こんにちは。絵と文のイラストレーター、「さくらみ(さくらみゆき)」です。
こちらでは、イラスト制作風景や、日常の中のやさしい時間、
心躍るひとときを、イラストでお伝えしていきます。
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桜と一緒に♪

2014-03-30 16.43.31.jpg


春の嵐の日、
一瞬だけの雨上がり。







2014-03-30 16.41.20.jpg

いつもはお花見で
大にぎわいの公園も、
雨が上がったばかりの今日は
人出もなく…






靖国通りも
おとなしめです。



「靖国さくら祭り」の露店も
さすがにお休みかー。

はともかく、
あの風ではね…



桜と灯籠.jpg






桜アップ.jpg







…と思ったら、


ん? イイにおい〜

むふふ(^^)
早速、再開のお店が♪






人出もちらほら
多くなってきました。


さすが日本人!
花見のチャンスは
一瞬でも逃さないのね。




武道館




千鳥ヶ淵、
名物は「お堀スレスレの桜」







立ち入り禁止.jpg

公園の桜は、
柵の向こうでひっそりと…




あ…


手と桜.jpg

風に飛ばされた
一房の桜が


桜の葉.jpg

ひっくり返してみて見れば、
葉っぱがまたイキイキとして
美しいこと





夕焼け空.jpg



ふー…


あっと言う間に、
日が暮れてゆきます。



夜の桜.jpg


夜桜…

スポットライトを
浴びて光る道。

一年で、
この時期だけの花道を、
さあ、味わいながら
帰りましょうか。

 
JUGEMテーマ:東京散歩



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(ドクスメさんだと、
 ちょっといいもの、
 付いてくるかも!?)

ボツも悪くない!?

上の絵は、
足利のイラストルポを書くとき、
ボツにしたほうの学校門です。


イラストルポというのは、
たくさんの絵の集合体なので、
実際に組んでみて、
他の絵との相性が合わない場合は
外して、せっせと書き直します。



ルポに使用したほうの学校門↓


白くぼんやりとして見えますが、
実際の誌面だと、
たて長なのが生きて、
門の凛とした感じが伝わりやすく
なります。↓




イラストルポは、
本当は、WEBじゃなく、
やっぱり紙面上で
見ていただきたいところ
なんですよネ〜。

組版こそ、私の腕の見せ所なので…

WEBだと、どうしても
切り貼りになってしまうのが
残念です























桜も、こぶしの花も
咲き始めて、
どんどん春めいてきましたヨ

…はっくしょん

さあ、光を浴びに行こう♪


イラストルポ☆学び舎のある街「足利」を歩こう


お待たせしました!
「栃木」の続き、「足利」の
ルポをアップしました。




「にほんのマナーえほん」も
絶賛発売中です





JUGEMテーマ:建築/旅
イラストルポ☆学び舎のある街「足利」
足利2_イラストマップ.jpg
 
 
「栃木」から、3両の電車を乗り
継いで「足利」へ。
 
ゆるやかな時の流れる昔町が、
もうひとつ出現した!

足利3_足利学校イラスト.jpg

うーん。栃木県って奥深いなあ。


 
足利全体図.jpg


 
(足利ルポ、始まり始まり!)

 
まずは、駅近くで腹ごしらえ♪

 
足利5_からりこしゅうイラスト.jpg

 
お腹いっぱい、満足したら、
さあ、お散歩を始めよう!

 
足利1_タイトル.jpg

 
まずは、
観光の目玉である
日本最古の学校「足利学校」へ。

 
足利3_足利学校イラスト.jpg


 
「入徳門」


 
足利3_足利第二の門.jpg

 
「學校門」

 
二つの門をくぐって
広大な敷地内へ入っていこう。

 
足利3_足利学校.jpg


 
学び舎の入り口にあるのは、
「宥座之器」。


 
足利4_ゆうざの器イラスト.jpg

 
この器のしくみは、
お水が入っていなくても
ひっくり返ってしまい、
お水が満杯に入っても
ひっくり返ってしまうのね。
 
それは、心と一緒で、
空っぽでも、慢心しても
いけませんよ、という教え。

さすが足利学校!勉強になるんです。

 
史跡足利学校
●電話0284-41-2655 
4月〜9月・9時〜16時30分
(10月〜3月・9時〜16時) 
第3月曜(祝日のときは翌日)・年末年始
400円(高校生210円中学生以下無料) 
栃木県足利市昌平町2338番地 
JR「足利駅」から徒歩10分 
 
東武伊勢崎線「足利市駅」から徒歩15分 

 
足利学校の中は、
がらーんと広く、何故か
徳川家代々15代将軍の
古いお位牌が、家康公から、
ずらりと並んでいる。
(ゆかりがあるそうだが、明確な
 理由は不明)


 
ちょうど文机に、
小学校の「漢字検定」のような
プリントがあり、
楽しみながら解いてみた。
 
ふふふ…懐かしき、小学生気分♪

 
そうそう、
今回はうっかり見逃してしまった
けれど、足利学校の「図書館」は
内装がなかなかステキな洋風建築
だそうだ。

 
皆さん、ぜひ、寄ってみてね!


