こんにちは。絵と文のイラストレーター、「さくらみ(さくらみゆき)」です。
こちらでは、イラスト制作風景や、日常の中のやさしい時間、
心躍るひとときを、イラストでお伝えしていきます。
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シアワセ朝予報
 
ベーグル専門店のBAGEL&BAGELが
プロデュースして作った、
ドーナッツと、スコーン♪ 


ドーナツの張りつめたコーティング具合、
スコーンの見事にゴツゴツした、粉感…


は〜♡ まだ食べてないのに、
自分で描いた絵を見て、すっかり盛り上がってマス。
明日の朝食が楽しみで、
たまらないよ〜(←バカですネ)


購入したのは、東京駅のグランスタ。
素通りするつもりだったのに、
試食のおすすめに、あっさり負けちゃった

さらに、試食したら、財布のひももゆるんじゃった

ああ、私ってば、
ユーワクに弱すぎるわ〜。


ドーナッツは、メープル味。

甘すぎるんじゃ?…と思っていたのですが、
試食してみたら、
シナモンコーティングが効いていて、
こってりしすぎることもなく、
ブラック珈琲と一緒に飲んだら
美味しいだろうなあ…
とムクムク、イメージが湧いてしまいました

スコーンは、定番のプレーン♡
ああ、私の望みどおり、
ちゃんとコナコナ(粉粉)してるかしら!?

もう〜、楽しみ!





骨休め? 

いえいえ、
ドーナッツとスコーンの分、
ちゃんと働きますからネ…

(って、誰に言い訳してんのかしら?)

※お店の名前は →She Knows Bakery



JUGEMテーマ:今日のおやつ

真夏に咲く花♪
暑いけど、サルスベリは、
直射日光の中でも元気!



漢字で書くと、
百日紅。

花の時期が長いから「百日紅」。


実際、いつまでたっても、
ほんとに元気よく咲き続けていて、
「百日紅」とはよく言ったもんだと
感心しちゃいます。


ちなみに、木肌はツルツル。
サルもスベるからサルスベリ。



街路樹だけでも
パッとわかるようになりたいと思って
ただ今修行中o(^^)o


都会のもやしっ子も、
この年になってようやく
樹木博士に目覚めました


それにしても、一回覚えてみると、
夏はどこへ行っても、目に入るのは
サルスベリ。


この花は、
世界中の国々で見られるそうですよ。

愛されてるのネ








こちらは夜のサルスベリ(白)。




夜は、東京も、だいぶ涼しくなって、
虫も鳴き始めました。






とはいえ、日中はまだ、
ご覧のとおりのすさまじい日射し…

取材に出かけた先で、
「もうダメか…」と思いました。


でも、見て〜!


ステキなカフェが…


おいしいランチが…


香り豊かな珈琲が〜



は〜(T▽T)




カフェ、すごい威力!!

元気倍増! 

救われたわ〜。


決めた! わたし、カフェと共に
生きてゆくわ。


JUGEMテーマ:東京散歩
 
積少偉大♪



あとほんのちょっと、
ねばってみる。


あとほんのちょっと、
数を重ねてみる。



そんな「あとほんのちょっと」の積み重ねで、
可能性は、確実にたまっていく。



たまった可能性は、
やがて自然とあふれ出すよ♪




JUGEMテーマ:創作活動

長い前置きと火星のはなし











先生方はこわかったけど、
今思うと、
ユーモアもあって、
授業も面白かったです。


Y先生やT先生、お元気かな〜。
もうかなりのお年と
推察されます。



とにかく、
Y先生のドキドキ
ハラハラの授業は、
五感に刻み込まれ、
大人になっても
影響をおよぼし、
いまやすっかり
ファンになってしまった
私がいるわけです。



今日は、その
「コズミックフロント」の
特集から「へえ〜っ!!」
と思った話を
いくつか皆様にもお伝え
いたしましょう。


 


ご存知、惑星天体図。

いま、
「火星」への移住計画
全地球規模で進行中です。


 んっ!? 
 それは映画のなかだけの
 話でしょ?



