こんにちは。絵と文のイラストレーター、「さくらみ(さくらみゆき)」です。
こちらでは、イラスト制作風景や、日常の中のやさしい時間、
心躍るひとときを、イラストでお伝えしていきます。
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アンモナイトの階段を…♪

日本橋高島屋までウォーキング 


日本橋の高島屋は、昭和8年建設。
昔ながらのしっかりした美建築で、
階段の大理石は本物。
「アンモナイト」が、いくつもいくつも
入り込んでいます。


つまり、階段が化石でできているのです。

(アンモナイト化石は、すぐ近くの
 日本橋三越の大理石にも見る事ができます。
 高級感の証ですネ)


大理石は、もともとは海の底に、
泥と一緒に堆積した生き物の死骸が、
地中で化学変化して固まり、
長い時間かかって、地上に隆起して、
私たちの目に留まるようになった層
なんだそう。


なので、化石に詳しい人が
大理石を見ると
「あっちにもこっちにも生き物の痕跡が!」
ということになるみたいヨ。
面白いですね



さて、話は戻って高島屋さん。


1階ごとの天井は低くて、
背の高い人や、外国人の方が訪れると、
ちょっと息苦しく感じるかも
しれません。


でも、私はこのきゅうっと
詰まった感じがなかなか好き


特に、食器売り場は、
狭いところにたくさんの食器が
置いてあるので、見ていると、
なんだか目がキラキラしちゃいます。


ちなみに、エレベーターは、
懐かしい蛇腹式の金属のドア。


昔ながらの、きちんと正装した
エレベーターガールの方が、
まつげをくるん♪とカーブさせた
ぱっちりおメメと、
晴れやかな笑顔で、手動で操作して、
丁寧にフロア案内してくださいます



JUGEMテーマ:東京散歩
雨上がり♪

水たまりの中の柔らかい空…

ほっとします


久しぶりの定点観測地点



同じ角度で、
4月28日はこんな感じでしたから

春と秋で、違いが一目瞭然ですね


寒くなってきたので、
いよいよ東京の紅葉
本格化です。

(ちなみに、そのもっと前は、
 この林、裸ん坊だったんですよ。
 →こちら



11月、12月の自然の錦絵
楽しみましょ〜o(^^)o


JUGEMテーマ:東京散歩

iPad-miniのお絵描き


しばらくiPad-miniの存在そのものを
忘れていました

やっぱり…
iPhoneとMacBookがあったら…

iPadはあまり使わないですネ

iPadでの絵の描き方も、
ほとんど忘れていました。


iPadには、
気になったお絵描きソフトを
片っ端からダウンロードしてあるの
ですが、あまり使わないので、
描き方も覚えません。


でも、たま〜に描くと…

やっぱり楽しい










ペン先が太すぎて、
なかなか思い通りに描けないのです。

それがまた、かえって新鮮でヨイ

子供のお絵描きみたいなもので、
アタマが柔らかくなる感じです。

仕事の絵はいつも息をつめて、
張りつめて描いているので、
数時間も経つと体の内側から、
疲れの原因物質が
モクモクと涌いてくるのが、
自分でもわかるほどです。


緩急つけるのって大事ですね(*^^)
絵ってもともと、楽しいもの
だから。

また時々、ゆるゆる絵を
アップしたいと思います。


(使用したソフト:彩えんぴつ




サイクロンと紙パック、どっちがいい?








バージョンアップした最新型も、
もちろん出ていたのですが、
この掃除機に限っては、
なぜかいまだに、旧型のほうが人気で、
値段も高いという代物。
(シャープEC-PX-200P)


新型だと、
これよりさらに1キロ軽い
ということなのですが、
軽さは旧型でも十分軽かったのと、
旧型には、新型にはない
「ベッドに使える専用ヘッド」が、
付いていたのです。


さらにもうひとつ言いますと…
決め手は「色」。


掃除機は、
億劫がらずに使いたい物だけに、
目で見て「よし」と思える
ものじゃないとイヤだったのです。

家電を、色で決めるヤツ!?

それでもやっぱり
ベッド専用ヘッドは便利だし、
軽くて、持ち運びしやすいので、
なかなか良い買い物をしました




サイクロン掃除機3web.jpg


サイクロン掃除機4web.jpg




ああ、サイクロン…

ホコリが取れているんだか、
取れていないんだか、
よくわからナイ!?

