こんにちは。絵と文のイラストレーター、「さくらみ(さくらみゆき)」です。
こちらでは、イラスト制作風景や、日常の中のやさしい時間、
心躍るひとときを、イラストでお伝えしていきます。
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ちょっくら行ってまいります♪
                       ↓
































1週間ほど、更新をお休みします



旅行じゃなくて、
ちょっくら入院、手術してきます。



10月2日(土)には退院の予定〜(^0^)ノ



さきほど18時の回の「龍馬伝」を見ましたが、
次週の「龍馬伝」も、しっかり見られる予定デス。


しかし、すでに「絶飲食」なんですが、
さっきから
お腹がすいてたまりません


うっかりしてると、忘れてむしゃむしゃ
何か食べてしまいそう…


…これも良い経験ですね。


ときどきコメントにスパムが入るので、
コメント欄は閉じておきますね。


あと、ちょうどこの時期に
ピッタリ合ってしまったんですが、
私が通常、皆さまとやり取りしている
メールアドレスが、
ほんのしばらくの間、使えなくなります。
(ADSL回線を閉じて光回線だけにするため)


もし、メールをくださる場合は、
@以降をybb.ne.jpではなく、
@yahoo.co.jpにしてお送りくださいマセ
それだと届くみたいです、たぶん…


10月第2週頃には、
これまで通りの@ybb.ne.jpでも
届く設定になっている予定です。


パソコンちゃんは重いので
置いていくことにしました(^^)v

携帯電話のほうも、病院なので、
基本的にはオフなんだろうなあ。


でも、すぐに帰ってきますので、
問題無いですネ!

どうぞよろしくお願いいたします


ほんじゃ、行ってまいります(^^)ゞ

みなさん、待っててね〜



本気で本の博覧会!
さて皆さ〜ん、
今日は目がチカチカしますよ〜(^0^)ノ


準備はいいですか???



ハイッ! ↓




おおおっ!!!

チッカチッカチッカチッカ…\(@▽@)ノ


こちらは、
来る2010年10月30日、31日に
行われる、「本博」というイベントの
フラッシュ画像です。

フラッシュの中に、気になる画像(表紙)
はありましたか?


もし「ええっ!?この画像は!?」
と思った方は特に必見の

イベントホームページがさらに
グレードアップしましたので、

今日は、
皆さんにぜひご覧になっていただきたく、
「チカチカ大作戦」をとってみました。



「イベントスケジュール」のところも、
豪華すぎて目がチカチカしちゃいますヨ。


(…って和久井映見かい!)


あとね、私のお気に入りは、「会場アクセス」
のところ


絶対に迷わないで行けるようになってます♪


地図を眺めるのが大好きな私、
福島市が、こんなに北にあるんだってことも
初めて知りました。


あと、地図にあった
「福島グルメ村」って何なんでしょう!?
すっごい気になる…


ベストセラー作家、
喜多川泰さんの「手紙屋」の
感想文選手権についてはこちらでご覧いただけますヨ



それでは、
「本博」のホームページへ レッツゴー







JUGEMテーマ:オススメの本


ある女の一週間から…


ある日、
女は土手から、飯田橋をめざした。


 




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女は、新しいジョギングシューズを、
足の甲、かかと、つま先で、味わうようにして歩いた。








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ある日、女はカフェに入った。



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それは
平日ランチタイムの、
混雑が始まる30分前だった。





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ある日、女は、
急に青くなった空を見上げた。


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そして小さな密室で、
女は、たくさんの笑い声を聞いた。







…ああ、私ってば、
今日はほんのちょびっとだけ、
ミステリアスでない!?