…と思われた方が
いるかもしれません。
でも、本当なんです。


わりと最近
「アルマゲドン」という、
ブルース・ウイルス主演
の映画が
公開されていましたね。


セリフや展開が
強引すぎて、わざとらしく、
さしものブルース・ウイルス
好きの私も、
どっ白けてしまった作品でしたが、
その中で描かれていた、
「星のかけらが、
 地球に衝突して、
 一瞬で地球が滅亡する」
という部分は、
科学的には実際、
かなり差し迫った問題なのだ
そうです。



そこでガゼン、
注目を浴び出したのが、
惑星間、移住計画。



なかでも、有望なのは火星です。

火星は、もともと
地球生命体が、
地球に来る前には火星に
存在していたという
可能性を示唆されるほど、
生命の可能性をはらんだ星で、

位置的には、地球の次に、
太陽から遠い惑星です。



この図で見ると…
ああ、なんと火星は
近いのでしょう!!


すぐに行けそう♪



ところが、実際には、
地球から火星に行くのには、
まる一年も
かかってしまうんですって。

つまり、人が火星に行って、
地球に帰ってくる(往復する)
までには、
つごう2年…


は〜っ
通勤、通学には、ちょっと
不便だわね〜



でも…

 2年かかったって
 行ければいいじゃん。
 自分だったら、行くなー!


そう、目をキラキラさせて言う、
未来の飛行士
いるかもしれませんね。


「国際宇宙ステーション」が
ニュースにもひんぱんに
登場するようになり
宇宙飛行士の皆さんと、
会話ができたり、
メールや画像もカンタンに
送れたりするようになって、
いまや宇宙も
身近に感じられるように
なりました。


宇宙飛行士は、交代で、
どんどん宇宙空間に飛び出し、
さまざまな実験結果や映像を、
私たちに届けてくれますし、


先日は、
無人探査機によって
送られてきた
見事なカラーのパノラマ画像で、
火星のようすを、
全世界の人が目にしました。



けれど…


地球の周りを巡っている
国際宇宙ステーション
との往復とは違って、
人類が実際に
火星まで行って
帰ってくるとなると、
事態はそう甘くはありません。



たとえば、
水も食料も医療品も、
一回地球を
出発しちゃったら最後、
途中で
「足りなくなったから」
と言って
追加補給に戻ってくることは
できません。


また、
隕石がぶつかったりして
宇宙船のどこかが
突然こわれたり、

誰かが急に倒れて、
見たこともない症状を
発症したりしても、
「大変だ! 
 すぐ地球に引き返して
 病院へ…」
なんてこともできません。


つまり、一回出発したら、
何が起ころうと、
出発しっぱなしの旅…


あとは、誰も経験したことの
ない宇宙を、
2年間、ひたすら
進み続けなければならないのです。


地球では、1年なんて
あっと言う間だけど、
未知の宇宙での2年は、永遠にも
等しい。



仮にもし、
すべてがうまくいって、
地球の近くまで
帰ってこられたとしても…


未知の病原菌を
持ち込んでいないかなどを、
調べるために、なかなか地球には
戻してくれないそうです。




  ひゃ〜〜〜…





しかも、宇宙船は、
ものすご〜く狭い空間です。


水が貴重なので
シャワーは浴びれないし、


飲み水も、
2年分の普通の量は
とても積めないので、
尿の再利用などをして、
作り出すしかないそうです。


絶え間ない騒音で、
睡眠はとりにくく、


自分の空間は、
電話ボックスたった一個分。






何よりこわいのは、
精神的な圧迫だそうです。


まずは退屈…

「国際宇宙ステーション」
にいるときと違って、
エネルギーをたくさん
使うような実験や
船外活動はできず、

火星につくまでは
できるだけ省エネにつとめて
自動操縦で移動するだけなので、
退屈きまわりないんだそうです。



次に孤独…

地球の姿が見えなくなるにつれて
「孤独感」はどんどん
高まっていくのだとか。


確かに、果てしない宇宙空間で、

それでなくとも宇宙放射線の
強い照射を浴び、
脳や体細胞の破壊が
いつおこるかもしれない中で、

「ああ、なんで母なる地球を
 離れてしまったんだろう…
 人間がこんなことをして
 いいはずがない」

と自分を責め出すその気持ち、
容易に想像できますよね。




そして、人間関係…

どんなに優秀な人を
集めたところで、
狭い狭い、密閉された空間に、
2年間、
息を詰めるようにして
寄せ集まって暮らさなければ
ならないとしたら…!?