もともとお掃除とは、
こうした諸行無常を内包している
からこそ、修行につながるのかも
しれませんね…


実は、お店の人にも
これらのことは、さんざん
予告されていました。

サイクロンは、出た当時こそ
人気だったけど、
今は、昔ながらの紙パック式のほうが、
ずっと人気が高いのだそうです。

その理由というのがこれ。

お手入れのしにくさです。

お店の人の説明では、
サイクロンと紙パック式の違いは、
今や、「サイクロンのダストカップが、
そのまま紙パックになっている」という、
ただそれだけのことと言っても
過言ではないとのこと。

サイクロンだから、
「特別にたくさんのホコリが取れる」
というわけではなく、

サイクロンだと
「取れたホコリが目で見える」
ということなのでした。

また、紙パックなら、パックごと
捨てられますし、
取り替えまである程度の期間、
耐えてくれますが、

サイクロンの場合は、毎回、
捨てて、残った細かいホコリも
取る必要があり、
当然、取りきれない虚しさも
付いて回ることになります。


「それからですね…

 サイクロンなら、
 やはり、ダントツで
 ダイソンさんをおすすめします。

 『吸引力が落ちない、
  ただ一つの掃除機』
 という、あのキャッチコピー。

 それは決して過大広告ではないのです!」

ババーン!!

噂のダイソン、恐るべし!


…しかし、ダイソンは高い。
予算の2倍、3倍はします。

いずれにしても、国産でいいから、
一度はどうしてもサイクロンを
使ってみたかった私。

色も形もキュートだし、
買った以上は「うちの子」ですから、
いろいろ工夫して、
長く、大事に使おうと思います。


しかし、次回買うなら…

(よっぽど進化しない限り、
「紙パック」にしちゃうかナ!?)

正直な実感です。


そうそう、もうひとつ、今回
家電コーナーに行って驚いたのが、
そうじ機の「値段の高さ」でした。

つい先日、洗濯機を買った私は、
大きさだけ見て、
「まさか、そうじ機が
 洗濯機より高いってことは
 無いでしょう!」
とタカをくくっていたのです。

しかし…

 とんでもなかった!

そうじ機は、洗濯機より、
はるかに高価な価格設定に感じました。

考えてみれば、もともと家電は、
小さいものほど、パーツにも
高性能が求められるし、
組み立てるのも、手間
がかかりますものね。

家電のことは
10年に一度くらいしか
考える機会がないので、
すっかり忘れていましたが、
良い勉強になりました。


これから購入を考えているかたの、
参考になりますように♪


花屋さんの店先のかわいいヤツら♡


狂気



今、土曜日にBSで
再放送されてるんだよネ〜


私はフクヤマのファンでは
ないけれども、
小説『竜馬がゆく』は大好きで、
高校時代から、暗記するほど
読み返しています。

龍馬の本に関わった時期もあり、
史実を求めて、
長崎や土佐に取材に行った
時期もありました。

そんな龍馬好きにとっても、
NHK『龍馬伝』は、
なかなかリアルで面白く、
脚本も、演出も、演技も、
いまだに鮮明に覚えているシーンが
多いです。






 








あれほど真っ赤になって
キィーッ キィーッと唸っていた声が
ぴたり、と止むのです。


やがて…








「おう、龍馬か…」

いつもと変わらない、
落ち着いた武市半平太の様子に、
ホッとした龍馬は、

笑顔になって、嬉しそうに
話しかけます。


「なんじゃ〜、
 武市さん、寝込んでいると聞いて、
 心配したぜよ!!」


すると、振り向いた武市は、
穏やかな声のまま、
龍馬に話しかけるのです。

「のう、龍馬、

 お前に折り入って、
 頼みたいことがあるんだ」


「…頼み? なんじゃ?
 他ならぬ武市さんの頼みじゃ、
 何でも言うてくれ!」


「……吉田東洋を…

 殺してはくれんかのう?」


「………た、武市さん?」


「頼む!
 殺してくれ、龍馬!

 あいつを、殺してくれえぇぇ!!!」


…あれは、「狂気」というものを
見事に描き、演出し、
演じきったシーンだったと思います。



「幕末期」というのは、
私を含め憧れる人は多いけど、

実際には、血生臭くて、物騒で、
「狂気に満ちた」時代だったのだと
思います。


特にドラマでは、
幕末という時代の象徴のような
『土佐勤王党』を上手に描いていて、
土佐藩の下級武士たちが長年抱えてきた
不満や恨みや鬱憤が、
「尊王攘夷」という大義名分を得て、
「新興宗教」のような形になって、
爆発して行く様子が見事に
表現されていました。


音楽にも、その
「狂おしいような」時代の気配や
「焦燥感」が濃厚に反映されていて、
聞いていると、いろんなシーンが
さざ波のように蘇ってくるんですよね。



さて、時は変わって
現代になり、


人の心にはもう
「狂気は無くなったのか」といえば、
そんなことはまるで無く、

人間というものは、
どうも日常的に
狂気を抱えて生きているような
気がしてなりません。


男性は、一般に、
自らの存在、名誉、お金、
自己重要感などを
傷つけられることによって
「恨み」や「狂気」を持ち、

女性は、一般に、
恋愛によって「狂気」を
持つように思います。


皆さんにも、身に覚えが
ありませんか?

