こんにちは。絵と文のイラストレーター、「さくらみ(さくらみゆき)」です。
こちらでは、イラスト制作風景や、日常の中のやさしい時間、
心躍るひとときを、イラストでお伝えしていきます。
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カレオバナ














 

果たして、

それは、
まだシャッターが降りている飲食店の前に
干してあった、業務用の大きな白長ぐつでした。











私の場合は、まったく霊感もないので、
いつでもこんな
「幽霊の正体見たり、枯れ尾花♡」です。



ま、そうじゃないと困りますけどネ♪



でも、人間ってすごいよね〜。
目の端っこで、長ぐつを見ただけで、
そこにはいない人の身長やら、
座っている姿まで、
何となく想像してしまうなんて。





こちらは↑何やら美味しいものが
できそうな厨房(^0^)


なぜ美味しいものができそうかというと、
泡立て器がたくさんあるから!

これも想像力の(それも食いしん坊の)なせるわざネ。
ウフフ


JUGEMテーマ:東京散歩

ステキなお知らせ♪池間哲郎さんの本



現代書林 元気が出る本出版部刊 著:池間哲郎


池間さんは、NPO法人「アジアチャイルドサポート」
の主宰者で、素晴らしい活動をされています。

この本には、池間さんの写真とナレーションによる
特典映像DVD「ゴミ捨て場で生きる人たち」
がついています。

池間さんご自身が20年以上にわたり、危険なところに入り、
日本のみなさんに伝えるために、撮影されてきた
貴重な写真映像です。


ところで、そのDVDに音楽を提供された、
音楽プロデューサーの坂本裕介さんのオフィスに、
ふたりの歌姫が偶然遊びに来ていて、
この本の原稿と写真をご覧になり、
「For Our World」
 という美しい曲を作ってしまったそうなのです!

その曲を、なんと、YouTubeでご覧いただけます↓
ぜひ、大画面にして、ご覧ください!!





曲のできた経緯については、坂本さんの
ブログでもご覧ください。 →こちら


震災のとき、
「音楽で一体何ができるのか」と坂本さんは
感じたとおっしゃっておられますが、
私は、あの震災の直後、
最初の混乱から抜け出そうという時期に、
CMから流れてきた聞き慣れたあの唄
「上を向いて歩こう」に、
とても心癒されました。

NHKで流れた千昌夫さんの「北国の春」にも
日本中の人が癒されたと思いますが、
私も涙しました。
音楽の力は絶大だ!とあれほど強く感じさせられた
瞬間は、今までに無かったと思います。


また、私は、美術館で岡本太郎アートを見たときに、
その爆発的なアートのパワーに、
震災のショックから、ほんの一瞬離れることができ、
そのことで、ものすごく癒されたことも
忘れられません。


芸術は決して無力ではない。


むしろ、人が人であるために、
食べものでもない、飲み物でもないそれだからこそ、
とても必要なときがあるのだ、と私はそのとき
確信しました。


そんな伝わる力が、この映像と写真と曲にも、
いっぱいいっぱい、
こめられています。

ぜひ、本と一緒に味わってくださいね!




『もっとも大切なボランティアは、自分自身が一生懸命に生きること』
DVD付き 現代書林 元気が出る本出版部刊 著:池間哲郎


JUGEMテーマ:オススメの本
一日の終わりのどんでん返し






ベッドにもぐりこむ至福のとき♡





ほぼ日手帳をとりだし、
しょぼしょぼの目で
本日の出来事を振り返って絵日記を書くのが
私の就眠儀式です。








でも、ときどき…




予定欄に書いておいた、
見たかったテレビ番組を
見逃したことが判明。





うわあ、ショックだ〜〜〜!









気になって眠れません






こういうことが無いように、
わざわざ手帳に書いておいたというのにな〜。


でも、朝スケジュールを見たときは覚えていても、
その時間になるとすっかり忘れているということが
多いのよね。


それでもNHKは、再放送が多いので
ありがたい!



ちなみに「ホーキングUFOを語る」ではなく、
でしたネ(よりステキ♪)



NHKの
はわたしの大好き
な番組です♡


一気に別世界に行けて、元気度アップしちゃうので、
おすすめですヨ!






