こんにちは。絵と文のイラストレーター、「さくらみ(さくらみゆき)」です。
こちらでは、イラスト制作風景や、日常の中のやさしい時間、
心躍るひとときを、イラストでお伝えしていきます。
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緑のための雨だから…
雨後の公園3.jpg
梅雨の時期は、
どうしてもウォーキング
出にくくなります


でも、この時期にサボると、
間髪入れずに
「照りすぎて、暑すぎて、
 まぶしすぎて…
という最も過酷な時期に突入し、


すると、そのまま夏中サボって
しまいたくなるので注意が必要

というわけで、
虎視眈々と、機会を
狙います♪


…で、狙えばちゃんと
あるんですよネ、
梅雨の晴れ間の夕方が!



久しぶりに
北の丸公園を歩いて
驚いたのは…



雨後の公園7.jpg
緑に力があること!


今までは
「緑と言えば5月」
のような気がしていたのですが、


という「恵み」
を受けたあとの
って、すごいんですね。


別人みたいに
イキイキしている!


「たっぷり食ったぞ〜」
みたいな感じで、
食べ盛り、伸び盛り!!


雨後の公園6.jpg




池では、
カイツブリの親子が、
浮き島に折り重なって
仲良くしていました♪



カイツブリ2.jpg

ちょっとわかりにくいですが、
お母さんの肩の上に、
オレンジ色の細いくちばしが
2つあるのがわかりますか?

あれがヒナで、
ペッタリお母さんにくっついて
ずーっと、甘えて鳴いています。

ヒヨヒヨヒヨヒヨ…


もう少し早い時間だと、
泳ぎの練習をしているのですが、
それがまたいかにも
「ヒナ」って感じで
下手でかわいい

全部で3匹いるみたい。

お父さんは泳ぎ回って、
浮き島にえさを運んで
くるようです。

フフフ(^^)
どこかでよく見る光景ですね♪




雨後の公園8.jpg

ふーっ。

蒸し暑いけど、
歩くとやっぱりスッキリして、
いろんな閃き
やってきます!


歩こう、歩こう、
私は元気〜(^0^)♪


JUGEMテーマ:自然風景
くらしのこよみ・七十二候
夏至web.jpg


今年は、6月21日が夏至
だったのですが、
その日、久しぶりに寝ないで、
朝まで仕事をしていた私は
外が明るいのに驚きました。






夏至ってすごい!と
実感しました。


今からはもう、
冬至に向かって
どんどん日中時間が減って
いくんですねぇ。
まだ夏前なのに、
なんだか不思議です。




ところで、
そんな夏至の、
前日までの5日間の時期を、
七十二候という和暦では…
梅の実7.jpg
「梅子黄(梅の実黄ばむ)」
の時期と言います。


これはちょうどその時期に
撮った写真なんですが、
梅ー茨城.jpg
黄ばんでいます!



梅の実5.jpg
確かに黄ばんでいます!






梅林坂.jpg
皇居東御苑には、
その名も
「梅林坂(ばいりんざか)」
という坂があるのですが、



こちらでも、もちろん…
梅の実1.jpg
黄ばんでいました!



梅の実2.jpg
たわわでした♪




梅の実3.jpg
落ちていました!
食べられそうでした♪



梅林坂2.jpg
は〜、実のなった梅林って、
ほんとに良い匂いが
するものですねぇ!


