こんにちは。絵と文のイラストレーター、「さくらみ(さくらみゆき)」です。
こちらでは、イラスト制作風景や、日常の中のやさしい時間、
心躍るひとときを、イラストでお伝えしていきます。
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あなたの好きな銅像は…?


皇居の周りには、
銅像が三つ立っています。


なかでも、
「幕末ミステリー」のひとつとしても、
有名なのがこちら。
     ↓



「銅像萌え」ではないけれど、
この像は、どの角度から見ても、
めちゃくちゃ格好いいです。


ピーン!と張った馬の手綱、
風にたなびく甲冑の紐、馬の尻尾…

馬の筋肉も細かく刻まれていて、
躍動感に満ち満ちています。


何よりこの、武具甲冑姿の
スタイリッシュなことよ!


あと、お顔が、
兜の影でビミョーに見えないところも
いい。


見上げる方としては、
どうしても歩兵の視線に
なりますので、
「ちょー恐い!!
 こんな人を相手に戦ったら、
 絶対に損!」
と思えてきます。



ところで、
今日は、上記の絵をパソコンに
取り込むとき、
最初に間違えてモノクロで
取り込んでしまったのですが、
意外に良かったので、
そちらもアップしときましょ。







ね? どうかな?
モノクロだと、
パステルの優しさが消えて、
強さが強調できるみたい。




二重橋も…


いいね〜、ぐっと渋い。
このタッチなら
小説の挿絵に使える!?


よし♪よし♪

失敗は発明の親ですネ!?


波1.jpg




波2.jpg

お堀では、
水鳥が一斉に同じ方向に向かい、
かわいい三角の波が
たくさんできていました♡


空がこれだけ青いのも、
冬ならではネ。


JUGEMテーマ:東京散歩



東京写真ダイアリー1
外堀の夕陽2.jpg
『ノルウェイの森』で
直子と「僕」が歩いた道








ある日の半蔵壕
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桜田壕
夕陽さざんかお堀.jpg





二重橋と伏見櫓
二重橋1.jpg




大手門手前(桔梗壕と桜田二重櫓)
大手門.jpg






おくりもの.jpg
ステキないただきもの♪







郵便屋さん.jpg






いつもの木.jpg






つわぶき
ツワブキs.jpg




美味しすぎるパスタ
パスタ.jpg




大雪の一週間後の皇居





























ベストポジションに!






この日は、二重橋の上まで
登ってみました
二十橋の上.jpg








二重橋の上.jpg
手すりの装飾は
葉あざみの文様だそう






皇居前広場
皇居の雪1.jpg








皇居の雪2.jpg
溶け残った雪、カチカチだった






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六本木21_21DESIGN SITE「田中一光展」
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サントリー美術館
「森と湖の国フィンランド・デザイン展」
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青の使い方が
とても印象的だった凧たち
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黄色い点にご注目!
ぬけがら1.jpg








ぬけがら2.jpg

冬なのに、
脱いじゃって大丈夫かな…





JUGEMテーマ:東京散歩
東京写真ダイアリー2
不思議な色.jpg





セキレイ.jpg
走るセキレイ






私が寝っ転がったあと
枯れた芝生.jpg







夕暮れの北の丸公園.jpg




森2.jpg




焼き肉の会で、
食い意地が勝って
焼き肉を撮影する余裕がなく、
最後に出て来た
「じゃがいも鍋」を撮ル
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皇居東御苑では「梅」が
咲き始めていました
皇居の梅1.jpg






皇居の梅2.jpg







冬の花1.jpg








珍しくお肉つづき♪
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珈琲とチョコブラウニーは、
ホントに美味しかった!



…ということで、
ここ一ヶ月くらいの間に
撮ったモノを、
できるだけ時系列で、
載っけてみました。

あんまり長くなっちゃったので
2つに分けました。
皆さん、
スクロールの手が疲れません
でしたか?

写真はほとんど、
ウォーキングのときに
撮っています。


大体、同じコースを歩くので、
同じ風景が多くなりますが、
不思議なほど、
違う表情の写真が撮れます。


夕暮れの時刻に出ることが
多いので
「ああ、いい光が射してるなあ…」
と思う写真が、
すぐにたまってしまいます。


美しい星に住んでるのよね、ほんと。


JUGEMテーマ:東京散歩
私は、人のかけらでできている

以前、このブログで
コチラの本をご紹介したとき
  ↓


「人は、実は幼い頃に、
『たまたま』周りにいた友人や大人の影響を
 多大に受けて大人になっているということが、
 しみじみとわかってビックリした!