あくなき戦い



今日はプリンター屋さんで、
エンドレス作業。

























































作品をプリントする作業というのは、
難しいものです。


きっと、クリエイターの人は皆さん、
同じようなことで悩んでいると思います。


私は、有名チェーンのプリント屋さんで
お願いするのですが、
高性能なプリンターを持ってしても、
決して原本とは同じにならず、
薄すぎたり、濃すぎたり。
青みがかってしまったり、赤みががって
しまったり。
今回は、かなり濃く出てしまい、
たいへん!


それを、
原本とは全然違うけど、まあ百歩譲って
許せる…というレベルまで、
お店のパソコンを使って
調整していきます。


ビミョ〜な作業なので、
たくさん無駄な枚数と、その分のお金
が出てしまいますが、
それも省けない行程のひとつです。
そうまでしても、やはり何かが厳然として
違う…と思うのは毎回のこと。



たぶん、私の仕事の中では、
いちばん思い通りにならない作業だなぁ。。。



こうなるともう祈るしかないという世界で、
ふだん神仏に
まったくお願い事をしない私が
この場面では現金にも、
「神様おねがい!!」と
何度もつぶやいてしまいます。


それくらい、色の再現というのは
難しい。



なんとか終わったあとは、知恵熱で
バタンキュー。



でも、ここまで来たら、もう一息です。







神様に感謝しつつ、
今夜は早々に、
夢の中へまいりまするよ〜。

おやすみ〜〜〜。



JUGEMテーマ:創作活動



それは積み重なる


私は、ほとんど一日中
家にこもって仕事をするので、
朝、ウォーキングと珈琲を飲みに出る時間だけは、
大切にしています。





丁寧にいれてもらった珈琲を、
一日たった一杯だけ
大切に味わって飲んで、

同時に、
昨日までの仕事の内容を目で見て振り返ったり、
心の中の出来事をノートに書き出して整理をしたり、
新しいスケジュールをひき直したりします。






それはまた、私にとって、
町かどを吹き抜ける風を感じたり、
四季折々の花々に和んだり、
町の人の姿を見たりできる、
一日のうちの唯一のチャンスの時間でも
あります。


私はひとりでいることが全然
苦にならないほうですけど、
それでもやっぱり、
自分と家族以外の、町の人が生きたり、
暮らしたりしている姿って、
一日に一回は自分の目で確かめておきたい。

そうじゃないと、人間ってやっぱり
ウツウツとしてしまうもんじゃないかと
思います。







考えてみると、
制作スタイルが定まっていないころは、
珈琲一杯にも、お金がかかるのがもったいないと
思っていた時期がありました。




でも、今は
内にこもって仕事をする時間が長いからこそ、
一日に一回だけ、外に出る時間がとても大事。

自分の根幹を作ってくれる貴重な時間、
これだけは絶対にケチれない!
という時間になっています。





では、
そんな制作スタイルが
定まってきたのはいつから?


…と考えてみると、
それはまずもって間違いなく、
「ここ一年です!」と
断言できてしまうのが、自分でもビックリなところです。


・制作スタイル(=生活スタイル)ができたこと。
・自分のテーマが見つかったこと。
・仕事の整理ができたこと。


この3つは、ほぼ同時でした。


そして、それには、昨年のちょうど今ごろに、
一ヶ月の入院生活を送って、
いろんなことから一旦、遠ざかる機会を持てたことが
とても大きく影響していると言わざるを得ません。


人生って、流れの中でしかわからないことが
やっぱりあるんだなあ…と思います。


そう思ったら、
今日は、思わずカフェの壁をなでなでして、
「この先もよろしくね」
と語りかけてしまいました。


この時間を大切にすれば、
きっとこれからも
「小さな何か」を積み重ねていける
気がする。


そんな大事なひとときを、
珈琲とウォーキングから
もらっている私です。




台風が上空に…



私じゃありません、母サチボンです↑


サチボンは、東京メトロが止まる寸前に
帰ってきました。


母が地上を歩いたのはたった2分ほど。
ちょっとオーバーじゃないかと
思うかもしれないけど、本当に
こんな状態でたどり着いたので、
今、駅で足どめになっている皆さん、
ずぶぬれで寒くないかと心配です。



駅は今、どこも身動きとれないそうなので、
改札近辺にとどまるより、少し喫茶店などで
お休みしていたほうがいいかもしれません。
この際、あたたかいものを、しっかり食べて
しまうなどすると、とてもいいと思います。