「あのときの自分は、
 ちょっと気恥ずかしい奴だった」

「あのときの自分は、
 周りが見えなくなっていた」

と思ったことが…。

おかしな自分になっていても、
なかなか客観的になれない、
「狂おしい時期」というのが、
誰の人生にもあるのかもしれません。


また、今ちょっとおかしなことに
なっている人に対して
「自分は正常だ。あっちは異常だ」
と線引きして、
批判するだけの側に立ってしまうのも、
「狂気」の一種のような気がします。


それを線引きしたいときは、
きっと何かしら、
自分の中に「恐怖」があるのです。


人間だから、誰だって、
狂うときはある。


狂気は、自分の一部。


でも、そのことに、自ら
開き直ってしまうんじゃなく、
そういう自らの心をじっと見つめて、
激しすぎる思いはできるだけ
すみやかに手放して、
いつもスッキリした、優しい心で
生きたいなと願うばかりです。



…ちょっとマジメに
語っちゃいましたネ


でも、龍馬伝、
今思い出しても
ほんとに良くできたドラマだったナ…




ハロウィンの「狂気」!?


JUGEMテーマ:日本のTVドラマ


うちのペットに座りにきませんか?
 

「座れるアニマル」シリーズ、

絵に書いてみて初めて

分かったのですが、

なかなかリアルな造りで、

書いてても、勉強になりました。



ネットで探してみたら、なんと!

ライオン、ヒョウ、ブタに虎

ロバやシカ、シマウマも

あるみたいです。



これで、あなたのお家も動物園に!?


おじいちゃん、おばあちゃんが

お孫さんのために購入されたら、

喜ばれるかも


しかし…

この「座れるアニマル」における

最大の謎は…



これらアニマルに座っている

イメージ写真が、

なぜか大人の女性ばかり

ということです!


「何故ですか!?」


座れるアニマルシリーズ



…仕事します

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(追記)ちなみにこのとき追われていた
お仕事は無事に終了して、一冊の絵本に
なりました♪

こちらです
しあわせ(クリックで試し読みできます♪)


「にほんのマナーえほん」
小学館プレネオBOOK
絵さくらみゆき

 
JUGEMテーマ:日常
宇宙船とお茶室
どこの山奥か…と思うような、
あふれんばかりの緑と、お茶室。


あと一ヶ月もしたら、辺りは一面
紅葉でさぞかしキレイなこと
でしょう。



でも、ここは山奥ではなく、
れっきとした東京、青山なんですね。

もっとも青山も、戦前までは
「野原しかなかったんだ」
と、かの岡本太郎さんもおっしゃって
ましたので、これは一昔前の
青山の姿なのかもしれません。
(さらに歴史をたどると、青山一帯は
 徳川家康の重臣、青山家の下屋敷
 だったそうです)


さて、
お茶会が、無事、終わりました

お世話になった先生がた、
みなさま、根津美術館の担当者さま、
ありがとうございました。


一口にお茶会と言っても、
いろいろな種類があります。


たとえば、
亭主とお客さまと、二人だけで
行う一対一のお茶会もあれば、

3人、5人など、
少人数のお茶事もありますし、

また先日のように、
200余名ものお客さまを
おもてなしするお茶会もあります。

だいたい、一度に
10名のお客さまをお迎えして、
そこに亭主と、先生と、
ときどき半東(はんとう)が
出入りします。

つまり、四畳半という狭いスペースに、
合計で12名もの人間が座り、
(ちゃんと座れるのです、これが)
一期一会の濃密なひとときを
過ごすことになるわけです。


その間、お客さまの
心理的距離(パーソナルスペース)
はぎゅっと縮まって、
とても近くなることでしょう。


でも、物理的に狭くはあっても、
お軸から見えてくる風景を
想像したり、
お道具の、長い長い歴史の中に、
たくさんの人が大事にし、
伝えようとしてきた何かを
考えたりして、


