こんにちは。絵と文のイラストレーター、「さくらみ(さくらみゆき)」です。
こちらでは、イラスト制作風景や、日常の中のやさしい時間、
心躍るひとときを、イラストでお伝えしていきます。
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さくらの桜予報♪
半蔵門.jpg

服部半蔵の半蔵門です。





美皇居.jpg 




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こちらの桜はもう、ぱつんぱつんの勢い。





場所は変わって、法政大学前。

DSCN9059_5798.JPG

こっちはまだ少しつぼみが固いかナ。




DSCN9064_5796.JPG

梅は、今が盛り! かわいい♪




靖国神社にも寄ってみたのですが、
こちらはまだ、ソメイヨシノではない桜が
やっと一輪、二輪…


そのかわり、


DSCN9068_5792.JPG





DSCN9070_5790.JPG


能楽堂で、
なんとものんびりしたムードの
園遊会が開かれていました。



いいでしょう? このまばらな客席の感じ。



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黒田節のような曲が流れ、
おじいちゃんや、
おばあちゃんが謳ったり、踊ったり。

ふふふ。

春っぽい♪


この能楽堂の脇にある桜の樹が、
東京の開花宣言の標本木なんですよ。


DSCN8995_5764.JPG

開花宣言は、もうちょっと、おあずけ。
一回雨に降られて、そのあともう一回
お日さまに当たると、開きそう。


日曜か月曜あたりかな。
楽しみ、楽しみ♪


さて、土曜日31日は
「『非常識な読書のすすめ』たねまき読書会」の日です。


日時  3月31日(土) 

  17:30〜20:00(予定)

場所  篠崎文化プラザ 

  都営新宿線「篠崎駅」下車2分、スーパーサミットの上です。
  篠崎コミュニティホールとお間違えないようにお願いします。


参加費 500円 


終了後は、篠崎「養老の瀧」で打ち上げをかねて飲み会です。

(3〜4千円くらい)

お時間ある方は、ぜひお立ち寄りください!

春の嵐だそうですので、
どうぞ、気をつけてお越しくださいネ



JUGEMテーマ:オススメの本

愛って何?


だいぶ突然ですが、皆さん、
「愛」って何だと思いますか?









「愛するということ」
著:エーリッヒ・フロム(紀伊国屋書店刊)


今までいろんな人におすすめされながらも
どうしても手が伸びなかったこちらの本を、
最近やーっとこさ読んでみて、
すっごくビックリしたのですが、



なんと、


「愛とは、


   とどのつまりは…


 



 集中力である」


と書いてあったんです。




  !!





集中力…





わたし、ちょっとぶっ飛びました。
そんなことを言いきった人って
たぶん、今まで、
ほとんどいなかったんじゃないでしょうか。



もっともこの本は、
人生のタイミングによっても、
人によっても、
違うところがヒットすると思うので、
解釈も若干、変わってくるかもしれません。


恋愛まっただ中にいる人、
結婚しようとしてる人、
人に言えない恋や離婚に悩む人など、
いわゆる「愛するということ」そのものに
探究心や疑問を持って読む人もいれば、