いや、ついさっきまでミステリー本を
読んでいたので、つい、
こんな口調になってしまいました。



余談ですが、カフェに行ったとき、


面白いんですけど、
よく美容室の人が、鏡の前に雑誌を
用意してくれるように、
ウエイターさんが、私のテーブルの上に、
一冊の雑誌を置いていかれたんですよ。



DSCN4410_2036.JPG


手前の雑誌。
「手仕事さがし」です。


私は一瞬それが「仕事さがし」と読めて、

「えっ!
 私、無職の人に見えたってこと?」

と慌てましたが、



スミマセン、違いました。
「手仕事」さがし、でした。


パラパラ眺めたら…

これがまた女ごころを
和ませてくれる、あったかい雑誌なんですよ。


「手仕事」


…そう、手仕事っていい響きだ。


自分の時間を、大切に大切に、
仕事の中に注ぎ込んでいく感じ。


私は、これからは、
今まで以上に「絵と文」を、
「手仕事」として、
つむいでいきたいなあって、思いました。









トークライブに行こう♪


今日と明日、清水店長のトークライブが
ありま〜す

レッツゴー♪

◆9月25日(土)ブックファースト新宿店『しあわせ読書のすすめ』

  刊行記念清水克衛トークライブ&サイン会
  ※お電話での予約はできませんのでお気をつけください。
 http://www.tg-net.co.jp/nyujo/new/news100831.html 



◆9月26日(日)ジュンク堂大阪本店『しあわせ読書のすすめ』
  刊行記念清水克衛トークライブ&サイン会
 http://www.tg-net.co.jp/nyujo/new/news100827.html 



私もちょこっと、顔出してまいります♪



JUGEMテーマ:オススメの本
スイカケーキ


今日は寒かったですね〜。

どうやら夏も本格的に終わりになりそうなので、
スイカケーキのお話をしておきましょう。


近所に公的機関のレストランがあって、
そこ、いつもすごく空いているんです。

一応、フレンチレストランの旗ははためいているし、
お料理も凝っていて美味しいんですが、
公的機関ならではののんびり感なのか、
建物の奥にあるから目立たないのか、
いつ行っても、ガラーンとしているんですね。


あるとき、そこに行ったら
「おすすめ!スイカケーキ、ぜひお試しください!」
というのがあったので、
「スイカのケーキは珍しいなあ」と思って、
いただいてみました。

すると…


いやー、ビックリ!
世の中、まだまだ知らないことが
あるもんですね〜。


スイカの上と周囲には、うすーく生クリームが
塗ってあって、
下にはきちんとクッキーの下地があって、
しっかり仕事がしてあります。

そして、肝心の
真ん中のスイカ部分はというと…

これが
甘くてすんごく美味しい! そして分厚い!


このケーキは、
スイカの部分がもし不味かったら台無しです。
だから、美味しいスイカを見分ける目がなかったら、
ここまで思い切ったケーキは作れないだろうなあ
って思いました。





帰り際…



厨房の、ピカピカのステンレスの台の上に、
大きなスイカのお腹の部分が
輪切りになって、ででん!と置かれているのが
偶然、目に入りました。


レストランは、静まり返り、
厨房にもほとんど人の気配もなく…



瞬間、何だか、ちょっと切なくなりました。




何だったんでしょうね、あの気持ちは。

私のために、輪切りにしてしまった
スイカへの「ごめんね」の気持ち??


…夏の小さなおもひででした。




JUGEMテーマ:東京散歩




夫婦の問題=親との問題


またまた「NHK」テレビで仕入れた話なのだけど、
介護の基本は「否定しない、説得しない」
なんだそうです。




たとえば、痴呆が進んで
「せん妄」の症状が出ている親や、妻や夫が

「ああ、どろぼうが窓から
 のぞいているよ!
 こわい、こわい。
 カーテンをしめようよ」

と言い出したとします。


これを聞いた家族はこう返します。

「どろぼう? 
 そんなの、いない、いない。
 誰ものぞいたりしないよ。

 それに、まだ昼間なんだし、
 カーテンは開けておいたうが明るくていいよ、
 ね?」

すると、相手は不承不承、従います。



でも、その底で

「私の言うことを否定された」

という感情が少しずつ
降り積もっていくのだそうです。



痴呆の症状の大変な所は、この会話が一回で
終わらないこと。



痴呆とは、前に言ったこと、
言われたことは忘れてしまうことなので、
またすぐに


「どろぼうがのぞいているよ。
 こわいよー!!」

と言い始める。
だんだん、その声は大声の叫びになる。


これが毎日、何度も何度も繰り返される。



そうなったら、だんだんうんざりしてくるのが
人間というものです。


「だから、どろぼうなんて、のぞいてないってば!
 もう〜、何度言ったらわかってくれるの?」


返すほうの言葉もきつくなり、
混乱し、涙ぐみ、自己嫌悪になり、途方に暮れる。


一方、相手は
「私のことをすぐ否定する。
 それも、ものすごくコワい顔をして怒る」
というように、
否定されて生じた、つらい感情だけを
繰り返し記憶していき、
その結果、どんどん、症状が悪化して
しまうんだそうです。