 人は、人のカケラが集まって
 できているんだ…」

というようなことを述べましたが、



その気づきは、今も繰り返し、
私を幸せな気分にしてくれます。


たとえば、
友人が心をこめて、
思いやりの言葉を発して
くれたとき、


一所懸命、
勇気づけの言葉をくれたとき、


その人が、
自分の、
とても大事にしていることを
話してくれたとき、


そのかけらが、私の中にも、
シュ〜ッと入ってくる。


たとえば、
親戚のおばさんが、

私のために
カルシウム入りのふりかけや
しじみのおみそ汁や、
まぐろの煮物やら、
愛情いっぱいの小包みを
送ってくださったとき、


兄や、兄の家族が、
日常の風景に溶け込んだ、小さな
楽しみや、大変だったことなどを、
何とはなしに話してくれるとき、




たとえば、
飲み会に参加して、
ワイワイがやがやしている中で、


誰かが、
しみじみと美味しい顔をして
焼き肉を食べているのを
見たとき、


みんなが腰を落ち着けている中で、

遅れて来た人を迎えに
さっと立ち上がって、
寒風の中へ出ていこうとする人を
見たとき、


酔っぱらって、
妙にニコニコして、
少々おかしな感じになり始めた人達を
見たときも…


ウフフ


あったか〜いかけらは、
私の中にそっと、そっと、
降り積もる。







そういうとき、
私は、私であって、私ではない。


私は、人からもらった
あたたかいかけらで
できているんだなあと、実感する。


その幸せったら、
ないのです。





母が急死して、

ぽっかり空いたその穴は
埋めようがないって思ったけど、


私の心には、

あれからますます、

たくさんのあたたかいかけらが
降り積もるようになって、


人情がしみてしみて、


なんだか、すべてが
かけがえないです。



私も、人の心をあたためる、
小さなかけらになりたい。



それが生きるってことなんだって
ようやく、わかり始めました。





JUGEMテーマ:人生論

スタバの大冒険♪


お友達のかよちんに、大好きなスタバの
無料券をいただきました

その際に、楽しい特別指令がついてきて、
「たとえ失敗したとしても、
 普段飲んだことのないドリンクに
 挑戦せよ!」
とのことでしたので、
いつもは豆乳ラテばかりの私も、
しっかりチャレンジ致しましたっ(≧▽≦)ゞ


季節商品の


エスプレッソを1ショット足していただき、

さらに、ヘーゼルナッツシロップまで足して
いただき…


それだけではありません。


ご覧ください!このサイズを!!


ドーン!
BIGでしょ? 
(比較のためにi-Phone5を並べてみました)


どんなお味なのか…
ドキドキしながら、
いただいてみたところ、

「わ〜!! 
 これ、ホントにおいしい!!」


とってもとっても美味しくて、途中で、
私のオーダーを楽しそうに聞いてくださった
店員さんに、
「す〜ごく美味しいデス!」
と報告に行ったほど


店員さんも「そうですか!?」と
嬉しそう!