「人類愛」について考えたいという人、
「家族愛」について考えたいという人、
地球環境や、生物への愛について
考えたいという人、

自分の仕事に愛を感じたいという人や、
会社での人間関係に悩む上司や部下が
お休みの日に、人知れず、そっと
読むこともあるでしょう。

その人それぞれのタイミングによって、
それぞれの読み方ができる本だと思います。


そして私はこの本は、おそらく
エーリッヒ・フロム自身が、自分を戒め、
何度も読み直したいと思って書いた本なんじゃないかな
と思います。


社会に対しても、
仕事仲間や家族に対しても、
自分に対しても、
決して少なくはない憤りをかかえつつ、

「どうしてだ? 
 どうして、あのとき、そこに愛はなかったのだ!?」

という感じでつきつめていって、
たどりついた答えなんじゃないかなって
思うんですよ。

そんなことは一言も本には出てこないんですけど、
やっぱり、どこか生っぽくて、リアルな感じがして。
人間が書いた本だなって感じが
すごくいいなって思います。


さて、


「愛とは集中力」
という所に戻りますが、


私はこの意見におおいに賛成です。



たとえば、

だれかの話を、じいっと聞いたり、


目の前にある食べものの、
背景にまで目をこらして、
そこに奇跡が見えてきて、
感謝や感動を覚えたり、


今しようとしている仕事に
全神経を集中させて、
細かいところまで行き届くように
注意深く目をこらしていったり…


そう、そこにはまさしく
「愛」があります。



目の前の出来事や人に、
愛を持って
じっと目をこらし、


その人や、その出来事が、
言わんとしていることを丁寧に聞こうと
耳をすます。


すると不思議なことですが、
自分の内側からも、声が
聞こえてくるのです。



外側のものに、
丁寧に注意を払うことをきっかけに、
内側にも愛が生まれる。



こうなると、もう、外にも内にも
愛がいっぱいです。




愛のささやきを聞くには、
とっても心静かに、
耳を傾けなきゃなりません。


自分の内側に「要求」とか「怒り」とか、
「どなり声」がある状態では、
とてもじゃないけど、愛のささやきは
聞こえてこない。


そっと、じっと、耳をすます。


…ね、だからものすごく、
集中力が必要なんです。



ちなみにこの「集中力」は、
技術で高めることができると
エーリッヒ・フロムは言っています。


つまり、
「愛」は技術で十分高められる、というのですね。


いいでしょう?


愛は、技術で、じゅうぶん高められる!



もちろん、「忍耐」は必要ですよ。



でも、
「集中する」とか
「忍耐が必要だ」とかって考えると、
すごく難しいような気がするけど、

「自分の心を静かにして、
 目の前の人や、物や、出来事に、
 じっと目をこらし、耳をすます」

っていうことだったら、
自分にも
できるような気がしませんか?


それが愛につながり、愛そのものになる技術。


誰にでもできて、豊かな気持ちになれる、
集中の不思議、
それが愛。


ああ、
人間って、ほんとに
すごい力があるんだなあ!



「そこに愛はあるのかい?」
と自分の疑問を持ち出してきて
たずねる前に、

そこにあるものを、ただ、
やさしく、じっと見つめる。

そこに、愛が生まれるのですね。





JUGEMテーマ:心にきた名言


いよいよ今週土曜日。
500円玉ひとつでオッケーですヨ!
(私も参加します)→たねまき読書会

コチラの本にも、愛がいっぱい!
   ↓
見上げてごらん♪ 夜空の大時計




今日はたまたま、絶妙なタイミングで、
西の空にかかる、「美しい大時計」を見ました。


短針がビーナス金星、
長針がジュピター木星。

時計の中心が、鎌形のお月さまで、
6時35分くらいの角度。


帰ってから調べてみると、今日はちょうど一直線に
見える日だったみたい。
国立天文台トピック(クリックで画像拡大)


そうそう、そういえば、
昨日の晩の写真もあるんですよ。
あんまりキレイだったので、神保町の
靖国通りの真ん中まで歩いていって、撮影しました。

ただしかなりピンボケ
でも、たった一日で、三つの星の
位置がずいぶん変わっているのが
おわかりいただけると思います。
それだけ惑星は、地球に近いってことなんでしょうね。



写真ではブレちゃってますが、
金色の細〜い月が、紫色のグラデーションに
輝くさまは、とても繊細で美しかった。

今思い出しても
ため息が出るほどです。


おとといが新月だったので、お月さまは
これからだんだん太っていきます。


でも、惑星の接近は、
しばらく楽しめそうなので、
明日もぜひ、気がついたら
西の空をご覧になってみてください。


天気予報では晴れ。
明日は、お月さまが金星に近い位置に
見えるそうです。

時間は18時くらいからがおすすめ、
とってもキレイでよく見えますよ。


天体ショーのあとは、
そろそろ桜も開花かナ。

は〜あ、すてきだあ、地球って。






いよいよ今週土曜日。500円玉ひとつで♪
(私も参加します)→たねまき読書会

春先のナゾ



花粉症で目をこすっているうちに、
ついにチクチクの感じが、
チキチキの感じにまで発展してしまいました。


そこで、ここ数日、
メガネをかけて暮らしているのですが、
どうも頭がぼんやりしてしまいます。


私の場合、メガネのほうが、
コンタクトより左右をきっちり調整してあるので、
遠くまでよく見えます。



だけど、やっぱり、
メガネと自分との間にある「スキ間」…


この「スキ間」の距離の分だけ、
思考が一瞬ズレる気がする。


すると、頭がなんとなく
いつもに比べてぼんやりしているような
気がする。



…と、ここまで書いて思ったのですが、
ひょっとしたら
私と逆の方もいるかもしれませんね。


普段メガネのときと違って、
たまにコンタクトレンズにすると
どうも頭が冴えないという方。


となると、やっぱり視力の筋肉は、
普段のモードのほうに
慣れているってことなのかしら。


それともメガネだと、やっぱり
「一拍あく感じ」がするものなのかな。


メガネを常用されている方は
あんまりこんなこと、気にしてないのかしら?