あんなにしっかりしていた親が(夫が、妻が)、
まさかこんなことになるなんて…


身内であるだけに、余計に
「なぜ?」という思いを強く持ってしまうのだと、
実際お母さんを介護されている城戸真亜子さんも
おっしゃっていました。




これに対応する、一番の薬が
「否定しない、説得しない」なんだそうです。

相手がおかしな事を言い出したときは、
笑顔で、ある程度、したがってあげること。

したがえないような変なことを言うときは
相手の目を見て、相手の言葉をそのまま
なぞってあげる。


たとえば、

「どろぼう? 窓からのぞいているの?
 そうか、お母さん、こわいんだね…」

すると、お母さんは
少しずつ、本当はどうして
自分がこわがっているのか、
どうしたら安心できるのかを、
語ってくれるようになり、

この繰り返しによって、
お互いの心の壁が取り除かれて、
痴呆の症状は驚くほど
軽減していくんだそうです。



なるほど〜。


そして私は、
この「否定しない、説得しない」は、
普通の、健康な親子、兄弟、夫婦間でも
そのまんま当てはまることだなって思って
聞いていました。


少し前に
『鏡の法則』という本が大ベストセラー
になりましたが、

なぜか人間というのは、
親子や兄弟、夫婦など、
身近な人に限って、相手の言うことやすることを
否定したり、説得したりしたくなるものです。


特に、相手に期待していればいるほど
「やることなすこと、気に入らない」
となりがち。


かつて結婚していた頃の若かりし私も
夫との関係の中で、
そういうことが何度もあったような
気がするし
(…って、ホントのところ、もうほとんど
 忘れてしまったんだけど


現在、母サチボンと私は、すご〜く
仲良く暮らしているほうだと思うんですが、
それでも、


たとえば、
今、テレビに映っているタレントの服が
好きだとか嫌いだとか、
食事の味つけについてだとか、
ささいなことであればあるほど、
すぐに、相手を否定したり、説得したりしたく
なるんですね。


身内だけに、喧嘩のときは容赦ないわけです。


たまに、
「えー、そんなこと、ないんじゃないの?」
という何気な〜い一言ですら、
思いも寄らない地雷源になることも。


ヒ〜こわいこわい



これが、たま〜に会う親子だったりしたら
お互いもっと我慢したり、
思いやったりできるんでしょうが、
毎日一緒に暮らしている相手ほど
遠慮がなくなってくるわけです。

  
一瞬にして凍り付く、狭〜いわが家…


ここらへんは、夫婦ゲンカと一緒ですね(^^;)



他に大きな所では、
「母は、いつまでたっても
 私の仕事を認めてくれないんだなぁ」
という寂しさが、私の中にはいつもあります。


でもこれもきっと、私のほうが、
何かに関して母を認めてない部分があるから
なんじゃないかと思うんですよ。


だって母はよく口を尖らせて言いますもん。
「まったく、あなたって人は、
 私のこと否定してばっかりなんだから!!
 バカにしてるんでしょ!?」

あっちゃ〜!!
そんなつもり、全然ないのに。




で、『鏡の法則』なんですね。

「否定しない。説得しない」


考えてみてください。
一番見近な人に、否定されなかったら、
「それは間違っている」と説得されなかったら、
どんなに嬉しいことか、
どんなにパワーが出ることか。


これを先に、自分ができるようになるよう、
訓練する。


ま、これが、
簡単そうで、難しいんだけど〜☆



「先に負ける潔さ」。
できれば「あなたに完敗です!」の領域まで。


これから結婚する予定のある方で、
親御さんと一緒に住んでいる方は
ぜひ、親御さんとの関係の中で、これを
特訓しておくといいですよ〜(^0^)ノ


親との関係でこれができれば、
結婚して夫婦になった人とも、
その特訓はきっと生きるはず。


だいたい、結婚するというのは、
世界で一番意見の合わない人が、
自分のスペースに、一人入ってくること
…くらいに思っておけば、いいんじゃないかと
思います。
そうしたら、きっと、逆に楽しいヨ!



