こんにちは。絵と文のイラストレーター、「さくらみ(さくらみゆき)」です。
こちらでは、イラスト制作風景や、日常の中のやさしい時間、
心躍るひとときを、イラストでお伝えしていきます。
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街角は語る

自転車のメッセンジャーは、
単なるバイク便と違って、
自分の体をめいっぱい
使うところに
その人自身のなんらかの
ポリシーを感じますよね。


きっと、
メッセンジャーの事業を
立ち上げた社長さん自身も、
普段はトライアスロンとかを
やっているんじゃないかと。
(↑想像です)


で、結構、自転車でメッセージを
お届けすることに
こだわりのある人なんじゃ
ないかな。
(↑これも想像です!)


ところで、
こうしたメッセンジャーを
私が初めて見かけたのは、
15年前、留学先の
ニューヨークでした。


そのとき撮影した写真が
残ってないかなと探したんですが、
あまりにもデータが膨大で断念


かわりにいくつか、
ニューヨークらしい
面白写真が見つかったので
載せちゃいま〜す


靴もスーツもぶら下げて走る
ローラー通勤のビジネスマン




真っ赤な服のおばあちゃんが
バスに乗ろうとしているところ

カメラを出すタイミングが
遅くてお顔は撮れず

ちなみに全身真っピンク
おばあちゃんも普通にいました




こちらのおばあちゃんも、
別にハロウィーンは関係なく(!?)
自らのポリシーに従った
かなりオシャレな方なんだと
思います





ご夫婦の姿もいくつか…
「アンタ、歩くの早いわよ!」
「何を言う、お前が遅いんじゃ!」



「………」
「………」




みなさん、ステキ

なんというか、やはり
似た者夫婦ですね



こちらは
グリニッジビレッジウエストの
ゲイストリートの近く。

ハドソンリバーの川沿い

ゲイの方もポリシーのある方が
多いですよね。

休日の午後は、川沿いが
こんな風に日サロに変身!



星条旗のアップルマークを
撮ろうとしたとたん、
滑り込んできた
陽気なおじさん



ニューヨークの街角は、
今ちょうど
こんな風かと思います。




一方、わが街トーキョー
の今はこんな感じ。



この時期、
街角には、毎年
お掃除隊も出現です!






右手にほうき、
左手にちりとり。

よっ
いなせな背中だねえ。


語ってますよね、
街角は


JUGEMテーマ:海外留学


自分で作った心の壁を…
ある日のグリニッジweb.JPG
(ある日のジェファーソン
 マーケット図書館@NewYorkにて)


旅に出るのに、
成人なら、本来、
誰の許可もいらない。



ある日のマーケットweb_1.JPG
(ある日の青空市@NewYork/
 ユニオンスクエアにて)


それに加えて、今の時代は、
お金がそんなに無くたって、
日本人なら世界中どこへでも、
楽しい旅が十分にできる時代だ。


旅のために、
語学を学ぶのは、
いつだってちょっと切実で、
楽しい♪


デリweb.JPG
(ある日のデリ/@New York
 ミッドタウンにて)


国外へ出れば、それだけで、
今までの凝り固まった価値観を
根底から揺るがす
新しい出会いが待っている。




…なのに、
私は正直言って、
もう長いこと、
日本の外に出ていない。

ある日のセントラルパークweb.JPG
(ある日のセントラルパーク@
 New York)




テレビで
懐かしい街を見かけたり、


その街でよく聞いていたCDを
かけるたびに思う。



「いつから私は、
 こんなに出不精に
 なっちゃったんだろう…」



ある日のランチweb.JPG
(ある日のランチ@New York
 ブライアントパークにて)



私を旅から遠ざける、
心の「壁」のようなもの。

自分で作った
「檻」のようなもの。


その「壁」や「檻」は、
「言い訳」とも言い換えられる。


それはきっと、
自分の周りを
「狭く」している原因にも、
行き詰まりの原因にも、
みんなみんな、
通じている、
つながっているんだろうな…


そうじの人たちweb.JPG
(ある日の道ばた@New York
 ミッドタウンにて)


どうしてたくさんの
「言い訳」を作って、
人は自由から、
遠ざかろうとするんだろう。


どうして、壁で自分を囲んで、
世界から離れていようと
するんだろう。


差し迫ってないからだろうか?