…と、昨日に引き続き素朴な疑問シリーズに
なってきてしまいました


ちょっとtwitter思考に引っ張られてる!?



おやすみなさい♪




JUGEMテーマ:メガネ



都会の水すまし













 


千鳥が淵のボートを
いろんな方向から見ていて、

なんだかふっと、不思議な気持ちになった
のです。

一応、写真に撮っておいたのだけど、
ついさっきまで
そんなこともすっかり忘れていて、


別の写真を見るつもりでデータを
開いたら、
これらがあって、

見ていたらまた、やっぱり
ふっと、不思議な気持ちになったのです。


理由はよくわかりません。


でも、なんとなくそう思うのは
私だけじゃないようなないような気がしたんですよ。


だから
載せてみました。


みなさん、どう思われますか?


なにが不思議だと思わせるんでしょうねえ。


うね〜って曲がっていて、
それが平行線になっているからかなあ。


お堀の形にビミョーに沿っているからかなあ。


へびみたいだから?


よく見ると、三枚では、
ボートの隊形が、
違う隊形になっているようにも見えます。



たった3分くらいの間に撮った写真なんだけどナ。



でも、この写真を見ていると、


お堀とボートに、
私の心がすうっと吸い寄せられていって、
時が止まったようになった瞬間の感覚を
思い出します。


曇り空でも、歩くと
何かしら、おもしろいことがあるもんです。



JUGEMテーマ:東京散歩




お茶目☆


近所の公園で、河津桜が満開です。



ああ、春よ春!



自分でもびっくりするほど気持ちが和みました。





この写真↑に
「めじろ」が映っているんだけど、
わかるかな?












答え。





拡大してみました。




そう、写真のど真ん中です。


目の周りが白いから「めじろ」。

この写真だと、
ものすごくがんばって、
花の蜜をねらってる感じになっちゃってるのが
お茶目でかわいい♪

チョコマカと
元気に動く小鳥です。


やっぱり、春ってステキだな。



昨年の今頃は、まだ、何を見ても、
悲しみのほうが先に立ってしまっていたから…

今年は、あらたな気持ちで、
春を愛でよう。





在り方のはなし


「今、伸びようとしている葉っぱの一番先に
 いれば、その先は自然に見えてくる」


ということを、



私は
西村佳哲さんの
学びました。




思えば… 


それは、「今ここにいる」
という在り方の、
一番わかりやすい教えだったんだなあ。




そのことを、自分の仕事にも引き寄せて
実感できるようになるまで、
けっこう時間がかかりました。



その間、妙に舞い上がったり、
そして舞い上がった分焦ったり、
ずーんと落ち込んだりもして、
心の大嵐で、大変だったけど、



悩むのも無駄なようで、
無駄じゃないみたいです。




何でもそうだけど、


どんなにいいことを見聞きしても、
海の底に眠る真珠を取りに行くように、
一回、自分で深く潜ってみないと、


それは自分のものにはならないのかもしれない。



悩んでもがいた分、深く潜れるし、
そうやって手にした真珠は、やっぱり
かけがえがないです。



だから悩むのをおそれて
体験することをこわがっていたら、
もったいないよね。






JUGEMテーマ:心にきた名言





評価:
清水 克衛
現代書林
¥ 1,470
コメント:就職活動に悩む人も、人生に悩む人も、この一冊でスッキリ! 心が強くなる本♪

はじっこブラッスリー♪
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麻布十番で、
ガールズトークランチをしました♪ 
  
お店の名前はアジル・ジョーヌ、
フランス語で「黄色い隠れ家」。


そう、そこはまさに「幸せの黄色い隠れ家」。


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黄色の…というのは、
反対側の壁一面に、黄色いひまわりの絵が
描かれているからです。


スープ皿の影が、下のプレートに
くっきりと映っているのは、
明るい日射しが天窓から、ぽかぽかと
差し込んできているからなんですね。


お食事もおいしかった!