近所のスーパーでも、
この時期はたくさんの実と、
たくさんの瓶詰めが
売られていますね。


一年12ヶ月を、
72に分けた暦「七十二候」。


もとは古代中国の暦で、それを
日本の風土や風物詩に合わせて
直したものだそう。
 
今は明治9年に直したものが
使われているそうで、
日本の暮らしに密着した、
わかりやすい呼び名
が多く、この他にもいろいろ
面白いものがあります。


たとえば、



2菜虫化蝶web.jpg
(なむし、蝶となる)









(かわず、はじめて鳴く)










(みみず、いずる)


このほか、
植物系や天候系も
充実♪



7桃始笑web.jpg
(桃、はじめて咲く)

「笑う」だなんて、
可愛い表現♪




(霜やみて、苗いづる)






6雷乃発声web.jpg

(かみなり、すなわち声を発す)

「雷乃発」でも
良さそうなところを、
「発」になっているあたり、
ミョ〜にツボです。

5日ごとに切り替わります。



読んでいると、
勉強になるものもあって、
たとえば



(はるかぜ、氷を解く)









(虹、はじめてあらわる)




(麦のとき、いたる)

と、勉強になること
しきり。


なんか、ずっと前から知ってた
かのように語ってますが(≧▽≦)
私がこれらのことを知ったのは、
このソフトをスマフォやiPadに
ダウンロードしてからです。



七十二候の切り替え時に、
つまり5日ごとに、
新しい候の説明が、
自動でアップされ、


美しい大きな絵によって、
七十二候はもちろん、その他の
いろいろな旬の素材も
わかりやすく教えてくれるソフト。

無料です!


旬の魚のこともわかるので、
お料理にもおすすめ♪



まー、ときどき、


カイコ系ミミズ系の苦手な
私はドキッとさせられますが


でも、ステキな絵であることは
確かなんですよ、ほんと。


次回は、明日26日から
7月1日までで、候の名前は
「菖蒲華」。

ただしこれは、
「しょうぶ」ではなく
「あやめ」と読むそうで、
「あやめ、はな咲く」と
読みます。

しょうぶとあやめは、
若干違いがあるみたい。
(花弁のもとの模様で
 見分けるそう)

前回の記事でお分かりの通り、
皇居では、菖蒲(しょうぶ)
の時期はもうほとんど
終わっていましたが、
なにせ日本は縦長の国、
地域によって、若干の
ズレはありますよネ。


いずれにしても、
5日ごとに時期の言い換えが
あるなんて、細やかで、
ステキな感性だなあと思います。

スマフォやタブレットなら、
頻繁にアップされるのも
ポイントが高い♪

ぜひ、お使いのスマフォや
タブレットにダウンロードして
みてくださいね!

季節の味わいが増すこと、
間違いなしです♪




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皇居の菖蒲田
猿踊.jpg
こんな名前をした
花菖蒲って、
どんな花だと思いますか? 



猿踊。
猿踊2.jpg
美しいですね〜!
江戸時代から観賞用に、
品種改良されてきた菖蒲
だそうです。



しょうぶ.jpg
今日は、皇居の菖蒲田の花を
ご紹介します。


ほんとは、1〜2週間前に
撮影していたら、
もっとたくさんの花菖蒲が
咲き乱れていたんですが、
シーズン終了間際の撮影で、
かなりまばらになって
しまいました


でも、まだ
残った花はとてもキレイですよ
加茂川.jpg
加茂川…

さて、どんな花でしょう?



加茂川2.jpg
こちらが加茂川です。
絞り染めのような




しょうぶ2.jpg
あの、
あでやかな紫の花は…?


江戸自慢.jpg
「江戸自慢」

まさに「江戸むらさき」ですね!



つづいて、
紫は紫でも赤紫の花
剣の舞2.jpg




名前は、
「剣の舞」。

ツン!と尖った葉っぱの
花菖蒲には、ピッタリの
名前のような気がします。



つづいてこちら
五月晴.jpg


さて、どんな花かな…





五月晴2.jpg
あれ?

青い花かと思ったら、
つつじのように可愛い
花でした。



まだまだありますよ!
武蔵川.jpg
「武蔵川」




武蔵川2.jpg
真っ白な菖蒲。




もうあと2つ。
四方海.jpg
「四方海」


四方が海…はて、
どんな?


四方海2.jpg

こちらです。
うっとりするような
紫の海ですね…



最後はあでやかな
こちらに登場いただきましょう!