ただ、必要がないからだろうか?

いや、逆に、
もっと他に差し迫ったものがあって、
それを優先させているから
だろうか?


それとも本当はこわいから?

傷つきたくないから?


…その辺り、ずっと
見ないようにしてきた。



でも最近、
その声をもう一度、
ちゃんと聞かなきゃと
思っている。




ある日のグリニッジビレッジweb.JPG
(ある日のグリニッジビレッジ
 @New York
 …ああ、本当に懐かしすぎる!!!)





JUGEMテーマ:旅写真



New York city Marathon ファイットォ!
日本シリーズ野球が大盛り上がり!

私には楽天ファンの友人と
ジャイアンツファンの友人が
それぞれいるので、どっちが勝っても
「良かったネ
ヤッタv
の気分なのですが…

こんな風に、日本が
野球で大盛り上がりの頃、

海の向こうでは、
あと数時間で、マラソンが
スタートする予定です。

えっ? マラソン
ジョギング

そうです!
New York city Marathon2013です
ジョギング

今回は、私の大好きな仕事の先輩が、
ニューヨークシティマラソンに
参加するため、
渡米
アメリカされているのです。

かつて、ニューヨークに
住んでいた私は、
あとをくっついて行きたい所を
何とかガマン
汗

かわりに、
おすすめの場所や散策ルートなど、
頼まれてもいないのに、図々しくも
簡単な手書き
鉛筆マップを書いて
お渡しました。

ネットで懐かしい風景の載った
最新情報を調べているうちに、
もう、行きたくて
飛行機行きたくて、
たまらなくなり…

せめて、昔の写真
クッキーモンスターELMOだけでも
と思い、古いディスクを
引っぱりだしてきました。

そんなわけで、
マラソンコースにも入っている、
セントラルパークの風景、
皆さんも今日はちょっとだけ
お付き合いください。


セントラルパーク地下鉄入り口。




ポストカードや映画のパンフ、
古いレコードなどを売る売店。




もちろん、リスも普通にいます。



撮影時期は、
911テロからちょうど、
一ヶ月後くらい。

写真は美しく
のんびりしていますが、
この頃のニューヨークは、
まだ悲しみから立ち上がるのに
必死なころ。
「報復」に向かって世論が高まり、
炭疽菌事件もあって、
厳戒態勢で、ピリピリしていた頃
でもあります。


あれから12年、
アメリカ
アメリカにも、ニューヨークニューヨークにも、
日本
日本にも、そして私自身にも、
様々な出来事が通り過ぎてゆきました。

つい最近まで、ニューヨークのことは、

「懐かしいけれども、
 テロ事件のショックと、
 日本でのハートブレイクをひきずって
 ヒリヒリしながら歩いた、
 ちょっと切ない街」

「私が負けを認めた街」

…みたいな思い出し方だったのが、
昨年母が亡くなった事で、
いつの間にか、とてもとても、
懐かしい街に変わっていました。


あと…写真の中の自分が若い!
12年前、お肌も表情も
ピッカピカ
   
  人は年を取るものね〜…ヒュルリ〜

とにかく、母とも歩いた思い出の街。
今生のうちに、一度と言わず、
もう二度三度、必ず行こうと
決めました!



美里さん
しあわせファイットォファイト

ニューヨークに向けて、
エールを送ります
しあわせ矢印上手

 
JUGEMテーマ:海外生活

 
色づく古都の…
 


京都に来ています…

というのはもちろん、嘘で、
東京でバリバリお仕事三昧の私です。

写真は2年前の旅のフォルダから
引っ張りだしてきました。

東山の八坂の塔のあたりです。


今回の台風では渡月橋が
あのようなことになってしまい、
あの周辺のお店、お寺、宿坊…
京都に行くたび必ずお世話に
なっているので、
一軒一軒、思い浮かべては
祈るような気持ちでいます。








絵になる町、京都…

やっぱりこの古都の風合い、
東京にはない魅力です。

日本の誇りですね。

嵐山のほうは、
有名な観光地なので、
復興は早いかもしれませんが、
浸水というのは、呆然とする
ような出来事だと思います。
日本全国、自然の猛威、
災害に遭われた方々のお気持ちを
考えると、きゅーっとなります。