DSCN8971_5698.JPG

「はじっこブラッスリー」と言う所以は、
極上食材の「はじっこ」を使われている、ということと、
パリの「はじっこ」の芸術家が集うモンマルトルの丘
をイメージされているからだそうです。


でも、はじっこには見えなかったし、
はじっこにしては、とても美味しかったですヨ(^^)
いや、はじっこだから、旨味がつまっているのかしら。



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最後にデザートとコーヒー♪

これで1500円とはお得です。


大きくそびえる東京タワー。
夜景もきっと
キレイでしょうね。

デートにもピッタリ。


おいしいもの大好き同士の
ガールズトークも、
おおいに盛り上がりました





このあと、もうひとつ、
嬉しいことがありました。


一緒にランチをした方に、
「お手製のチーズケーキ」を
いただいたのです。


その人とは…



  かよちんです。





わが人生で、お手製のケーキを
いただいたのは、覚えている限り初めて。


思わず出た言葉が、なぜだか


「う〜ん… 男子め〜!!
 この幸せ者〜〜〜!!」


でした。


いや、実際の幸せものは、
私なんですけれども☆


「男子め〜」というのは、
特定の誰かを指して言ったというよりも、
こんなに美味しくて、こんなに心のこもった
お手製のケーキを、
女性からいつもプレゼントされるのは、
「基本的には男性」だということが、
あまりにもうらやましくて、思わず
言葉になってほとばしり出て
しまったのです。


どうしてこんなに心を動かされるのか…
とあとで振り返ってみたのですが、
きっと、手作りには、
その人が、自分の知らないところで、
かけてくれた時間や手間を
感じるからだと思います。


手作りって、すばらしい!!
愛だわ〜愛。


チーズ好きの私のために、
大きめにチーズのツブツブを
残してくださったそうです。


母サチボンも「この味なら開けるね、お店!」
と大絶賛


かよちん
忙しい中、ほんとありがとね!


♪追伸のお知らせ♪

ところで皆さん!!
新刊ラジオドットjpは
もうお聞きになりましたか!?

  →まだの方はこちらでどうぞ♪
JUGEMテーマ:小さくて大切な幸せ。


春めいたMarch, 11th




震災から一年の日は、
母サチボンとふたりでお散歩に行きました。













ちょっと
寒かったけど、日射しはポカポカと
春めいていました





サチボン様のわがままは… いつも通り


疲れてくると一人になりたがる私の
不機嫌も…  いつも通り


口ゲンカも激しくて、
これもモチロン、いつも通り


お互いすぐにケロッとして、仲直りしてしまうのも
いつも通りです


昨年の話を
たくさんしたわけではないけれど、


何気ない「いつもの一日」がしみる一日でした。


ありがとう。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


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さぁ、今日からいよいよ、
一般書店さんでも販売開始です!


清水克衛著 現代書林「元気が出る本出版部」
イラストは私が書かせていただきました。




この本、

「人生がガラッと変わる」という部分を見ると、

「ああ、よくある自己啓発書のコピーか…」

と思われるかもしれませんが、

そうではないのです。



実際に、清水店長自身が、

本で人生がガラッと変わってしまった

というその人なのです。



さらに言えば、

私も、清水店長がすすめてくださった本で、

人生がガラッと変わったお客さんの中の

一人なのです。



清水店長の本のすすめかたに、最初は私、

とてもびっくりしました。


たとえば私が

「ねえ、清水さん、この本って

 面白いですか?」

とうかがうと、


「ああ…それね! それも面白いけどね」

と言って、その本を元に戻し、

ひょいっと、別の本を持ってきて


「こっちのほうがもっと面白いよ!」

とおっしゃるのです。



「ええ〜!? ほんと?」

と言いながら、ちょっと開いて

見てみようとしたら


「ああ、ダメダメ! 

 今開いたらもったいないよ!

 さくらちゃん、きっとこの本、

 好きになるから。

 

 あとで一人になってから、

 じっくり読んでみて」


とおっしゃるのです。



ワクワクする気持ちと不安の

入り交じった気持ちでその本を買って帰り、

ドキドキしながら一気に読んでみて、

本当に清水店長のおっしゃる通りだった

と思ったときの感動ったら!



清水店長って、ほんと不思議な人だなあと

思いました。



そんな清水店長の読書指南ですから、

やっぱり、目のつけどころが違います!


ぜひお読みになってみてください。


きっと明日から、

本とのふれあい方が変わってくるはずです。


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ドーパミン系? オキシトシン系?



仕事場風景を、図にしてみました。


清水店長が新刊で紹介されていた本
によると「脳の快感物質」には、

「ドーパミン」
 …強烈だけど一瞬の高揚感。
  たとえて言えば、恋愛初期!?