大神楽2.jpg

なんでしょう?

この花菖蒲の名は
なんでしょう?


正解は、

大神楽3.jpg
「大神楽」


大神楽1.jpg
なるほど! 確かに全員が
ゆうらりと、
優雅にお神楽を舞っている
ような…




菖蒲田.jpg

皇居の菖蒲田には、
このほかにも
「神代の昔」「小町娘」など、
全部で85種の花菖蒲が
植えられています。


来年は
もっと花盛りのときに
来たいと思います


そうそう、そういえば
一番最初にご紹介した
「猿踊」の花菖蒲の向こうに
猿踊3.jpg




深窓の住人.jpg

こんな名前の
花菖蒲が!

深窓の「住人(じゅうにん)」
ではありませんよ。

「佳人(かじん)」


…才知の優れた男子や、
 美人の誉れ高い女子

を指す言葉だそうです。

一体どんな菖蒲だったん
でしょう!?
気になりますネ。

早速ネット検索して
見つけました

   →コチラ!

なるほど!
確かに高貴な感じです♪



しょうぶ3.jpg

四方海3.jpg
菖蒲田、なかなか
楽しませていただきました♪

こんな美しい形と色の
花を作るなんて…
神様のなさることはソツが無い
ですね!


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大久保利通公哀悼碑

赤坂見附の
ホテルニューオータニの前に、
「清水谷公園」という
公園があります。

美しい清水が湧き出るので、
この地名になった訳ですが、
ここは、幕末、
「桜田門外の変」で暗殺された、
大老井伊直弼さんの、
彦根藩「中屋敷」があった場所
でした。

では、
碑に刻まれているのは、
井伊直弼の名前なのかと言えば、
実はそうではありません。

刻まれている文字は、
「右大臣大久保公哀悼碑」
とあります。

右大臣大久保公とは、
大久保利通さんのこと。

彼は、維新後、
内務大臣となって
政治の中心をになっていましたが、
この近くにあった自宅に帰る途中、
廃刀令に恨みを持つ士族の人たちに
この場所で馬車を襲撃され、
暗殺されました。


大久保利道さんといえば、
薩摩藩出身。

西郷隆盛の盟友で、
共に維新のために働き、

のちに意見の違いから、
西郷さんとも袂を分かち、

西南戦争では結局、
西郷さんを追いつめる側に
立たざるを得ず、

そんなこともあって、
つい最近まで
故郷の人たちからも
快く思われていなかった
という経歴の持ち主です。

今は大河ドラマ「八重の桜」でも、
会津藩を追いつめる役回りに
なっていることもあって、
ど〜も敵にも味方にも、
西郷さんに比べて
人気がないというか、
損な役回りを引き受けているように
お見受けします。

実際には、
維新後の、めちゃくちゃに
なった日本を、
孤軍奮闘で、冷静に建て直し、
恨みを引き受けてでも、
明日の日本のためにと命を掛けた
すごい方なのですけどね…。


この碑の前に、
赤いキレイな花が咲いていました。

利道公碑5.jpg



利道公碑4.jpg




利道公碑3.jpg
わー、何の花?
キレイだなあ。

帰ったら調べてみよっと♪

と思っていたのですが、
家に帰ったら
すっかり忘れてしまい…


でも、先日、
思いもかけない、
ひょんなところで、
花の名前を知ることが
できました。

都道府県の木.jpg
こちらは皇居の
「東御苑」の中にある、
「都道府県木の林」。




かいこうず3.jpg
ね、これ!
この花じゃないですか?