復興、祈念しています。



しばらく
忙しい日々が続くので、
イラストでの更新は
少なくなりそうですが、

短めの小ネタと写真は、
できるだけこまめに
更新していきますね。


JUGEMテーマ:建築/旅

わたしのデビュー作
(夜の半蔵門と、国会議事堂と、東京タワー)


写真とは全然関係のない話になりますが…

軽井沢で台風に追いつかれて
びしょびしょになったときのことです



(旅の絵日記より)


こういうこともあろうかと思い、
自転車を貸してくださったお店で、
あらかじめ雨合羽は購入しておいたのですが、

その雨合羽で、ビシビシと雨に打たれながら、
ふと、思い出したことがあったのです



 「雨合羽」 

     +「自転車」 

  +「目が痛いほどの雨


ん? 何か、
記憶の端にひっかかるものが。



この記憶はもしかして、ベ








 ベトナム??


そう。
あれはもう、14年も前のこと。


雨合羽で装備した私は、
やむにやまれぬ事情から、
ベトナムの田舎町を、
おっちゃんの背中につかまりバイクにまたがって、
全力疾走したことがあったのです。


しかも、そのときのことが、
ナント、








マンガになって残っていました!
(すごいなー(@@;))


しかも、よく考えてみれば、
このマンガは
私の「デビュー作」だったのです。


(デビュー作…うひゃー(@@;)


のまどweb.jpg


掲載してくださっていたのは、
「世界を旅する遊牧民 のまど」という雑誌。

当時、旅行会社のH.I.Sさんが出されていた
旅がテーマのA4版小冊子です。

(ネットで調べたら、「のまど」のロゴが、
 そのまま本屋さんになって残ってました!
 すごい! →旅の本屋のまど


2000年10月の発刊ということは、
旅から帰って2年後に書いたマンガということに
なるのかな。


「のまど」は、このあと
翌年2001年のニューヨークテロ事件の報告記まで、
私のマンガを連載してくださったという、
大変ありがたい雑誌でした。
(その後すぐ、廃刊になっちゃったのですけど)


私は当時、イラストレーターになって
まだ3年目。


イラストのお仕事はバリバリしていましたが、
絵はまだ下手だったし、
マンガを書くなんてだいそれたことは、
小指のツメの先ほども
考えたことがありませんでした。


しかし、ココまで書いたら
今日はそのデビュー作、
やっぱり載せるしかないですよね…うん。


絵も、コマわりも、文字の方向も、
そしてオチも、
かなり未熟ではありますが、
まあ、笑って読んでやってくださいませ。


では、スタート!





















(ちょっと説明)
S社とは、ベトナム旅行者には
有名な旅行会社「シン・カフェ」さんのことです。


ベトナムは、日本と似て、
たてに細長〜い国なのですが、
南の端から、北のはずれまで、
この「シン・カフェ」の経営する「長距離バス」が
主要な町をつないでくれており、
旅行者にとっては、
たいへんありがたい「足がわり」になっているのです。


前日に「泊まるホテル」を書いて予約しておくと、
長距離バスが、朝、お迎えに寄ってくれ、
町中の観光客をじょじょにピックアップしてから、
全員そろったところで次の町に向かうという、
とても便利な仕組みになっていました。



黄色い国がベトナムです。
ねっ? 細長いでしょう?


私がこのときピックアップを待っていたのは、
地図で言うところの、
でっぱったおへそみたいな位置にある
「ニャチャン」
ここから上の「ホイアン」という都市まで
一日がかりで旅をする予定になっていました。

ところが、このバスが
待てども待てどもやってこない…






他にも旅行者がぎっしり乗っている
大型長距離バスのはずが、

なぜか
旅行者が他に一人も乗っていない
従業員だらけのミニバス…

おかしいなー??と思ったのですが、
とりあえず、乗ると
























まあ、ここまでは
当時のベトナムでは、わりと
ありがちなことかも…



3−1.jpg






3-2.jpg














(軽井沢でよみがえったのは
 このときの記憶だったというわけ…)