じつは、
個人的にツボだったのが
この、人間関係の項目でした。


たとえば、
今もロシアやアメリカでは、
来たるべき火星探査の
研究のために
「密閉された空間で、
 長期間、何人もの人が
 一緒に暮らすとどうなるか」
という実験が繰り返されている
そうです。


すると、
普通の人間関係に発生する
摩擦や好き嫌いに加えて、


どうしても、
男女関係をどうするか、
男女比率をどうするか、
という問題も避けて通れなく
なるんですって。


実際、ロシアの実験では、
船長から女性乗組員への
セクハラが問題となったそう。


…うーん、そうよね。



人間が正気を
保っていられるのは、
たとえ普段はどんなに
狭い空間に、
誰かと一緒にいたとしても、
たまには外へ出たり、
自然に触れたりして
自分のパーソナルスペースを
リフレッシュできる機会が
あるからですもんね。


それが、緑もない、
外へも行けない、
生きものもいない、

それどころか、
空気も水もない、
狭い狭い極小空間で、

ずーっと、お風呂に入らず、
特にやることもなく、
精神的不安や
ストレスを抱えながら、
何人もの人たちと2年間、
密閉された空間で
暮らさなきゃいけないなんて…


 あ〜考えただけで息苦しい


ましてやそこに、
男女の関係や問題なんてもんを
持ち出した日には…   

 はあ〜 ぐったりです…



いかがでしょう?
火星への探査が並大抵のことでは、
乗り切れそうにないのが
おわかりいただけましたか?



それでも人類は、2030年の
火星有人探査をめざし、
今日も前進を続けています。




水やエネルギーを高効率で
再利用する方法や、


人間の孤独や退屈、
ストレスを減じる
「知的探求ゲーム」の開発、

軽くて壊れにくくて、
熱にも寒さにも、
放射線にも強い素材の開発…


そして、
宇宙空間に「重力」
を作り出す
宇宙船の開発…


無限の探求が
そこにはあって、
今日も地球上の誰かが一心に、
その方法の
開発に没頭しています。


すべては未知との遭遇…

ええ、きっとやるのでしょう、
人類は


携帯電話、i-pod、
i-padだって
一昔前は考えられない
ものだったし、

ジャンボジェット機だって、
昔は無かったんだから、

きっと、今回も、
人類はやるのです。


研究したことはすべて、
地球で暮らす私たちや
他の生きものにとっても、
有益な財産となりそう。


だから、今、
全人類の知恵を結集して、
火星への有人探査を
極めてみる価値は、
確かにあるかもしれません。


その日のために、自分は一体、
何ができるんだろう?


皆さんは何をしますか?


私はやっぱり、
宇宙船の窓から地球が
見えなくなっても、
人間の可能性やあたたかさを
思い出して、元気になって
もらえるような
「絵と文」の本を作りたいです


がんばろっとo(^^)o





Y先生、
ありがとうございます。

さくらは今日も、
宇宙の夢を見ております♪



JUGEMテーマ:NHK


幸せは内側からやってくる♪











今年の前半戦がやっと終わって
短い夏休みをもらったような気分


普通は
一年の前半戦といえば六月の終わりまでだから、
一ヶ月半遅れの折り返し地点(個人的実感)
です。


私は好きなことを仕事にしているので、
休みなしでも、基本的には
えんえんと突っ走れます。


休みの日は多少ペースダウンするけど、
「今日はお休み! 好きなことしていいよ」
と自分に言い聞かせても、結局、
他にしたいことも思いつかないので、
仕事をしてしまうことが多いです。
好きだから良いんだけどネ。


ただ、それだと時々、
いつも何かに追われているような気持ちで
生きているような気がしてくるのもジジツ。


まあ、大人というのは誰だって少なからず、
そういう所があるかもしれませんけど。




でも、先日、ふと思い出したのです。

あ! そういえば人生で、
その「追われるような気持ち」が
全く無かった期間があったぞ、と…。


その期間とは、
入院していた期間なのでした。(→そのときのようす


早いもので、あれから
そろそろ2年になります。


そのときはそのときで
「早く治らなきゃ」という焦りやら
「本当に良くなるのかな?」
といった不安やら、別の焦りが
大きく心を占めていたのですが、
時間に追われるという感覚は無かったし、
カラダのことを考えると、むしろその考えは
捨てざるを得なかった。