かいこうず.jpg




この花は
かいこうず2.jpg
「かいこうず」
鹿児島県の県花でした。



…わかった瞬間、
ちょっと泣けてしまいました。

遠く故郷を離れ、
日本の将来を思って命がけで戦い、
やがて無二の親友とも袂をわかち、
私財もなげうって、
「国を良くするため」に奔走し、
最後は暗殺されて亡くなった。

その年、47歳です。

暗殺されたときも、
盟友西郷隆盛の古い手紙を、
2通、家族にも内緒で
フトコロに入れて
持ち歩いていたそうです。


その受難の地に、
今はそっと
ふるさとの花が寄り添い、
ハラハラと
赤い花びらを散らしている…
かいこうず4.jpg
大久保さんは、
どれほど嬉しく、
心慰められたことでしょう。


思えば、長い鎖国の果てに、
開国の判断を下した
大老井伊直弼公が暗殺されたのは
46歳。

奇しくも、駕篭に乗って、
江戸城に通勤する途中での
出来事でした。


その後、幕府が瓦解し、
新政府が樹立され、
明治維新の立役者となった
大久保利道。

その大久保公も暗殺され、
享年47歳。
明治維新からたった
11年後のことでした。


二人とも、
日本の明日を思い、
内外のあらゆる批判や
重責を乗り越えて、
自分にできる精一杯の判断を、
命がけでしてくれた人たちなのかも
しれません。


日本にもかつて、
同じ国の人がまっ二つに別れて、
争った時代がありました。

結局、勝ったからと言って、
良い思いをするわけでもなく…

勝っても負けても、
大変な時代があった
ということなんだと思います。



日本のために命を張ってくれた
人たちがいたことを、
忘れてはいけませんね。

赤い花の色にかけても…。


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余談ですが、
この清水谷公園の前に、
なかなかステキなカフェがあります♪
画像↑をクリックで、ルポに
ジャンプしますヨ♪


悲しい焼きそば♪


















やきそば4.jpg






やきそば5.jpg

















あああ、
悲しすぎるオチ!


すぐには
あきらめらきれずに、
このあとも
いろいろやってみました。



まず、
フライパンで炒めて、
水気を飛ばす!


さらに、
オイスターソースも
入れてコクを出す!


美味しく炒めた野菜も
入れてみる!


でも、ダメ…

やっぱりダメ…



そこで、
目をつぶって、
自分に言い聞かせて
みることに。



「これは焼きそばでは
 ないのだ!

 焼きそばではなくて、
 ソース味の、別の食べ物
 なんだ!

 …ね?
 モッチモッチして、
 こんな食べ物があったら
 いいなあって、
 そんな味になってない? 
 ん?」



…なってない。


ああ、やっぱりダメなのです。


ふやけてしまった焼きそばは、
どうしても、
ふやけてしまった
焼きそば以外の
何ものでもなく…


泣く泣く
あきらめました。


やっぱり、失敗したあとで
あれこれやるより、
作るときに集中するのが
鉄則ですね。



大きめに
キャベツを切って、

しっかり甘くなるまで
炒めて…

そういうイメージ作りから、
徐々に「ソース系食」の
復活を目指します!



まー、
母が亡くなって以来、
こんな怪しい食生活を
送っている私ですが、
たまにはちゃんと…
日本橋の
マンダリンオリエンタル
ホテルへ



大人気の
「ヴェンタリオ」の
ランチビュッフェです



カップの中の
バーニャカウダソースは
絶品!
ゆで野菜がとても
美味しくいただけます。

種類も豊富で、
前菜ビュッフェだけでも
何度もお替わりしたく
なっちゃいました



茹でたてのパスタ
写真で見る限り、
普通のパスタに見える
かもしれませんが、
ハーブが効いていて、
思わずうなる!


さらに…


スィーツも、ビュッフェ


私が食した、史上最大量の
スイーツです!

ちょっと取りすぎて、
全部食べられるかな?
と思ったのに、
気づいたらペロッと
いってました!

ひとつひとつが全部
美味しかった♪


このランチビュッフェ、
お値段は
平日一人3277円(税サ込)
から。

ダントツの幸せ感が
味わえるので、
お祝い事の席に、
ぜひおすすめします。

 →イタリアンレストラン

やっぱり、
おいしいものを作るのに、
手を抜いては
いけないのです!