それにしても、このときは、
よくぞ追いついた!と思います。


最初のビックリは、ここまで来る
途中で、おんぼろバイクの
ガソリンが切れたこと。


「こんな山奥で、あわわわわ…
と思っていたら、


汚な〜いペットボトル入りの液体が
3本くらい置いてある小さなテントが
道ばたにあって、

おじさんは、その液体を
トポトポトポ…とガソリンタンクに入れ、
私にそのガソリン代金を払わせると、
何事もなかったように、
再び走り出したのでした。


「そうか、この国ではガソリンって
 ああやって売られているのね…」
と私は思いました。



ほどなくして、
猛烈な雨…スコールが降ってきたのですが、

今思うと、あの急な、どろんこの山道を、
あんなオンボロバイクで、
よくぞケガもなく、乗り切った!という感じ。



やがて雨は弱まってきたのですが、
一度ずぶぬれになった体が、
寒い! とにかく寒い!


すると、おじさんが
自分も寒かったからでしょうね、
「コールド? コールド?」
と言いながら、
何度も私のほうを振り返って
片手で私のジーンズの太ももを
さす〜り、さす〜り、なでなでなで…


もうっ! コールドじゃないよっっ!!
さわらないで、前向いてよ!


と思いましたよ〜



心細い旅路のすえ、ようやく
大型長距離バスが遠くに見えてきたときは、
さすがに
涙が出るほど嬉しかったです。


日本に帰ってからこのときの話をすると、
「信じられない!
 どうしてわざわざアジアの方なんて行くの?
 どうせ行くならヨーロッパでしょう」
と言う人もいましたが、


両方とも行ってみての感想は、
やっぱりヨーロッパより、
アジアのほうが断然、面白かったなあ。



続出するハプニングに、
全身全霊で対応しようとする自分、

つまり魂がスイッチオン状態に
なるんですね。


加えて、同じアジア人。

肌の色も、顔も、
国によって全然違う造りなんだけど、
どの国の人も、
背の高さや、食べもの、祈りの姿勢などが
どことなく似ていて、
不思議な親近感があるのです。


「膝をさす〜り、さす〜り、なでなで」
も「この場合は許せる範囲」と、
肌感覚と直感で判断できた感じ。



今でもシン・カフェさんは、
ベトナムで
信頼のおける旅行社として健在のごようす。

何より、
従業員の皆さんは、笑顔もピカピカで
優しかったなあ

おかげで、その後も無事に
旅を続けることができました。

良かった良かった♪


でももう、あんなスゴい体験は、
今のベトナムに行っても、
できないだろうなあと思います。
ドイモイ政策で、かなり開発が
進んでしまったらしいので…。


さて、マンガのオチです






(おしまい)



ああ、果たして
このオチは必要だったのか?


でも、あのころアジアの国は、本当に
ウンだらけだったのです
(ひょっとして今もそうかもしれない…)

トイレなんかは、
意外と日本より、タイやベトナムのほうが
キレイだったですけどもネ



以上、A4の2ページ展開でした。



それにしても、わたし、
今気付いたんですが、
デビュー作のオチが「ウン○」なんだ…



は〜〜〜、まったく…




なんてウンがいいのかしら〜(T▽T)


(と、無理矢理ポジティブに)



いろいろ思い出してみると、当時、
この雑誌の編集長だった斉木さんという方が
だいたい私と同じ年齢くらいの方
だったのですが、
とても頼りになる、
心あたたかき編集長さんだったのです。



マンガなんて一度も書いたことないですと
心配する私に、

「大丈夫です。 
 さくらさんは、絶対に良いマンガを描けます。
 僕はそれを知っています。
 なぜだか、そうだと知っているんです」

と、静かに、力強く
励ましてくださったのです。

オチが下手でゴメンナサイと謝る私には

「オチがウン○、いいじゃないですか!
 海外の旅行者なら、
 誰だって共感持つことですよ」

と、一生懸命励ましてくださったのです。



もしこの方がいなかったら、私は、
その後マンガを書く機会には
恵まれなかったかもしれません。


「ポイっぽい仙人」も、
「ブッダを読む人は…」も
「人情力の梅岩さん」も、
「イマジンプラスさんのビジネス書」や
「大人の古文」も無かったかもしれません。

そう考えると、本当に
ありがたいことですね。


やっぱり、クリエイターというものは、
良き編集者さんにお会いできたとき、
はじめて新しいステップに進み、
才能を開けてゆく気がします。


当時は小さな小さな出版部だったけど、
心ある編集長さんだった
斉木さんには、あらためて感謝です



オチを「ウン」にしたのも、やっぱり
良かったのかもネ〜、
ンフフ(^-^)