心と身体が、ぴたっと時に寄り添って、
秒針がチッ チッ チッ チッ…と刻む音が
ゆっくりに聞こえるくらい、一秒一秒を
生きていました。


時間と心の歩みが一緒のときは、
時って止まっている。

どこにも流れなくなり、
「今ここ」だけが見えてくる。



そんな濃密な時の中で、
窓の外に見える山を、
毎日、せっせと絵ハガキに書いては、
友人に送っていたっけ。


あれは、ものすごく、
静かで優しいひとときだったな…













そして久しぶりに、
皇居の外周を歩いてもうひとつ
思い出したことには、

「そうそう、

 退院してからも、体力が回復するまでには
 さらに一ヶ月かかって、
 この皇居の周りを、休み休み歩くことで、
 だんだんと体力をつけていったんだったな…」

と。


私は、

救急車で運ばれている間も、

入院して熱に浮かされて
うんうん唸っている時も、


自分の「心」というか「魂」のようなものが
すごく元気でいるのが
ハッキリとわかっていたので、
「自分は死にそうだ」とかはこれっぽっちも
思わなかったのですが、


それでも退院して、
少しずつ皇居を歩きながら
歩ける距離が伸びていったとき、
初めて
「ああ、私生きているな」
って思ってすごく感動したのを覚えています。


そりゃあ当時は、
まだ身体は弱っちくって、
寝返りを打つのにも、
ベッドから起き上がるのにも
ものすごく苦労していて。

そんなんじゃ仕事だっておぼつかないし、
家事だって満足にできやしない、
「何にもできない、
 ただ生きているだけの人」だった。

でも、自分は今、確かに生きている、と。

生きて、
青い空や白い雲や緑の樹々を見て、
風を感じている。
鳥のさえずりを聞いている。

そのことを内側から実感できたとき、
すごくすごく、嬉しかったのです。





あの「ただ、生きている」っていう実感、
あんなに鮮やかな感覚だったのに、
最近、すっかり忘れてしまっていたよ…



思えば、何かに追われたり、
焦ったりしているとき、


その感覚って外側からやってくる。



実際に外から何やら、
異形のものがやってきて、
空気をぎゅうって押してくるわけでもないのに、
まさにそんな感覚で、
ぎゅうっと縮まって
息苦しくなって、自分を責めたりしている。

そういうときは、たぶん、
血管も心臓も、本当に
ぎゅっと押されて
固くなって縮こまっているんでしょうね。


でも、
これからもし、そんなときがあったら…


そのときは、外側に感じている意識を
くるっと転換して、内側から
「ただ自分が生きていることを
 感じてみる」
といいかもしれません。


そう、内側から生きていることを
思い出すのは、
どこでも使える、瞬間的「幸せのワザ」


外からのプレッシャーが外れて、
心身が、世界に向かって自由にリリースされる
解放感が味わえます。




たとえば、今だったら


「ああ、息をしているな。

 ああ、車の音が遠くのほうに聞こえるな。

 ああ、パソコンの画面の蒼い部分が
 光っているな…
 
 キレイな青だなあ。

 私、ちゃんと見えているんだ」

とかネ。


そうやって意識を外から
内に転じて、
ひとつひとつ、自分の身体が生きている実感を
たどっていくと、

焦りとか、外から追われている感覚が
すーっと消えて、

かわりに、幸せな気持ちが
ひたひたと満ちてきます。


すべては内と外の
心の置きどころのモンダイ。


人間ってふしぎですね。



ああ、キレイだなって思える自分は
まさに今を、生きているのです。

幸せって、ほんと、
すぐそこにあるんだネ。




究極の美



何をやっているのかと言いますと、
オリンピックで見た「新体操」があまりにも
不思議だったので、自分の身体で確かめて
いるのですね。


「新体操」は、
オリンピックの後半の
最後のほうに登場した種目。


日本ではあまり注目されず、
Live中継は途中で分断され、
ビデオ中継も短く編集されていたけど、
私はとにかく
「ポカーン!」という感じで圧倒されて、
画面に釘付けになってしまいました。




内村航平くんが跳馬で、
空中に高く舞い上がり、
くるくるくると身体をひねって降りてきて、
最後ピターっ
着地を決めた瞬間を思い出してみてください。


微塵も揺らがず、
最初から足がそこにあったかのように
動かない。
そして美しく揃っている。



そこには、もう、見ているだけで
「究極の気持ちよさ」があるわけです。


ハマったーーーー!!!
という、スッキリピッタリ感
気持ちいい波動の余韻…


それはきっと
人類が到達した「究極の美」が
表現された証なのです。


同じことを、新体操の
カナエワ選手の演技でも思いました。


だって〜

首の横に、太ももがあるんですよ!