二人で思いっきり
笑顔になっちゃいました。


とはいえ、
特大サイズを
全部飲み干すことは
やはりできず…


残った分はお持ち帰りして、
冷蔵庫で冷やして、翌朝また、
ちょっとだけいただきました。

すごいなあと思ったのは、
コレ、
冷たくても、変わらず
美味しいんですヨ。


ありがとうございます!
かよちん

スタバの大冒険、
満喫できましたっ(≧▽≦)ノ




ちなみにその二日後…




アハ…お恥ずかしい。
やっぱり、良い年して、
特大サイズは冒険しすぎだったかナ〜

でも、楽しかった♪




雪の茶室の向こう側…
雪22.jpg

東京に大雪が降った翌日、
お茶のお稽古に行ってきました。

バスはなかなかやって来ず、
道はぬかるみとツルツル滑りで
大変でしたが、

雪の翌日にしか拝見できないお庭に
お目もじすることができました♪





雪19.jpg





雪20.jpg






雪18.jpg





雪解け水は
流れを作り、

雪23.jpg


日溜まりでぬくぬくと
ひなたぼっこしているのは…



雪26.jpg


ずらりと並んだ黄金の大判小判たち…

じゃなくって、
初釜で大活躍した、
お草履たちです。



雪17.jpg


乾いたら、
泥やほこりを取って、

もう一度湿らせて
また丁寧に拭いて…


雪25.jpg

それでもすぐに、
すり切れてしまうん
だそうですよ。


今回も撮る前に、先生と奥様に
撮影の許可をいただいたのですが、

草履の並んだ姿が愛らしくて
かがみこんで写真を撮っていたら、
「あらあら、さくらちゃんたら
 おかしな物撮るわね!」
と笑われてしまいました。

だって…
なんだか、いいでしょ?
お草履の日向ぼっこ



雪26.jpg




ところで、この日は
一月の、第一回目のお稽古
でしたので、

まだ初釜の名残が、
玄関や小間にも残っていました。

雪3.jpg
こちらは小間にあったお屏風絵。
ぐーっと引き込まれますね〜。



玄関には…

雪10.jpg




同じ方向に
丁寧に敷き詰められた松葉が…






雪16.jpg
千代のみどりが、
美しい。



ちなみに天井は…

雪14.jpg



雪13.jpg


これまた
ステキな造りになっています。

こちらのお宅は、お茶の先生が、
自ら設計されて造られたお宅なのですが、
なんと、当時、
先生はまだ30代だったそうです。

30代で、この感性って…

やはりわが先生は、常人ではございません!!



雪4.jpg

玄関を出て、待合いへ。






このハート型の石には、
吉田晋彩教室の門人ならずとも、
目にした方は皆、
少なくとも一度はキュンと
しているに違いありません!




雪5.jpg








雪7.jpg





雪8.jpg
こちらは京間のお茶室の
石灯籠です。

午後になって、
雪もだいぶ溶けてきました。


いつもの路地の垣根から
雪6.jpg


土手を見やれば、
雪の土手.jpg

こちらはまだ、雪も溶けきらず♪




雪2.jpg

木戸のしめ飾りは、
ツル(下)とカメ(上)…だったかな?



そして、いつもの道には
ひとすじの墨文字が…


雪1.jpg

こちらは、若先生が、
シャベルで雪をかきわけ、かきわけ、
やっと作ってくださった道です。

…ということで、今回は
いつもとは逆バージョンで
お届けしましたので、

ここからもう一度、ゆっくりと上
スクロールしていただきますと、
お茶席に招かれたお客人の気持ちを
味わうことができる…かも

Let's try!


JUGEMテーマ:茶道

雪と、ラムネと、キアズマ珈琲と…
































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鬼子母神.jpg

日溜まりの鬼子母神さま




駄菓子屋さん.jpg

駄菓子の上川口屋のおばあちゃまも
お元気でした






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参道は人通りがちらほら






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そして…

キアズマ1.jpg

見えてきました
お目当ての




店名.jpg






オーダーしたのは、
もちろん、ビーフパストラミサンド




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ビーフパストラミ2.jpg

期待通りのおいしさ♪
あっという間に一切れ
食べちゃいました



ちなみに…







珈琲2.jpg



15.jpg




わざわざ足を伸ばしても
行きたいお店です


ここは置いてある本もいちいち
ステキなのですが、
今回は、先ほどの駄菓子屋さん
「上川口屋」のおばあちゃまの本
(写真集)があって引き込まれました。





上川口屋さんはなんと創業が1781年、
江戸中期。


今のおばあちゃまが
13代目なんですよ。
すごいですよね。



モチロン私も
小さなおみやげ買いました




値段はちょっとウロ覚え
パート1に引き続き、ラムネも
購入です。


だって、ラムネは、
絶対外せませんよネ!



JUGEMテーマ:東京散歩

 
「少し気になる窓」のその後は…?