JUGEMテーマ:アジア

(2012.10.12追記)
ねがささま、記事にコメントいただき
ありがとうございました。
しばらくの間、コメント欄を閉じさせて
いただきますが、ご了承ください。
また改めてお返事させていただきます。

サウンドバムに耳をすまそう
いいよ〜、サウンドバム♪


世界の町の音や田舎の音が
ネット上で無料で聞けるサイトです。


風や光の気配や、
人の声、
車や機械の音など、


目をとじて、
音の向こうに広がる風景に
想いをはせていると、
もう、グーッと入ってしまいます。



特にわたしは、ベトナムのカントーの
音がなつかしかったなぁ。
今からもう12年以上も前に、
一人で、スケッチしながら歩いた国。

カントーその3.jpg





カントーその1.jpg





(付箋は98年当時のもの。
 ベトナム風肉野菜炒飯とビール)



カントーその5.jpg



お金が大好き!な、
商売根性まるだしのたくましい人々。




子どもたちの底抜けに明るい笑顔。




どしゃぶりのようなスコール。




泥だらけの道。しゃがみこみの美学。




朝市2.jpg




朝市1.jpg



朝市3.jpg


南国デルタ地帯特有の、
青い空に
明るい太陽と茶色の川。




マーケット4.jpg




マーケット3.jpg




マーケット1.jpg




マーケット2.jpg


なつかし〜!


世界にはたくさんの人の営みが
あることをあらためて思い出します。


サウンドバムには
沖縄の浜比嘉島の音もあるし、


皆さんの行った、あの国の音も、
あるかもしれません。



周りの音を消して、ぜひ、どうぞ。
    →サウンドバム



追伸:

ニュージーランドの地震は、
外国の語学学校に留学してたことが
ある者として人ごととは思えない実感があり、
ニュースを見るたび、痛くて
ヒリヒリしています。


心細い海外での、被災…


ほんと、
一人でも多く、無事であってほしいです。



NZ地震募金(日本赤十字社)はこちら






NY911から8年目
 

911から8年が経ちましたね。


これは、911の当日の夕方に
私が撮った写真です。


いつもはイエローキャブで
大渋滞のミッドタウンが、


車が無く、がらんとしていて、
写真を撮っている私のほうも、
途方に暮れているのが
写真からわかる気がします。


マンハッタンは、道が東西南北に
碁盤の目のように走っているので、
このミッドタウンからまっすぐ、
南に向かう通りの向こうに見えるのは、
ワールドトレードセンターのある方向。


つまり、通りの向こうの
あの白い噴煙、

あれこそ、
ワールドトレードセンター
崩壊後の粉塵なのです。


煙は、西から東へ真横に
いったんまっすぐ流れ、
それからもうもうと天に
のぼっていました。



この日、私はマンハッタンの
アッパーイーストの寮にいました。


朝のコーヒーを入れながら部屋で
ぽや〜っとしていると、
廊下を大きな声で何か言いながら
バタバタッと走って
いく人たちがいました。


なんだか変だなあと思って
ラジオをつけると、何度聞いても
耳を疑うような
(いや、自分の英語力を疑うような)
ニュースが聞こえてきました。


「エアプレインズ 
 クラッシュト イントゥ 
 ザ ワールドトレイドセンター」
という言葉と、
あと「ペンタガーン」という
言葉が何度も聞こえてきて、
私の頭は「???」


クラッシュト イントゥ 

って言っている? 

うーん、わざわざintoを
使うってことは???



それにペンタガーンって…


何だろう?