一服のお茶を味わう間に、
お客さまはそれぞれ、遠くまで
旅をされることになります。


それってある意味、
広大な宇宙を行く宇宙船に、
たくさんの人が、履物を脱ぎ、
息を整えて「えいっ」と
乗り合わせたような感じかもしれません。

 窓から見えるは、
  果てしなく広がる宇宙…

きっと、あとで
緊張から解き放たれた後も、
様々な余韻を思い出されるのでは
ないでしょうか。



さらに、表からは見えませんが、
控えの小間とお水屋には、
多くの控えの者が、
ぎゅぎゅっと詰めています。

こんなお茶室を空から見たら、
やっぱりちょっと
不思議な光景でしょうね。

「あんなに狭いところに、
 大勢の人がぎっしりといて、
 一人一人が仕事をしながら、
 なかなか滑らかに動いているよ」と。


伸び縮みする空間、
狭いようでいて、果てしなく
広がりのある空間…

それがお茶室なんですね。


ともあれ、なんとか無事、
フライトを終えることができ、
乗組員の一員として、
ホッとしております

乗り合わせてくださったみなさま、
一期一会のお茶会、
ありがとうございました♪



JUGEMテーマ:茶道

根津美術館 南門への行き方



今度のお茶会で、根津美術館の
南門に集合することになりました。


ネット検索で「南門」の
地図を探したのですが
見つからなかったので、
自分で作ってみました。


ちなみに、ネットをご覧の方で、
お教室の集まりなどで
この地図を利用される方が
いらっしゃいましたら、
ご自由にお使いになってください。
報告は不要です(^0^)


南門の目印は、
緑の木々に囲まれた門と、
石像です。


今度、写真も撮ってきて、
一緒にこのページにアップ
しますね!


ツイニ、その日が…






先日、洗濯機を新しくして、
使い方にもやっと慣れてきた
今日この頃…


今度は、
そうじ機くんが
天寿を全うしました。


家電の死は連鎖するとよく言いますが、
考えてみれば、パソコンも家電も、
ダメになる前には、ちゃんと
「予兆」があります。


「あれっ!?」と思ってから、
「…? ? 今日も不調…?」
と思うことが、次第、次第に
増えてゆき、

それでも、何とか、
「だましだまし」使います。


人間のカラダと一緒ですね。


このそうじ機くんは、思えば、
洗濯機よりずっと先に
ダメになりそうなのを、
何度も何度も買い替えを検討しながら、
今日まで使わせてもらいました。


その「だまし」年数、
ひょっとして3年以上!?


耐久「だまし」年数スゴイ。
神秘的ですらあります。


その分、愛着も増して、
お別れは悲しいけれど…



ありがとう! 

そうじ機くん

そして、さようなら…



近所の公園は…



すっかり秋の気配です。



既に紅葉している
葉っぱも。









どんぐり、コロコロ、
どんぐりこ〜♪


すべては、
移ろいゆくのですね。





ショーゲキのブレイク


いわきには、
美味しいホットサンドの
お店があるということで、
楽しみにしていました。


それを食べるために、
わざわざ一本早い電車に
乗ったほどです。


駅前で、お店の地図を
携帯で見ていたら…

「や、や、どーも、どーも!」

と声がかかってビックリ!!


あれ!?
東京では、
しょっちゅうお会いしている
鹿ぴーさんではありませんか!


まさか、いわきでも、
バッタリお会いするなんて…

これはもう、
「強制連行」しかありませんっ




ということで、
喫茶「ブレイク」へ強制連行です♪


写真では、分かりにくいと思いますが、
運ばれてきた瞬間、

「あっっっ!!」

「わっっっ!!!」

思わずのけぞりました。


予想をはるかにしのぐ
ボリューム…


実は私、車中で、すでに
軽〜く朝食を済ませていました。

だから注文する前は、
「お腹すいてない…う〜ん。
 コーヒーだけにしようかな?」
なーんて、せせこましいことを
言っていたのです。


鹿ぴーさんも同じだったようで
「私はホットに決めています!」
 (キラーン
みたいな感じでした。



でも…

でも…

福島の友人もすすめてくれていたし、

話のネタにどうしても食べてみたい!


そこで、鹿ぴーさんに
「半分食べてください、お願い!」
と頼み込んで、
一皿だけオーダー♪

そしたら、
デデ〜ン!! きた〜ぁ


いや〜、よかった、
一皿にしておいて(≧▽≦)

マヨネーズもたっぷりで
とても美味しかったです。

でもゴメン…

お腹いっぱいで、耳は
残しちゃいました


お店の方がお皿を下げるとき
「全部食べられなくてスミマセ〜ン」
と謝ったところ、
お店の方はニッと笑って
「いいえぇ」と。


やはり、この手の客には
慣れていらっしゃる!?


本当はお腹がすいていたら、
パンの耳だけでも、
ハチミツをつけてかじって
みたい所でした。
カリカリ香ばしい感じ♪で、
美味しそうでしたよ。



(おじさん? それともおばさん?! ゆるカワ〜♪)

いわき、すてき、でした。

朝から、お腹がパンパンに
ふくれあがり、良ひ思ひ出に♪


皆さんも、いわきに行ったら、ぜひ!
お腹をすかせて行ってみてください。
土日も営業されているそうです。


JUGEMテーマ:グルメ