いつもの公園の池も、
寒さで半分、氷がキーンと張っちょります。





「今年は、お野菜…
 特に葉もの野菜のお値段が軒並み高い!
 いつもより、50円〜100円は高ぁい!」
という話題が、お正月の親戚宅でも、
女同士で持ちきりでした。

葉っぱが寒さで
伸びないんだって。

今年はぎゅっと縮こまって力をためる
時期なのかナ。






拭く前の窓のようす↓




あ〜、こりゃお恥ずかしい。
気になるはずですよね。


でも、
拭けば拭くほど残ってしまう
白い汚れは、
この二つのキットのおかげで
「だいぶ」落ちました


…と言っても、
一度で落ちたわけではなく、
最初に「職人魂」をスプレーした
あとで、
買ったばかりのワイパーで拭き、


そのあとは雑巾で
「乾いては拭き」
「気付いては拭き」…を
二日にわたって繰り返し


なんとか満足のピカピカ具合に


気持ちいい〜♪


しかし、
普段からこまめに拭いてないと
やっぱりダメなんだわ〜、ホント。


今年は窓も鏡も、これで拭きまくるわっ



小さな花.jpg



冷たい風の中で、
花たちも咲いています

がんばれ〜♪


ヨコハマ♪フカヒレ♪の日
チャイナ人形1.jpg
「やー、いらはい、いらはい
 おいしいチュカ、いぱい、あるヨ」



チャイナ人形2.jpg
「うひひひひ… この客、喰ったら旨そうだな」

少し角度を変えただけで、
表情が変わる、この人形…


チャイナ人形3.jpg

ああ、持ち帰りたい!

妖しい異次元ワールドです。


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ここは横


先日、晴れの場にお招きを受け、
ちょっとオシャレして、
行ってまいりました。


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東西南北に広がる十の門は
くぐるたび、ワクワク♪



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あ〜、久しぶりだな〜!

このニオイ、このネオン、
この金赤な感じ。

どっちを見ても×


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そこいら中の角という角では、
焼きぐりを売りつける
おにーさんおねーさん達がいて、
みんな、なかなか強引です。

アジアの旅を思い出して、
懐かしくなりました

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あと、思いっきし増えていたのは
コチラ↓を売り物にするお店。



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「日本のお客さん、
 ウラナイ、好きねー」

そうなのです。
そこいら中に、千円クラスの
占いのお店が乱立しており、

映画「グレムリン」に出てきたような
妖しいおじいちゃん達が、
サラリーマンのお兄さんの手の平に
ぐわっと見入っていて、

その傍らを、
中華風のコックさんたちが
わらわら通りすぎていくという…

ああ、まさにここはチャイナタウン


せっかくなので、
全国の手相ファンの方たちのため、
先ほどの看板を
画像拡大しておきましょう。


目を皿のようにしてご覧あれ〜♪

手相.jpg


いかがでした(^0^)
皆さんの運勢、見えましたか?




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こちらは小龍包で
有名なお店「ワンフーチン」




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こちらは神様「横濱マ祖廟」
(「マ」は、女へんに馬)
航海安全の神様で、廟内には、
美しい聖母の像があるそうです。
   →ホームページ


P1060434_7158.JPG

じゅ〜っと湯気に包まれた肉まん、
蒸し上がる竹の匂い、
釣り下がる茶色のダック、
赤々きんきらしたおみやげ、
めくるめくネオンに
目を奪われているうち…

ああもう、どこを歩いているのやら、
だんだんわからなくなってきました



少し時間を巻き戻して、
夕方に撮っておいた風景も少し

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中華街の門.JPG


寒い日だったので、
人通りは少なめでしたが、
歩いているだけでなんだかワクワク
気分が上がってくる感じです。

チャイナパワーは健在!でした。




ちなみに、チャイナタウンを出て、
山下公園近くで見かけた
こちらの方は…

バーニーズNY.jpg

イギリスの人?



ショーウインドウの文字を
拡大すると…
拡大.jpg


あ〜っ、拡大しても、
読めそうで読めないですが…

気になります。

誰かしら? デザイナーさん?
社長さん?