私も特訓しよo(^^)o



そして、そう遠くないいつか、私と母も、
介護の時期に入っていくのでしょう。


そのときまで、
まだたっぷり時間のある今のうちから
特訓開始しておこう♪って思いました。



…って、ほんと、口で言うほど
簡単じゃないんだけどね〜☆



特に、小ネタ! 要注意ですナ… 






銀座でヒレかつ、いきますか?


じつは、母サチボンと私は、
新装オープンして1週間もたたない銀座三越店に、 
もう2度も参上しています。

 
   物見高い母娘だわぁ


もちろん、私たちみたいな人が多いと見えて、
銀座三越は平日も休日もすごい人出で混み混みです。


本当は人ごみの苦手な私。


それに、母だって行列に並ぶのは
大嫌いな人。。。


それでも1度目はどうしても
買い物の必要があったので、
仕方がなかったとして、


2度目は、ただお昼ごはんを
食べるために行ったのですよ。
アンビリーバボー!



「絶対に混んでいるから、
 他のところで食べようよ〜!!」

と私は激しく主張したんだけど、
そのときは珍しくサチボンが食い下がったんですね。

「だいじょうぶ! レストランフロアが始まるのが、
 11時でしょ。早く行けばいいのよ」


その行動力ったら、すごかった!

最初にお彼岸のお墓参りをしたのですが、
そのあと、東京メトロをずんずんと乗り継ぎ、
銀座駅に着くと、三越のエスカレーターを
どんどん登り始め、


11階のレストランフロアに着くやいなや、
お目当てのお店の「順番待ち」の椅子に
すとん!と座ったのです。


いやー、びっくりした!!


だって普段のサチボンは、歩くのだって
めちゃくちゃ遅いし、
東京メトロの乗り継ぎに関しては
ちんぷんかんぷんな人なんですよ。


おまけに11時15分の時点で、
すでにフロアの人出はものすごく、

迷わずお店に直行した私たちでさえ、
お店はすでに満員で、順番待ち
3番目だったくらいです。


「え?ここ? 何のお店??」
と私は何屋さんかさえもわからず、
サチボンと一緒に
順番待ちの椅子に座らされました。



さて…


やがて、順番がやってきて、
お店に通されたのですが、
案内していただいた席が、

なんと、私の予想に反して、
窓側のいちば〜ん気持ちのいい席。
(もちろん予約はしていません)


その席でいただいのがこちらです。


大海老&ひれかつ御膳

(母サチボンは、ひれかつが大好物なんです)

(↑海老のしっぽがキュートでしょ?)



お店(和心とんかつあんず)
の方によりますと、

「ひれかつのお味を
 おいしく味わっていただくために、
 最初の一口めはでお召し上がりください」

とのこと。


とても美味しかったので、
私はソースにつけることなく、結局
全部、お塩+ごまで食べました。



それにしても私が感じ入ったのは、
今回のサチボンの行動力についてだなあ。。。


おそらく、
母は、一度目に三越を訪れたときに
パンフレットを入手し、


「レストランフロア」の
ページを目を皿のようにして眺め、


「もし食べに行くならどこにしようかな?」
と頭の中でイメージをふくらませ、


店の位置までしっかり学習して、
今日のような機会を待っていたに違いないのです。


ここまでしっかりイメージができていると、
強いですね〜。


行動にまったく迷いがない!



たとえ
「今日はなに食べようかな〜?
 この上の階にはどんな店があるのかな?
 少しでもすいているお店ってどこかな?」
などと迷っている人たちで
どんなにその場がごった返していたとしても、


私のように
「ねえ〜、たぶん混んでいるから無理だよ。
 あーもう、他にどっか良いところない??」
なんてぶうぶう文句を言ってる人が
いくら「やめよう」と言っても、


あまたの「迷える」人間を通り越して、
母サチボンの
「美味しいひれかつを食べたい!」
という願望は、
まっすぐに実現するのです、
イメージしていた通りに…。




さて、食事のあと、サチボンさんのご希望で、
Apple Store銀座にi-phoneを見に行きました。


 おっと!
 娘よりに先に、
  サチボン母が「i-phone」を入手か!?