 
さて、足利学校の裏庭を、
庭園の風景に目を奪われるように
歩いていたときのこと…

 
突然、木立の向こうに「古墳」
のような土塁と堀が見えてきた。
 
「ん? あれ、何? 古墳?」
 
古墳にコーフン!

 
駆け寄りたい衝動にかられた。


さて、これは一体なんぞや?


 
足利8_鑁阿寺堀.jpg
そういえば、
事前に見ていたマップによると、
「足利学校」の後ろには、
「鑁阿寺」という、
足利市ゆかりの、歴史のある
お寺があるんだっけ。

 
早速そっちのほうにも
行って
みよう。

 
足利2_イラストマップ2.jpg
足利は、
毎年「三大陶器祭り」が行われるこ
ともあって、
うつわ屋が多く立ち並び、
石畳の小路に入れば
味のあるみやげもの屋や、
いまどきのオシャレな雑貨店も
並んでいる。

 
そこに彩りを添えるのが
産物の「足利銘仙」。
 
こうなると、ぶらり歩きは俄然
盛り上がる!

 
まっすぐ鑁阿寺を目指すつもりが、
ついつい、寄り道☆
足利6_うさぎや.jpg

 
うさぎや●?0284-41-1000 
10時〜18時半 
月曜  
松村記念館に準ずる 

 
 
足利9_松村記念館イラスト.jpg

 
松村記念館●電話0284-41-2646 
10時〜16時 
第3月曜(祝日のときは翌日)・年末年始 
300円(小中学生200円) 
栃木県足利市大門通2380番地 
JR「足利駅」から徒歩11分 
東武伊勢崎線「足利市駅」から徒歩16分 
 

 
松村記念館には、
明治初期の、誰もが知っている
高名な政治家の書画が、いくつも
さりげなく架けられていた。

 
聞けばこれらは、宿泊の御礼に
書かれたものだそう。

 
家続きの蔵には、
美しい絵画や茶道具、
壷がずらりと並び、
家の階段、照明、スイッチ、
何気ない造作にも、
昔の日本家屋のどっしりした
美しさを感じてワクワク♪

 
お座敷に座れば、
静かにゆるりと過ぎ行く時間が
とても愛おしくなってくる…。


 
足利10_松村二階.jpg

 
足利を訪れたら、ここは
絶対に見落としてほしくない、
スポットだ。

 
書画やお宝や蔵からは、その昔、
この家がいかに大きな豪商で
あったかがよく伝わってくるのだが、

 
「大きな豪商、その存在や影響は
 人々にとって『功罪あり』だった」
(良いところも悪いところもあった)
と、パンフレットには
さりげなく書かれていた。

 
なるほどなあ…。


 
さ、お待たせしました!
いよいよ、
あのお堀に囲まれた鑁阿寺へ。


 
足利8_鑁阿寺堀.jpg




 
足利7_鑁阿寺イラスト.jpg


 
まあるい太鼓橋を渡るのは、
どうしてこんなに心が
弾むのか。


 
橋の下には、先ほどのお堀。
たくさんのカルガモが
気持ち良さそうに泳いでいた。


 
足利11_鑁阿寺境内イラスト.jpg


 
鑁阿寺●電話0284-41-2627 
9時〜16時 
無料 
足利市家富町2220 
JR「足利駅」から徒歩12分 
東武伊勢崎線「足利市駅」から徒歩17分 
 
時は晩秋…
 
紅葉と、
大銀杏の黄色い落葉。

 
この季節ならではの彩りに、
古い境内は見事に埋まっていた。


 
小さな四角いお堀の中に、
ぎゅっと濃縮された、
歴史の空間。

 
「足利学校」も「鑁阿寺」も、
どちらも折り目正しく、
美しく、
 
「ああ、日本は素晴らしい!」
 
と深呼吸したくなるような、
清廉な空気に満ちている。

 
足利は、
町の人に愛されている観光地で
あることがひしひしと
伝わってくる、可愛らしい町だ。

 
足利全体図.jpg

 
(以上A4×2枚分にまとめてみました)


 
足利まとめ.jpg
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以上、栃木・足利ルポでした♪
栃木のルポをまだお読みになっていない
方は→コチラへ

 
JUGEMテーマ:旅行
イラストルポ☆蔵の街栃木を歩こう♪

栃木6_うずま川イラスト.jpg





栃木1_タイトル.jpg

 


あるもんだ〜、意外なところに
ステキな歴史町が! 