私のこれを見てください。




一体、どうしたら、
首まで太ももが行くんだろう…


顔のすぐ横に太ももとひざがあるのって
変じゃない!?



カナエワ選手の演技を見るたび
「美しい」だけじゃなくて、
「ふしぎだなあ…」と思い、
ノートに身体の仕組みを
スケッチしようとしましたが、
見慣れた人体の動きとかけ離れているため、
どうしてもうまく描けませんでした。


(だいたいこんな感じ?)


何度見ても、上のつま先の方向、足の方向が
逆のような気がしてしまう…


でも、180度以上の開脚だから、
合っているんだよね。


床から跳躍して、この開脚を作って
その最中に、クラブやらリボンやら放り投げたり
廻したりしているわけだから、
ちょっと、シャレにならない難易度です。


だけど、ふんわりと優雅に、
楽しげにやるのよね〜、それを…
とても美しく。


人間ってどこまでも伸びていくんだ…




でも、オリンピックが終わって、
いつもの静かな日常が戻ってきて、
ちょっとホッとしています。


オリンピックは、
予想もしなかった感動やドキドキや
涙や笑顔や勇気を与えてくれる。


だけど、
応援のためにテレビをつけていると、
「自分で考える力」も
どんどん失っていくような感覚が
同時にあって。


お腹で自分とつながっている感覚が
希薄になって、ずっと
アタマが混乱している感じだったなあ。


なんででしょうネ…?

こんなに熱い気持ちで応援したり、
感動してもらい泣きしたりしているのにネ。


やっぱり、感動って
ただもらうものじゃないのかも。


究極の美は、ひとりひとりの心の中に
眠っていて、
それをひとりひとりが自分で
掘っていかなきゃいけないのかも。


そして、
自分のお腹の小さなささやき声を聞いて、
しっかりつながっているためには、
テレビは無いほうがいいんだなあという
実感が今、しみじみあります。


やっぱりお祭りは
「2年に一回の2週間」(冬季もあるので)
がちょうどいいのネ。


ありがとう、ロンドンオリンピック!!

さようなら、ロンドンオリンピック!!


そして日本は、明日は終戦記念日

折り目を正して、迎えましょう。





夏のお茶室
8月のお稽古は一回。
小間から、ふすまを開けて、思わず「あっ」と
声が出ました。

鉄風炉.jpg

すゞやか〜!


すずしげ.jpg
(水屋から、お茶室を見たところ)


三味線に、ひょうたん、
料亭風の、小粋な簾戸(すど)。


写真には写ってませんが、
下のほうは格子で、さらに吹き抜けていて
趣があります。


そうそう! 夏はこうだったわ〜。


先生のお宅は純日本家屋。
夏はこんな風に、ふすまの替わりに
すだれや、簾戸で、
目にも涼しいお茶室に変身するのです。




 「家の作りやうは 夏をむねとすべし。
  冬はいかなる処にも住まる。

  暑きころ わろき住まひは堪え難き事なり。

  深き水は 涼しげ無し。
  浅くて流れたる はるかに涼し。

  遣り戸は 蔀(しとみ)の間より明し。
  天井の高きは 冬寒く 燈暗し。

  造作は用無きところを作りたる。

  見るも面白く 万の用に立ちてよしととぞ
  人の定め合い侍りし」

         ー吉田兼好「徒然草」




素晴らしい解放感だったので
「写真を撮らせていただいてもいいですか?」
とお尋ねしたら、先生が
「せっかくだからここも開けようか」
と、障子の上の欄間障子も
開けてくださいました。


障子2.jpg
(ひとつだけ外したところ)




欄間障子.jpg
(二つとも外したところ)



障子.jpg
(こちらが普段の、外す前のようす。光が内向きになる。
 先生の手の影が左に…(^^)


「はぁ〜! ここもあくんですねー!」と私。
(ホントは何かもっと気の利いたことを
 言えればいいんだけども☆)


「そうでしょう?
 本来はこの庭側の障子も、
 全部、簾戸に入れ替えてしまうんです」


「夏は徹底して涼やかさを演出して、
 おもてなしする…
 ということでしょうか?」


「そういうこと(ニコニコ)」




土間.jpg

土間からお庭を望む。




午後の光がキラキラ。

お庭1.jpg




お庭3.jpg

夏だけどお庭の苔はしっとり、
石は水をたたえて「涼感」をかもしだしています。


先生が、毎朝2時間以上かけて
お手入れしておられるお庭です。



お軸は「清流無間断」(清流間断なし)

お花の替わりに、今日は「夫婦岩」の盆石
飾られていました。


は〜、まさに「涼」!