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東京の地盤模型図
東京岩盤3.jpg
江戸東京博物館の片隅に、
こんな模型図があります。

 
地盤模型.jpg
「東京地盤模型図」
 
ボタンを押すと、
見たい部分の
断面図が出てくるしくみ。
 
ボタンを押してみたい!

 
…という方には、
東京江戸博物館に
実際に足を
運んでいただくとして、
 
今日は、断面図ではなく、
全体図に注目してみましょう。
東京岩盤.jpg
真ん中の青いところは、
大昔の河口にできた
砂の多い土壌。

 
もちろん今は、
人間の手によって、
平らにならされ、
この上に、
たくさんのビルや家が
建っています。


 
でも、
隅田川から中川の間は、
もともとは、もっと大きな
太古の川によって
浸食されたあとなのですね。

 
「深川」という地名が
ありますが、なるほど
よく言ったもんです。

 
東京岩盤2.jpg
これで見ると、
「皇居」はずいぶん
高く見えますが、標高はだいたい
20メートル程度です。

 
この台地をぐるりと
川沿いに北上すると、
「十条」や「赤羽」に
なるのかな。

 
わー、そうだそうだ!

 
なるほど、
あれが噂の十条赤羽の
「崖」ですね、フフフ。

 
さてお次は、
ぐぐっと西に回って、
こちらは、多摩川流域。
「登戸」と「自由が丘」
の台地の間に、
ぐっと低い川の流れ。

 
確かに「自由が丘」や
「田園調布」東側には
坂がありますし、

 
登戸駅の向こうも、確か、
崖になっていたような。

 
多摩川の河口付近も
見てみましょう。
 
「川崎」のあたりは、
「江戸川」の流水域よりも、
低いようです。

 
東京湾を見ると、
真ん中が真っ青。
「東京海底谷(かいていこく)」

 
これぞ、太古の川の名残であり、
台地が盛上がって深く刻み込まれた
「しわ」
ということになるのでしょうか。

 
実は、この岩盤パネルは、
「地震コーナー」にあります。

 
やはり、
巨大な大陸プレート(岩盤)が、
何枚も、押したり引いたり、
せめぎあうことによって、

 
この東京湾という、
変わった地形を生み出した
ってことなんでしょうね。
(by wikiペディア 南関東)

 
模型図の後ろにある展示です。
東京地形図.jpg

 
震度分布図.jpg
 
この図で見ると、
安政の「江戸地震」と
大正の「関東大震災」では、
下の「関東大震災」のほうが、
ずっと大きかったようにも
見えるかもしれませんが、

 
実際には、揺れの度合いは、
狭い地域で起こった
「安政江戸地震」のときのほうが
ずっと大きく、倒壊も
ひどかったようです。

 
一方、関東大震災は、
倒壊で亡くなった方は
ほとんどいなかったのですが、
火災と、それに伴って発生した
「火災旋風」による被害が甚大でした。

 
いずれにしても、
次にどんなタイプの
地震が起こるかは、
現代の知識では測りかねる
ようです。

 
地震.jpg
(安政江戸地震のほうが
 深いところで
 起こっている)
 
平地は、
「大都市」に向いた地形
なのですが、

一方で、そもそもの構造が
川の流れ集る河口であるために、
揺れやすい土地でもあり、

 
それは、東京でも
名古屋でも大阪でも、
構造的に一緒です。

 
もっとも、
地震の世界地図から
しても、
(東大地震マップ模写・
 赤いところが地震帯)

 
TPPというより、日本は、
「環太平洋」地震帯
所属しているわけですから、
これを克服していくのは、
日本人の宿命なんだろうなあ
と思います。

 
と言っても、
建築や地震予知は、
専門家にお任せすること
しかできないけれど…

 
「経験したことについては
 しっかり教訓を貯め」
「それを言い伝え、残していく」
ということだけが、
後世の人に向けてできる
唯一のことかもしれませんね。

 
さて、
ちょっと気分転換して…と。
ピチュ、ピチュピチュ…
(環境音楽が流れるイメージ!?)