「オキシトシン」
 …長く続くゆるやかな幸福感。
  たとえて言えば親子の愛

の2種類があるのだそうです。


ときどきこの話を、面白いな〜と
思い出していたのですが、
あるとき、ふと、
これは私のひとり仕事にも
あてはまるということに
気付きました。



たとえば、私にとって、
手描きの絵の場合、

パステルという、
持つだけで手が汚れるような
画材を使い、
舞い上がる粉にくしゃみをしたり、
そうじしにくいよーと文句を
言ったり、髪や服のそでにまで
べったりと
赤や緑の粉が付いちゃったり、

ふ〜っ、まったく面倒くさいわよねぇ…

などと最初のうちは思いつつも、

気付けば夢中になっていて、
かなり長い時間をかけて、
絵を描くわけです。



気に入らなかったら、
1から書き直しますし、
手がかかると言えば、手がかかる。
ちょっとだけ、子育てに似ている。



一方、
手描きの絵をパソコンに
取り込んだあとは、
レイアウトや、色の微調整や修正、
文章作成とはめ込みなどを、
パソコン画面に向かって、
ペンタブレットで行うのですが、


こちらは、たとえ多少間違えても、
いくつか作業行程を
戻ったりできるので、
安心して、エイヤッと大胆になったり、
サクサク進められますから、
自分に見えている世界の進行が
とても早く、
私にとってはドーパミン系です。


さらにネットや、メールや、
twitterなども
ときどき見たり書き込んだりするので、
興奮や刺激がますます多くなります。


実感としては、
仕事のとっかかりに「ドーパミン系」
つまりデジタルの仕事
を持ってきたほうが、
断然入り込みやすく、
集中しやすいと感じています。


「オキシトシン系」
つまりアナログの仕事は、
とにかく、
とっかかりに時間がかかるんですよね…


そして、
この「とっかかり」こそ、
古今東西、
表現に携わるあらゆる人が悩んできた、
「創作の要ではないか」
と感じるほどの「工夫のしどころ」
なのです。


なので、ときどき私は思います。

「どう考えても、ドーパミン系、
 デジタル系のほうが手軽で簡単!
 だったら、仕事もみんな
 デジタルだけにしちゃえば
 いいんじゃないの?」

と…。


ところが
よ〜く考えてみると、


「どう考えても、手間がかかる
 『オキシトシン系』、
 つまり、アナログの仕事の時間を
 長くとった日のほうが、
 一日が終わったときの充実感、
 幸せ感、『今日も生きたぞ!』感
 が大きい!」


のです。


それは、あとで作品を見たときも
同じで、
時間がかかった作品のほうが、
スイスイと仕上げた作品より、
「よし、よし、いろいろあった
 けれど、何とか良い方に
 伸びてきたな〜…」
というような、時間をかけて
育ててきた充実感が
やっぱりあるのです。


してみると、人間は本来、
「アナログ」の幸せだけで、
十分幸せで、
むしろそっち「だけ」のほうが、
今の時代は、
よっぽど長生きできる気もします。



世の中は、日進月歩、
どんどん進化していきます。

先日記事に書いたiPadも
すごく便利ですし、

twitterは
まるで人間の「脳」そのもの
のような世界で、
だれでも「自分ワールド」を、
簡単に構築できる仕組みに
なってるんだなあと感心します。

ものすごく刺激的、
かつ便利で、スピーディー。

有益な情報を、早く得たいとき、
知らない人と早くつながりたい
ときにも、たいへん有効です。


でも、

なかなか
思い通りにならない作業を、
自分の心と対話しながら、
自分の手で、
長い時間をかけて行うという、
アナログ行為の、この妙…


これって、やっぱり
人間が人間らしく生きるのに、
決して欠かせない、
大事なチャンネルのように思えて
なりません。


そう、たぶん、
「自分の心と対話しながら」
っていうのが肝心なんでしょうね。


そこを大事に守っていかないと、
刺激的なのに、何か虚しかったり、
ずーっと情報を追っかけ回して
しまったりして、
最後には自分が一体
何だったのかさえ、
わからなくなってしまうんじゃ
ないのかなと。


自分の「芯」に近づいていけば、
心の音楽は大きくなる。


「芯」から離れると、音楽は遠のく。


「芯」に近づく生き方のために、
「アナログ」と「デジタル」、
そのバランスを上手にとっていく
ことが、
これからの時代は、大切になって
くるように思います。


時間をかけて、
心に問いかけながら、
丁寧に作業をすること。

地味なことを、丁寧にしてみること。

世の中、便利になればなるほど、
そういうアナログの時間を
大切にしたいですね。


それがきっと、
自分の足をピッタリと
大地に着地させてくれ、
上に伸びる力をくれる
チャンネルになるような気がします。



JUGEMテーマ:創作活動