こんにちは。絵と文のイラストレーター、「さくらみ(さくらみゆき)」です。
こちらでは、イラスト制作風景や、日常の中のやさしい時間、
心躍るひとときを、イラストでお伝えしていきます。
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宇宙船とお茶室
どこの山奥か…と思うような、
あふれんばかりの緑と、お茶室。


あと一ヶ月もしたら、辺りは一面
紅葉でさぞかしキレイなこと
でしょう。



でも、ここは山奥ではなく、
れっきとした東京、青山なんですね。

もっとも青山も、戦前までは
「野原しかなかったんだ」
と、かの岡本太郎さんもおっしゃって
ましたので、これは一昔前の
青山の姿なのかもしれません。
(さらに歴史をたどると、青山一帯は
 徳川家康の重臣、青山家の下屋敷
 だったそうです)


さて、
お茶会が、無事、終わりました

お世話になった先生がた、
みなさま、根津美術館の担当者さま、
ありがとうございました。


一口にお茶会と言っても、
いろいろな種類があります。


たとえば、
亭主とお客さまと、二人だけで
行う一対一のお茶会もあれば、

3人、5人など、
少人数のお茶事もありますし、

また先日のように、
200余名ものお客さまを
おもてなしするお茶会もあります。

だいたい、一度に
10名のお客さまをお迎えして、
そこに亭主と、先生と、
ときどき半東(はんとう)が
出入りします。

つまり、四畳半という狭いスペースに、
合計で12名もの人間が座り、
(ちゃんと座れるのです、これが)
一期一会の濃密なひとときを
過ごすことになるわけです。


その間、お客さまの
心理的距離(パーソナルスペース)
はぎゅっと縮まって、
とても近くなることでしょう。


でも、物理的に狭くはあっても、
お軸から見えてくる風景を
想像したり、
お道具の、長い長い歴史の中に、
たくさんの人が大事にし、
伝えようとしてきた何かを
考えたりして、


一服のお茶を味わう間に、
お客さまはそれぞれ、遠くまで
旅をされることになります。


それってある意味、
広大な宇宙を行く宇宙船に、
たくさんの人が、履物を脱ぎ、
息を整えて「えいっ」と
乗り合わせたような感じかもしれません。

 窓から見えるは、
  果てしなく広がる宇宙…

きっと、あとで
緊張から解き放たれた後も、
様々な余韻を思い出されるのでは
ないでしょうか。



さらに、表からは見えませんが、
控えの小間とお水屋には、
多くの控えの者が、
ぎゅぎゅっと詰めています。

こんなお茶室を空から見たら、
やっぱりちょっと
不思議な光景でしょうね。

「あんなに狭いところに、
 大勢の人がぎっしりといて、
 一人一人が仕事をしながら、
 なかなか滑らかに動いているよ」と。


伸び縮みする空間、
狭いようでいて、果てしなく
広がりのある空間…

それがお茶室なんですね。


ともあれ、なんとか無事、
フライトを終えることができ、
乗組員の一員として、
ホッとしております

乗り合わせてくださったみなさま、
一期一会のお茶会、
ありがとうございました♪



JUGEMテーマ:茶道

さくらさん、お疲れ様でした。
素晴らしいところでのお茶会だったのですね。
四畳半の空間でのお茶会は、一度経験してみたいな〜
さとちゃん | 2013/10/14 19:13
さとちゃん、コメントありがとう*¥(^o^)/*
四畳半でも、やはり荷物がないので
かなり広く見えますね。

先生のお作の花入れが映えて、
とてもステキでしたよ!

ちなみに翌日は、
驚くほどの筋肉痛でした(笑)
さくらみゆき | 2013/10/20 16:00
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