 
…ということで
少ーし、気分転換できたかしら?


最後に
東京の地盤全体図をもう一度
見てみましょう。
東京岩盤3.jpg
ふぅん。

 
今はもう、ビルや家が
立ち並び、コンクリートで
固められた東京。

 
その見えない足の下に
こんな凸凹が
広がっているなんて…

 
やっぱり、
興味深いですね!

 
地球の「しわ」の上に
住んでいるんだなあ、
私たち。

 
なんだか、地球が、
可愛いおじいちゃんのように
思えてきました。

 
もっとも、地球が、
90歳〜120歳まで生きるとして、
今は45〜46歳と言った所なので、
まだまだ青年〜中年くらいカナ。

しかも、
そのうち人間が住めるのは、
ものすごく短い時間…。



 
地球さん!

 
せめて人間が住んでいる間だけでも、
大きなクシャミをするときは、
どうか、できるだけ、
事前に教えてください

 
JUGEMテーマ:江戸時代
南会津の「しんごろう」


4月半ばに
リニューアルした
ホームページの
目玉コーナー
「ふるさとおやつ」


郷土(ふるさと)のおやつと、
その作り方を教えてくださる
お母さんを訪ね歩く、
「旅のイラストルポ」です。


いただいた感想の中では、
好感度トップ♪


私も、ありったけの魂力と
心を込めて作っているページ
なので、
本当に嬉しいです♪


第一回めの旅は、
長野県安曇野市の
「おやき」の旅でしたネ。



第二回は、南会津の
ふるさとおやつ、
その名も「しんごろう」を、
新たにアップいたしました♪


それにしても、
「しんごろう」とは…!
一体どんな謂れが
あるのでしょうか。


郷土食「しんごろう」
の作り方は、
会津若松市内の
農家民宿「穂多瑠」の、
気っぷのいい、ステキな
お女将さんに、
教えていただきました


南会津のの隠れ里、
大内宿(おおうちじゅく)の風景
も出てきますヨ。


ぜひ、
ご覧になってみてください


画像↓をクリックでジャンプします♪




JUGEMテーマ:ふるさと
眺めのよい部屋:MOMATにて
この風景、
ニューヨークの摩天楼と
セントラルパークの風景に
そっくりじゃないですか?


でも、ここはTokyo。



少し角度を変えると…
お堀の水が空を映して
輝いています。



あの摩天楼は
大手町から
丸の内周辺のビル
ということになります。
以下、
ずらーっと続く、
お堀と緑♪



もう少し、
窓に寄ってみましょう。


左のほうに
小さく見えている白い門は、
「北詰橋(きたはねばし)門」
と言いまして、
もと江戸城の、
天守台のすぐ裏にあたる門です。

天守閣に近いということで、
昔は名前の通り、
本当に「はね橋」になって
いたんですよ。



それにしても…

今日も、
お堀の石垣はキレキレ

 ステキ

石垣萌えです

本物は、
この写真の何十倍も、
美しいです。


ちなみに、
写真手前の道路は、
江戸時代は、
竹橋御門という立派な門の
内側にあった道。


今、私が立っている
この場所は、
徳川家の将軍継嗣(あとつぎ)
を輩出する役目の
徳川「御三卿」がお住まいの
エリアで、
兵器蔵や馬場があった辺り。


なので、こんな風景は、
たとえご親藩の大名の
お殿様と言えど、
見られない風景でした。




この江戸城址
(現:皇居東御苑エリア)が
一望に眺められるのは、
国立近代美術館
(略してMOMAT)の、
その名も「眺めのよい部屋」
という4階の展示室です。



この他に、
皇居が見える美術館
といえば、有楽町にある、

その窓からも、
外桜田門がよく見えて、
なかなかステキですが…

石垣がお好きな方には、
こちらの近代美術館が
おすすめです

(って、
 そんなに石垣萌えの方は
 いないと思いますが…)