それはあとで
「ペンタゴン」(アメリカ国防総省)
の事だと知ったんですが…。


おかしなことを言うようですが、
私は、双子のワールドトレードセンター
というビルを、
ニューヨークの象徴として、
人間みたいに愛していました。


なのでまず思ったのは、
「え? それで、あの子たち(ビルのこと)
 はどうなっちゃったんだろう?」
と。


この時点では、
ビルの中に人がいる可能性は、
全く考えていませんでした。


だって、いるわけがない。
飛行機が「クラッシュト into」
したんだもの。


とにかく、どこかで
テレビを見なきゃと、廊下へ。


そして
テレビルームに向かう途中、


私は、
ものすごく印象的な光景を
目にしました。


そこではまだ、
何も知らないおばあちゃんたちが、
たくさん集って、


のんびりと、楽しそうに、
トランプをしていたのです。


窓の外には、いつもと同じく
スコーンと青く、晴れ渡った空。



「平和だ〜。平和な風景とは
 まさにこの事だわ。

 …とすると、さっきのあれ、
 やっぱり私の聞き間違い?」


そう思ってしまうほど、寮は
ほのぼのした雰囲気に
包まれていました。




テレビルームにたどり着くと、
その日はちょうど、
ニューヨーク市長選挙の日で、

入り口が巨大な投票ボックス
にふさがれていて入る事ができず、

「あ、そうだ!
 確か、プールの待ち合い室に
 テレビがあったっけ」
と思いつき、

今度はダッシュでそこに
向かいました。


警備のおじさんが、
いつもの場所にいれば
話が聞けるのになあと思いながら、


その姿がどこにもないのを
やっぱり不自然に思いつつ、


とにかく広大な寮を、
あっちの端からこっちの端まで
ダッシュしました。


果たして、
プールの待ち合い室に入っていくと、
そこには、従業員含めて
2〜3人の人が、固唾を飲んで
テレビを見つめていました。


部屋の外の、
まだ何も知らない人は
のんびり水着に着替えたり、
いすに座っておしゃべりを
楽しんだりしています。



ゆっくりと、ビルが崩壊していったのは、


私がテレビ画面に目を移したのと
ほぼ同時でした。


「うそ…」



やっぱり信じられなかった。



録画にしか見えないのに、


映画にしか見えないのに、


画面の右上には「LIVE」の文字。



隣の従業員の女性が
「私の兄はね、
 あのビルで働いているのよ」
と英語でそっと私につぶやきました。

「えっ?」


そのとき私は
「あのビルには、
 やはり人がいたのだ」
という事実に、
初めて思い至りました。


それまで私は、これは何かの
イベントか、または予行演習で、
ビルの中の人は、事前にみんな
外に避難していると思い込んで
いたのです。


だって、そうでしょ?


そうじゃなきゃ、
こんなことが起こっていいはずが
ないじゃない?








それから三日後。
ウエストビレッジ、
ハドソンリバー沿いの写真です。


あの雲は、
いまだくすぶり続けている
ツインタワーの姿です。

そこで大勢の方が
亡くなったことを、
この日、
私は既に知っていました。


夕陽が美しく映える川岸には、
黄色いリボンがたくさん結ばれて
風にはためいていました。


思えば、
ここから眺めるツインタワーが、
私にとって一番
慣れ親しんだ光景だった。

でも…本当にない。

ぽっかりと奇妙な喪失感。


不思議な縁で、
ちょうど日本から、
「元だんな」さんが
私を訪ねて遊びに来ていて、
呆然としている私を、
励ましてくれました。


それからビレッジバンガードという
老舗のジャズバーに行って、
鎮魂のジャズを聞きながら、
鎮魂の杯を傾けました。


こんなときでも?

いえ、こんなときだからこそ、

ジャズメンは、心をこめて
ジャズを唄い、弾くのでしょう。



私が911のことで、
実際に人の死を実感し、
涙したのは、それからさらに
数日後のことでした。
      →古い記事ですが…



あれから8年。


この間に、アメリカ陰謀説とか
いろんな説が出て、
私もざっと目を通したり、
その後のアメリカ、日本、戦争、テロ、
なども見てきて思うのは


やっぱり、

どうしても、
グレーのまま過ごすよりは
黒白はっきりさせようと言う、
声の大きい人の言ったことが
まかり通ってしまうこととか、


「組織」の傲慢なまでの
強さのこととか、


何もできずに無力感に
うちひしがれて、
途方に暮れるしかなかった
異国人の私がそのまま体現した、

「個人」の小ささのこととか。
「民衆」の愚かさのこととか。


そういうものが自分の中には
全部、全部、すべて、
まるごと入っているんだなぁって


そういうことがわかるように
なってきました。


組織の傲慢さも、個人の愚かさも、
みんな私の中にある。


つまり、
人のせいにはできないんだなって
ことです。


それだけはハッキリ見えてきた。


さあ、ではここから先、
次の一歩はどこへ行くのか?