少し雨風が落ち着くのを待って、
気をつけて帰ってね。



JUGEMテーマ:東京散歩
 
もしも今、あなたが悲しかったり、苦しかったりしても



お釈迦さまは言いました。


 人の心は、
 陽(良いもの、明るいもの)
 だけで出来上がっているのではないし、
 陰(悪いもの、暗いもの)
 だけで出来上がっているのではない。


 陰と陽、その二つが、
 一つの心にきっちり入っていて、
 その両方を、常に持ち合わせて生きているのが人間
 なんだよ。




…ほんとうにそうですね。


思えば人間って、決してきれいな心だけで
生きているわけじゃないです。


たとえば、


わざわざ昔のことを
心の奥から引っ張り出してきて、
今、目の前で起こっている出来事ではないというのに、
恨んでみたり、怒ってみたり。


誰かと自分を比べて、うらやましがったり、
苦しくなったり。



そして、何よりそういうときは、
そんな、暗い思いを抱いている自分が、
とても痛かったりする…。


  イタイ、イタイ、イタタタタ…




だけどもし今度そういう、
暗い自分がいることに気付いたときは、


「ああ、そうか。

 自分は人間だから、暗い心も持っているのが
 普通なんだった。

 いつも明るい自分「だけ」でいられたら
 そりゃあいいけれども、

 人間だから、そういうわけにもいかないんだったな…」

って思い出すといいと思う。




その瞬間、不思議なことに、
ちょっと明るくなった自分が出てきます。


なんだか許された気持ちになっているのが
わかります。





失くした恋をピリピリと思い出すようなときも、

オクビョー風に吹かれたときも、

仕事でミスして落ち込む夜も、

「友がみな、われより偉く見ゆる日も」、

人間だもの、こういう自分も当たり前なんだ。
そういう自分っておもしろいなって、
ふふって笑ってみてください。


その、ちょっと明るくなれたところに、
陰陽のバランスを取り戻した、
絶妙な感じのあなたがいます。




 
赤ワインのユ〜ワク♪







ワイン2.jpg 












今日は、赤ワインを飲んじゃった



すっごい、ひさしぶり!
8年ぶりくらいだよん!





最近はウィダーインゼリーのような、
小さなアルミパックのワインを売っているの。



たったの187ミリリットル!




それを、仕事の続きをしながら、




ワイン4.jpg



チーズを食べつつ、

ちびちびと、

2時間かけて飲んでいったら…









果たして…







ワイン5.jpg






なつかしいぞ、この感覚!



そして…








そうそう、赤ワインって
こうなるのだった〜!




は〜〜〜、面白かった〜〜〜!!









ちなみに…




3時間後の私は…











たった187ミリリットルで、しっかり頭痛だった。



学習するだ〜




JUGEMテーマ:食生活
来たのね…
昼間は元気なセミたちと、
窓からやってくるギンギンの熱気に、
夏、残ってるなー!!と感心していたけれど、
夜になって外に出てみたら、


ほ…  涼しい〜!







お月さまの光で、

立体的に光る雲。
















秋の虫たちと、


夏の風鈴。


移ろいゆく季節…





うん… 秋が、来たようです。

私は一瞬、宇宙になりました。





ひとり、踏み出す



今年に入ってから、
仕事で、人生初の試みをしています。


いくつになっても「初めて」はこわいものです。


しかも今回の「初めて」は、
自分の核心、魂のど真ん中に触れる旅になっていて、


鼻血が出そうなくらいワクワクドキドキして、
ものすごく楽しんではいるんだけど、


ちょっとした山場にさしかかった時の
コワさも半端ナイのです。


そのくせ、道はとても長く、
終わりは見えず…


それでも、その先に、
何かあると信じて、一歩一歩
手さぐりで、進んでいくしかない。



だけど、糸井さんも言っていたっけ。


人間には、
「ただひとりの男」「ただひとりの女」として
やらなきゃいけないことがあるのだと。


たとえば、歯磨き、家のゴミだし、
予防注射、健康診断、


免許の更新も、
会社の採用面接も、
プロポーズも、
誰か別の人にやってもらうわけにはいきません。


いくつになっても、
自分が「ただひとりの人間」として、
踏み出さなければ始まらないことがある。



逆に言えば、この年になって、
やっとその道の入り口まで
たどりついたのです。


この入り口を見つけるまで、
思えば、どんなに回り道をしたことか。


その苦労を思えば、これっぽちのこと!


…と思って、



深呼吸をしながら、次のステップに
飛び込むタイミングを
うかがっている、今日この頃です。





JUGEMテーマ:創作活動