私なんて、
その気になれば、
何時間でも
ここにいられそう…



あ、本当に
あの部屋にずっと
夜までいたわけじゃ
ありませんよ!念のため。

これは別のフロアから
同じ方向を見た風景。




夜はなかなかムーディです♪




JUGEMテーマ:江戸時代

ナイターの音、色、匂い♪

あれ…、
懐かしい!?



 


「カキィーーーーーン!」

「よっしゃー!」





三塁走者、ホームイン!

「イエーーーイ!」


その昔、少年野球部の
エースピッチャーだった
兄のお供で、

日曜日になると私も、
お弁当を持った母に
連れられて、
このグラウンドに何度か
足を運んだことがあるのを、
思い出しました。



(四谷駅のすぐ近く)


兄がマウンドに出たり、
バッターボックスに
立った時だけは、
ドキドキしながら
応援したような気もするけど、

3歳年下の私には、
野球のルールさえ
よくわかっておらず、

「早く試合が終わって、
 不二家のケーキを食べたり、
 オレンジジュースを
 飲んだりしたいなあ…」
なんて思いながら、
スタンド下の土を
ほじくり返し、

ただひたすら、
兄が勝って試合が終わるのを
待っていたという記憶が
あります。





その後の私も、
野球そのものには、
そんなに興味を持たずに
大きくなったけど、

野球好きの兄のおかげで、
今でもプロ野球の中継の音が、
響いてくる夏の宵は、
それだけで、妙に
気分が盛り上がりマス。


きっと私の人格形成には、
ナイターの音が何パーセントか
織り込まれて入っているんだ
ろうなあ。




JUGEMテーマ:ふるさと


お知らせ:
ホームページをリニューアル
しました。
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交信する♪
花3.jpg



最近、私には珍しいこと
なんですが、たくさん
人と会っています。


再会あり、

新しい出会いあり、


感謝あり、

笑いあり、

まさかまさかの涙
(嬉しいほう)
もあり、


「今日は誰にも
会わないだろうなあ」
と思っていたら、


なぜか偶然、町でバッタリ、
以前会社で同じチームだった
同僚に会えたりもしたし、


ふだんはなかなか
触れ合うことのない、
中学生や小学生の子ども達に
囲まれて、
たくさん元気をもらったり…


そういえば、
小学校の同級生からも
メールをいただいたりも
して、


出会いが出会いを
呼んで、広がって
いきます。


不思議だなあ。


人と出会いを重ねることは
ビッグバンのよう。


別の言葉で言うと、
「ラブ注入」です。





人と会うたび、
その人のラブというか、
愛というか、世界観を
見させてもらい、

しっかり、なにがしかを
注入されて帰ってきます。


すると、その夜、
じいっと天井なんかを
眺めているうちに、
私の中で化学変化が
起こり始める。






本当は、
こうした変化や連鎖反応も、
片っ端から
「絵と文」に変換して、
言葉や絵で表現してみたい
ところですが、


大きな体験であればあるほど
噛み砕くのにも
時間がかかります。


でも、急がない。


体験がお腹に落ちていくまで、
ジタバタと言葉を探しながら、
その不思議さをじいっと
味わっている。


その感覚がまた、
なかなか幸せです。


同じように、誰かが、
「…うーんと…
 …えーっとね………」
と一生懸命考えながら、
話してくれる姿が
私は大好き。


お腹の中で、
まだ言葉にならない、
モヤモヤした想いを
なんとか形にしようと
手を伸ばしているとき、


人は宇宙をかけめぐり、


自分自身と
深く交信しているのです。





手さぐりで

つながっていけば
いいんだよ。


宇宙とも、
人とも、
自分自身とも。