何でしょう…、この爽やかさ、
吹き抜け感。

世界がガラッと変わって見える。


ここまでグッと踏み込んでおもてなしが
出来たら…

 その場を共有する人の心にも、生き方にも、
 何か大きな
 深まりが生まれてくる気がします。


日本の国のおもてなしは
深いです。



JUGEMテーマ:茶道

ぷくぷくちゃん♪



もちろん、
三宅島に遠征したわけではなく、
キクちゃん一家が
福岡に三人で里帰りした帰りに、
羽田空港から
竹芝桟橋に移動する途中で、都内に
寄ってくれたのですね。

竹芝桟橋←知ってます?)


初めて会った永愛(えま)ちゃんは、
可愛くて、可愛くて、終始ニッコニコ
楽天家のキクちゃんにそっくりだわ〜。
小さいのにしっかりしていて、聡明な感じは
ママの弥生ちゃんにそっくり

私も久しぶりに
お腹の底から純度100%のニッコニコになって
帰路につきました♪


さて…


私の骨張った手が、
こんなにぷんぷくりんの
可愛い手になったのは初めて

可愛いえまちゃんに会わせてもらったおかげで、
私の手にも「赤ちゃん天使」が舞い降りたのかしら…



ナンテ、無論そんなことはなく
実は、中ジョッキのビール
が原因だったのですね。


最近、「熱中症対策」で
「のどが乾く前に水分を取りましょう」と
ニュースでも天気予報のたびに言われますし、
そうでなくとも、オリンピック観戦で
応援しながらつい炭酸水(味のついていないの)など
飲んでしまって


そのうえ、あまりの暑さに、
ウォーキングの距離も短くなり、
体に相当、水分がたまっていたと思われます。


そこに普段飲まないビールを、
ジョッキで飲んじゃったもんだから、
テキメンに水太り(むくみ)だったみたい。
手にまで症状が出るくらいだから、
おそらく顔や脚にも…!?


むくみは「水毒」と言って、身体の機能低下を
表し、身体は疲れやすくなるそう。


ということで
その晩からさっそく、水を控えてみたら
すごいですヨ!
あっと言う間に体重が一キロも減。


不思議なことに、水控えめのときのほうが
喉も乾かないのですね。


そして、手は
翌朝には、たちまち縮んで元通りになり、
筋張って日灼けした、いかにも年齢ジャストな手に…ああ〜。
(ほっとしたような、哀しいような〜(T▽T)


何事も「取り過ぎ」は禁物ですね。
あと、デスクワーカーは
運動がやっぱり大事だなって
思いました。


熱中症ばかり気にするよりも、
自分の暮らしに合わせてコツをつかんで、元気に
猛暑を乗り切りましょ〜



JUGEMテーマ:健康 

美しくも残酷な☆
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(上空から眺めるザ・マル)

ロンドン五輪のマラソンコースは、中継で、
「美しくも残酷なコース」と表現されていましたね。

特に女子マラソンの最初のうちは、
ザンザン降りの雨で
まさに水たまりを「ジャブジャブ」
走っている感じでしたっけ。


DSCN9852_6472.JPG

ランナーにとっては、すべるし狭いし、
アップダウンやカーブはきついしで、
大変なコースだったと思いますが、
いや、ほんと、見ている側にとっては
うっとりするような美しさ

昔行ったときは、こんなに美しい街だとは
思わなかったなあ…(と言っても20年以上も
前の話☆)


そうそう、そういえば、
キレイでしたね。

さすがロンドン〜!!



DSCN9853_6473.JPG




DSCN9854_6474.JPG
  ↑
トラファルガー広場
「トラファルガーの海戦を記念して造られた
 『○○○○』をする人が多いことでも有名」



さて、『○○○○』とは何でしょうか!?