…と、ちょっと慌てましたが、


こちらに関しては
「ひれかつ御膳」ほど強いイメージ
を持てなかったようで、
さんざんグーグルマップで遊んだあと、

「今日はいらない」

の一言で終わりになりました。



面白いです。

私たちも自分にストレートにいきましょう



JUGEMテーマ:東京散歩



お悩み相談してみます?
じゃ〜〜〜ん

(雑誌「ダーナ」9月号より)


「読書のすすめ」の清水店長です


清水店長は面白い人で、
電話に出るのひとつとっても
毎回何かしらひねりのある返事をしてくださって
思わず笑っちゃいます。

ときどき、渋い声で演歌が聞こえてきたり、
いかにも日本人らしい英会話が聞こえてきたり、
先日の民主党代表選挙のときは「はい、菅直人です」
と出てくださいました。


そんな、ちょっと笑える変化球を投げてくださる
清水店長なんですが、
私がいつも、びっくりするのは、店長が
誰かの悩み相談に答えているのを小耳にはさんだ
ときです。

はっとするほど、人と違うことを言うんですよ。

そこで180度人生が変わってしまう方もいるくらい!



そんな清水店長のお話が、
大手書店さんで聞けちゃう機会がありますヨ!

ぜひ、お電話でご予約のうえ、お出かけください(^0^)

あなたのお悩みにズバッと効く本も紹介してくれること
請け合いマ〜ス!



◆9月25日(土)ブックファースト新宿店『しあわせ読書のすすめ』
  刊行記念清水克衛トークライブ&サイン会
  ※お電話での予約はできませんのでお気をつけください。
 http://www.tg-net.co.jp/nyujo/new/news100831.html 



◆9月26日(日)ジュンク堂大阪本店『しあわせ読書のすすめ』
  刊行記念清水克衛トークライブ&サイン会
 http://www.tg-net.co.jp/nyujo/new/news100827.html 




JUGEMテーマ:オススメの本


追伸:前回の記事の、
   靴は少しきつめのほうが、足が
   疲れにくくなるというお話ですが、
   その後も実験を続行中です。

   慢性化していた足の痛みが
   嘘みたいに消えてしまったので
   「うわ〜、やっぱり靴がすべての
    原因だったのか〜」
   と、納得するやら、
   今までの無知だった自分に
   改めてあきれるやら。
   
   おそらく、ゆるめの靴に、
   靴下を二重履きしたり、
   インソール(土踏まずを押し上げ、
   指が開くお助け機能付き)を使って
   自分で調整するようにしているのも
   良い結果につながっている気がします


靴はきつめのほうが疲れない!?

じつは靴は…
少しきついほうが
疲れないんだってこと、
ご存知でしたか!?

 
私は先日、NHKの
「アインシュタインの眼」
という番組を見て、
はじめてそれを知りました。

 
革靴の場合は、
革が伸びるので、
少しきつめのほうがいい
というのは知っていたんですが、
スニーカーその他も
そうだったとは!!

 
実際に、ゆるめの靴と、
少しきつめの靴をはいて
アナウンサーの女性が
高尾山に登って実験して
くれたんですが、
 
ゆるめの靴は、
最初は楽でも、
ふくらはぎや太ももの筋肉を
多く使って歩くことになるため、
結果的に疲れが
激しくなるということが
わかったのです。

 
さらに「スーパーカメラ」が
人の眼には見えない部分まで
分解して
見せてくれたのですが、

 
それによると、
ゆるい靴だと、足の指が
終始のびきっていて、
ほとんど靴の中で指が
動かないんですね。

 
ところが、人間の足は、
足が地面から浮いたときに
一瞬ちぢまってアーチ型を作り、

 
地に足が付いた瞬間、
指がぐいーんと伸びて
衝撃を吸収するという
動きのあることが、
ヒジョーに大切らしいのです。

 
少しきつい靴は、
それをちょうどよく
助けてくれているのが、
映像からも、よくわかりました。

 
ただ、きついと言っても、
同じ箇所がいつも当たるようだと
「たこ」や靴ずれ
になってしまうので、
そこはほどほどに。
 
全体的に
「ちょっときついかも…」
くらいがいいようです。

 
そこで…
早速試してみました!!
ゆるかった靴に、
インソール(靴底)を
入れてチャレンジ!