こちらは、
ショーウインドウで撮ったもの。

最近、バーニーズのショーウインドウは、
どこも工夫されていて、
面白くて有名なんだそうです



最後に海の風景を♪

マリーンシャトルと海.jpg

ふ〜っ 潮風が冷たい…



山下公園と言えば、マリンシャトル。

マリンと言えば、加山雄三…

…じゃなくって、
マッチ世代の私にとっては、

はー、やっぱり懐かしい

久しぶりに来てみると、
山下公園も中華街も、やっぱりいいものですね〜。

海の匂いもクンクンできて、
大満足の夕べでした♪


JUGEMテーマ:東京散歩


田口ランディさん「サンカーラ」

 「ひとのすがたが、いちばん
 うつくしいのは……、
 ははは、そういうことがあるんですよ、
 このがさつな俺でも、ああ、にんげんは
 うつくしいなあと思うときが。

 それはね、海山でみたときです。
 自然のなかでひとはいちばんうつくしい。
 じつにゆたかなかおをしている。

 春に海でわかめや海そうや、ひじきを
 とったり、山でつわぶきをとったり、
 春、いのちがいちばんにぎわう季節にね、
 そのいのちの、にぎわいのなかにひとが
 いるときが、いやあ、ほんとうに
 うつくしいなあとおもう。

 この俺にしてそういうことをおもわせる自然は、
 ねえ、たいしたものだとおもいませんか。」

   (漁師で、水俣病患者の緒方正人さんが、
    放射線量の高い福島県飯館の森に、
    今も住み続ける小林麻理さんに
    語りかけた言葉の一部より
      「サンカーラ」137ページ)



人間は、自然と切り離しては
生きていかれないということは、
今どき、子どもだって知っていますが、


私は、東京に住み、
電気を使って、環境に残るゴミを
出しながら、
今もぬくぬくと便利に囲まれて
生活しています。


原発やそのほかの環境問題を、
政府やら国やら会社やら、
得体の知れない大きなもののせいに
したところで、

福島の友人たちの何の助けにもならず…

自分自身、当事者意識のないままに、
ただ何となく、日常に流され
日々は過ぎてしまう。


今すぐ止めても、半永久的に
手に負えない廃棄物を出し続ける原発。

汚染されているからと、
削り取られた土壌は、近所の公園で、
こんもり山になってシートをかぶり、
自然の循環から外されて、
これではますます浄化しようもなく…


じゃあ、どうするの?
と言われたところで
解決案など一向に思い浮かばず、

何を発端にして、
どう動いたらいいのか検討もつかず、


そんな答えの出ない問いかけに、
小さな明りがさすような本を、
田口ランディさんが、
綴ってくれました。


冒頭の引用に続けて、
緒方さんの語りには
核心となる深い言葉が続くので、
皆さん、ぜひ、読んでみてください。



『サンカーラ 
 この世の断片をたぐり寄せて』
 著:田口ランディ 新潮社

「今、自分が生きている時代には、
 こういう事実があって、
 こういう人が、こういう言葉を
 語っているんだ。

 ああ、私はこのことを
 知らずに終わらなくて良かった」

と、私はランディさんの本を読むと、
いつも思います。

この本も、ドキュメンタリーのような、
エッセイのような…で、
いつものランディさんタッチ。
水のように柔らかくて読みやすい。

人って、やっぱり誰かから、
押しつけのような言葉で
ものを言われたくない生きものです。

原発のこと、震災のこと、復興のこと、
それが正しそうな、
いかにももっともな意見であればあるほど、
どんなメディアであっても、
すうっと冷めていくものです。

でも、ランディさんの本は、
そうじゃないんですね。
読むと、言霊が、こだまのように
返ってくる。


そのこだまは、
人をいたずらにせき立てることはなく、

でも、
かけらとなって、
ずぅっと心にとどまって、

寄せては返し、寄せては返し、

あるときふと、思いがけないときに
よみがえってきて、
言葉をふりしぼる勇気や、
立ち止まって考える勇気を
与えてくれる。


ランディさんは、私にとって、
そういう言葉を自ら聞きに行き、
考え、綴り続ける、
数少ない作家さんです。


世の中にはたくさんの本が
あふれているけれど、
こだまが返ってくる本は
本当に少ない。


だから、こういう本を見つけたら、
大切にしたいし、ぜひご紹介したいです。



身近な生老病死、

震災、原発、復興、

広島、東海村、

水俣、アウシュビッツ、アレクセイの泉、

 そこにブッダの視点が加わると…

いや、そのブッダの目が、
実は自分の目だったとしたら?


サンカーラ…「諸行無常の行」


私は、結論のない「終章」が
とても良かった。
現在進行形で、私も考えたい。

皆様にも、
ぜひ、ご一読をおすすめします!




JUGEMテーマ:オススメの本