ちなみに、日本だったら…『○○○○』を
する人がいちばん多いのは、
銀座の数寄屋橋交差点かな〜。



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(ネルソンズコラム…トラファルガーの海戦で勝利した
 ネルソン提督の像が立っている)







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「レデンホールマーケット」

…ディズニーランドの入口みたい!?
ハリーポッターのロケ地だったそう。





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「ビッグベン
 ウエスト民スター宮殿(国会議事堂)にある時計台
 正式名称は『エリザベスタワー』高さ96.3m」






DSCN9858_6478.JPG


奥に見えるのは、バッキンガム宮殿。
そこからまっすぐ続く道で、ザ・マルと
呼ばれている道。
もう一周廻って戻ってくると、
ここがゴール地点になります。

(つづりはいわゆる「モール」と同じで、
 日本やアメリカではショッピングセンターを
 指しますが、イギリスではマルと読んで
 「遊歩道」という意味になるそう)



三周目↓

DSCN9859_6479.JPG

中盤あたりから、エチオピアとケニアの選手だけが
ダントツで飛び出してましたね。速い〜!!

たとえ街中でも、
アフリカの大草原で培われてきたDNAは
やっぱり最強なんだわ!



DSCN9860_6480.JPG


緑のアーチと、応援の人。
確かに残酷なコースだけど、沿道の応援が
3周回もらえるのは、とても励みになるはずだと
有森裕子さんが解説でおっしゃっていました。



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「チャリング・クロス駅とテムズ川」




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トップ独走! 美しい漆黒の躍動♡




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ここは、普通に歩いていてもすべりそう…。

でも、ステキだよね〜(*^^*)



DSCN9868_6467.JPG
(もう一度ビッグベン)


…というわけで
日本人チームのメダルが相継ぐ中、
寝不足ながらも元気をいただく毎日です。

お祭り騒ぎも、あと数日。
思いっきり応援しよ!


ちなみに○○○○に入るのは
「政治演説」でした☆



一緒に過ごそう♪
みなさん、こんばんは
やりましたね〜、金メダル♪

いろんなことがあって、ハラハラしたけど
内村選手の金メダルのおかげで、
団体の銀も、「やっぱりあれは実力だった!」
とあらためて世界に証明できた気がする!





ただひとつ…




生というのは、リアルタイムで…
ということです。


実は、あの、採点見直しで「銀」となった
団体戦予選のほうは、


結局サチボンともども、最初っから最後まで
しっかり「生」応援してしまいまして えへへ


最後の最後、鞍馬で、内村くんの倒立が
よろけたときは、本当にハラハラしたよ…



そして、4位の報せにガックリとなったあと、
もうテレビを消そうか…というところで、
まさかの「急展開」が!



  なんと、コーチが抗議して、
  採点し直しになっている
  と言うではないですか!!


そこからの何分間…


いやー、長かった。


夜中の三時に、家の灯りを煌々と点けて
テレビを見つめてしまいました。


航平くんはモチロンの事、
田中のお兄ちゃんも、
骨折した山室選手も、
宙ぶらりんで、何とも言えない
複雑な気持ちだったことでしょう。


金メダルだった中国も
喜びに水をさされ、
銀と言われたイギリスも、
銅と言われたウクライナも、
「ええー、
 まさか、そりゃあないよね??」的
みごとに宙ぶらりんだったことでしょう。


 …長かった! 
 ほんと〜に長かった!!


でも、見事、ニッポンが「銀メダル」に!!


よかった〜(T▽T)


翌日の私は、日中眠くてきつかったけど、
おかげで、その夜は急転直下でストン!と眠れて、
なかなか達成感がありました。
(普段はあまりストン!とは眠れないので)


なので個人戦も、
そんな感じでいきたかったのですけど、
そうはできない事情もあり…


だから、朝のニュースで
内村くんが笑っているのを見たときは、
本当に嬉しくて、やったあ!!と思いました。


同時に、
「翌朝になって笑顔だけ見れればいい
と思っていたのに、

それだけではどうしてもおさまらない何か
があることにも気づき、



うん、やっぱり「時間」、


「時間」なんだなあ。



他の選手の演技も見たりして、
なかなか、応援選手の順番が回ってこないとしても、
いろんなムダと思われることや、
紆余曲折、遠回りを経て、
一緒にハラハラして過ごす時間が長いほうが、
共感がぐっと深まるんだよね、人間って。


そのあたり、
夫婦関係、友達関係にも同じような
ことが言えるし、


映画や小説や、芸術もそうだし、


実は仕事もそうなのよネ。


…よし、次に生かそっとo(^^)o






さて、そろそろ「なでしこ」の登場かナ!?


週末もオリンピック萌え
明日は競泳メドレーリレー、
北島康介くん、ファイトォッ!!
個人的には、マラソンも楽しみです。