 
そしたら…
いつものウォーキングで
かなり楽に歩けました。

具体的に数字で言うと
3倍はラク♪

 
足が疲れるなあ〜と
お悩みの方、
いらっしゃいましたら
ぜひ試してみてくださいネ


引き続き更新中♪ 
   →「新・東京イラストjournal」の最新記事へ


 
おじいちゃんの絵手紙

「おじいちゃんの絵手紙
 孫に宛てた1200通のおくりもの」(講談社刊)
という、ステキな本を見つけました。



ある、イギリス軍人のおじいちゃん
(イギリス小説の挿絵に、よく出てくるような、
 それはそれは立派なおひげの
 軍服姿のおじいちゃんです)が、
インドで暮らしている、4人の孫たちに書き送ったという
「絵手紙」1200通。


イギリスから、インドへ…ということは、
インドが植民地だった時代のことですね。
世界は、戦争の色のまだ濃い時代です。


(こちらが裏表紙に載っている、
 絵手紙、絵封筒の一部↓)

ちょっと拡大してみましょう。





切手が貼ってあるのがおわかりですか?


そう、これは真っ白な封筒に、
おじいちゃんが絵を書いて送った
「絵封筒」なんですよ。


おじいちゃんのお話は毎回、
封を開ける前から始まっているというわけです。


この封筒を手にした子どもたちは、
いやきっと、
これを届けるインドの郵便屋さんも、
イギリスの郵便屋さんも、
どんなにワクワクしたことでしょうか。


絵手紙の内容は、
子ども達が小さかったころには、

ゾウやウサギなどが
ユニークなキャラクターとなって、
「いろんなことをしでかす」
楽しいお話が。



子ども達が大きくなってきてからは、

男の子には、狩りや最新技術の話を、

女の子には、自然や命の大切さ、
料理やお裁縫についての話を…

と、自然に広がっていきます。


だんだん成長していく孫たちへの、
おじいちゃんの愛情がいっぱいです。











このあたたかさ、純粋さは、何?


なぜ、こんなに優しい気持ちになれるの?


どうして、この本はわたしの胸を打つの?




この本は、絵手紙や画材の
「絵の技法書」のコーナーにあったのですが、
他の本とは全然、
違う波長を放っていました。


他の本は、とてもキレイで、印刷も美しくて、
上手な絵や、達筆な絵はがきが書かれていて、
「こういう風に書くには、
 こうやればいいのですよ」
という丁寧な技法解説が載っています。



それに比べたら
「おじいちゃんの絵手紙」は、
色も褪せ始めたセピア色。


なのに、行間からにじむのは、いっぱいの
愛情、自由、楽しさ、開放感!



前者が、
著者の「好き」をテーマに、
人や世間との接点をさぐって
一生懸命、一つの形にまとめていった
ものだとしたら、


後者は、ただ、
「愛」だけがそこにあるという感じ。


そこに、「必死さ」や「形」はなく、

ただ楽しくて楽しくて、
自分で書いていてもユーモラスで、
子ども達の笑顔を思い浮かべながら筆を進めるうちに、
いつしかそれに羽根がはえて、
遠くインドまで飛んでいった…というような。


なんて、自然な表現なんだろう。


なんて、自由なんだろう。



たくさんの誰かに見られることよりも、
大切な人を喜ばすために書かれた純粋な絵。


そして、これを本にして、
後世に残して行こうとする人が
いてくれたことの素晴らしさ。



私自身は、出版界の常識を、
「無難にまとめること」や
「形を整えること」だと思って
仕事をするクセをつけてきた人間です。


そして今でも、正直、
「どうしたら美しくまとめられるか」
ということばかり追い求めては、
焦ってばかりで、つい、
目の前で起こっているきらめきさえ、
気付かずにとりこぼしてしまうような、
勿体ないことばかりしています。


でもそんな私に、この本は、
とても大切な「何か」を
教えてくれている気がする。



出版が、経済や競争であることは、
仕方がないのかもしれない。

でも、出版には
「大切な価値あるものを残していく」
という役割もあるんだなあって。


それをちゃんとしてくれている本を
見つけられて安堵したと同時に、


とてもあたたかい灯が心にともった気がします。





JUGEMテーマ:オススメの本