう

と、あらためて思いを深くした
今年の初釜でしたo(^^)o
JUGEMテーマ:茶道









の先生との会話です。



(^▽^)ノ






