今でもまだわからない。

だけど、それが
小さな一歩につながるまで、


私は自分の経験した911を
しっかり抱きしめて生きていこう
と思っているのです。





絵と文☆もうちょっと!
ハンバーガー

(↑今回の絵と文エッセイのイラストより。
 ニューヨークで食べた超うま!のハンバーガー)

はう〜っ

なかなか、絵と文エッセイ、更新できずに
すみません☆


いや〜、


イラスト描いて、
文章書いて、

レイアウトして、

さらに、追加のかき文字書いて…など、
無限の工程がありまして、



そのどれもが
楽しくってたまらないのですが(笑)


やっぱり
なかなか時間がかかりまするな〜


明日…いや、
仕事のしめきりやお茶のお稽古などもあるので、
あさってくらいまで
かかるかなあ?



どうか、気長にお待ちくださいませ(^0^)ノ



JUGEMテーマ:旅行




 
アジアで出会った日本人たち
1







2








3





東京の桜は、まだ3分咲きくらい。

開花宣言からずいぶんたつのに、
満開にならずに、お花見の楽しさを
引っ張ってくれてマス。


4



夜桜もキレイ。

でも、お花見には、ちょっと寒そうでした。



さて、今回の絵と文エッセイは、
モノクロ版。

アジアの旅からお届けしま〜す。


(縮小版↓)
アジア


古い作品ながら、
なかなかよくできておりますヨ。


今でも、きっと、
まったく同じ話が通用する世界だと
思います。


例によって、クリックしてから
開くのにちょっと時間がかかるので、
気長にお待ちくださいネ(^0^)


それでは、
さくらみゆきの絵と文エッセイの世界へ→GO

行ってらっしゃいませ〜♪




JUGEMテーマ:旅行

 
絵と文エッセイ☆「ベトナムの子どもたち」
2

おじさん、今日も本運ぶ。


3

や、いらっしゃい、いらっしゃい。


1

あれ、わたし、ひょっとしてお邪魔?
ごめんなさいねえ。何しろ本とは
ご存知のとおり、ホラ、重いものでしてねえ…




…と、神保町の古本屋街で、

モノクル(片目がね)の
おじさまは、張り切って
本を運んでいました。



おなじころ、
神保町の、とあるカフェで、

私も張り切っていました。



でも…




12


…とさんざん悩んだすえ、





今回の絵と文エッセイは、



   ボツ〜〜〜!!!



20日から待ってくださっていたみなさん、
ごめんなさ〜い 


かわりに、今日は

10年前の絵と文エッセイ「お蔵出し」

をさせていただきます。



じつは今回は
福岡県の「秋月」について、
さらに奥深いレポートをお届けする予定で
半月前から準備していたのですが、


自分的にどうしても、どうしても、どうしても、
納得できない部分が多く残ってしまい…


 それでも、
 まとめようと思えば
 それなりにはまとめられそうだったので、
 迷ったまま制作を進めておりました。


 で、「やっぱり今回はやめよう」と
 決めるのに3日3晩かかってしまった。



秋月には
特別な思い入れがあります。


しかも、
秋月黒田藩の大殿さまの、
素晴らしい本が出たばかり


本
「秋月黒田藩 黒田長栄 第十四代城主」
聞き書き:小田豊二 (麗澤大学出版会



…だったので、ぜひ、
2年分の想いをまとめて!と
思っていたのですが、



わたしの不徳といたすところで、
取材から中途半端に時間がたってしまい、
今の状態では、どうしてもお伝えしたかったことが
正確に書けそうにないと判断しました。


秋月に関しては再取材のうえ、アップ
させていただきますね。


そのかわり今回は、
ほぼ10年前くらいに書いた
ベトナムのルポをお届けしま〜す(^0^)
    ↓

子ども達





それでは、絵と文エッセイの世界へ
行ってらっしゃいませませ〜!!
(ちょっと開くのに時間かかります) →GO♪



(((追伸)))
友達のたろ〜ちゃんが、
善心道とラーメンのブログ?を始めました




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