 
栃木はその昔、
うずま川(巴波川)の舟運により、
江戸との交易で栄えた商人の街。

 
その風情ある趣きが、
今も市内のそこここに残っている。

 
今回はそのうちの駅に近い、
半日で廻れる見どころを選んで、
ご紹介しよう。

 
栃木9_旅した人.jpg

 
川沿いの遊歩道がとても良い♪
 
豪商の蔵が水面に映え、
歩くうちに自然と当時の
繁栄が偲ばれる…

 
栃木6_うずま川イラスト.jpg


 
蔵の街舟行
●電話0282-23-2003 
10時〜16時(3〜11月)
 11時〜15時(12〜2月) 
荒天時・年末年始・冬期休業あり 
500円(小学生300円・幼児無料) 
※乗り場は地図参照・乗船時間20分間 

 
(↑上記の絵の左端の蔵が、塚田歴史伝説館↓)



 
栃木2_ロボットイラスト.jpg
塚田歴史伝説館
●電話0282-24-0004 
9時30分〜17時(入館16時30分まで) 
1・2・3・7・8・9・12月の月曜
(祝日のときは開館)・年末年始 
700円(小人350円) 
栃木県栃木市倭町2ー16 
JR東武「栃木駅」から徒歩10分 



ロボットおばあちゃんもすごいけど、
悲しい歴史を物語るリアルな蔵芝居も、
なんだか妙〜に心に残るよ。

 
さらに川沿いを、
サラサラ流れるせせらぎを
眺めながらゆっくり歩いていこう。

 
行く手に見えてくるステキな建物は…
栃木3_横山郷土イラスト.jpg


 
横山郷土館●電話0282-22-0159 
10時〜16時 
火曜・水曜(祝日のときは開館) 
500円(小学生300円) 
栃木県栃木市入舟町2−16 
JR東武「栃木駅」から徒歩15分

 
昔の銀行の、いぶし銀の風情…
映画に出てきそうな
大正ロマンを感じて、
誰もが心惹かれそう。


 
さて、ここからは川を離れ、
駅からまっすぐ伸びている、
メインストリートの
「蔵の街大通り」へと向かおう。

 
途中に見えてくる三つ子の蔵は、
元質屋さん。
今はシックな美術館になっている。

 
栃木7_美術館.jpg



 
とちぎ蔵の街美術館●電話0282-20-8227 
9時〜17時(入館16時30分まで) 
月曜(祝日のときは翌日)
 ・年末年始・展示替えのための整理期間 
500円(小中学生200円) 
栃木県栃木市万町3ー2 
JR東武「栃木駅」から徒歩15分


 
「蔵の街大通り」に着いたら、
まずは町並みにご注目。
 
古い見世蔵(店蔵)を残した店や、
気になる建物がずらりと並ぶ。
 
中に入って、お店の人の話を
聞いてみよう。
 
皆さん、とても丁寧に、
沿革や工夫を、
お話してくださる。

 
栃木4_山本有三イラスト.jpg


 
山本有三ふるさと記念館●電話0282-22-8805 
9時〜17時(入館16時30分まで) 
年末年始 
200円(中学生以下無料) 
栃木県栃木市万町5−3 
JR東武「栃木駅」から徒歩15分 

 
「路傍の石」は
誰の心にもぐっと残る、
素晴らしい小説。

 
オマケ♪
栃木5_舟見茶屋イラスト.jpg

 
栃木名物の、
「かんぴょう」を使った
かんぴょうカレーも人気メニュー。
(場所は、塚田歴史伝説館から
川をわたって
すぐ)

 
栃木8_イラストマップ.jpg

 
以上のコースは、
半日もあれば、じっくり見学が可能♪
 
まる1日あったら、
日光例幣紙街道へも脚を伸ばして、
さらに深い栃木を堪能できるよ。

 
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栃木全体.jpg
(以上A4、2枚分にまとめてみました)

 
 
 
JUGEMテーマ:旅行
蔵の街「栃木」のイラストルポ♪
 


「栃木・足利」を旅したときの
イラストルポを、アップしました。

まずは「栃木」へんから
お楽しみください♪
    →コチラ



JUGEMテーマ:建築/旅
「にほんのマナーえほん」発売になりました!

こんにちは!

今日は嬉しいお知らせです

小学館より、プレNEOBOOKS
『にほんのマナーえほん』
が発売になりました

お年玉のもらい方、
お箸の持ち方、使い方、
朝起きてから、学校へ行くまでに
すること、
和室での決まりごと、
傘の持ち方
年賀状の描き方  etc…

目で見て、学んで、楽しくて、
親子の会話が盛上がる内容です♪

絵も、楽しく
描かせていただきました!


小学生低学年の、お子さん、
お孫さん、姪っ子さん、甥っ子さん
へのプレゼントに、
特におすすめです。


ぜひ、書店で手に取って
ご覧になってみてください


私が懇意にしていただいている
ご注文いただけます♪


数ページだけ、
小学館さんのサイトで
ためし読みができますよ。
 →コチラ



JUGEMテーマ:オススメの本
何はなくとも…♪


おせんべいが好きです。

しろえびせんべいも好きだし、

歌舞伎あげせんべいも好きだし、

サラダせんべいも好き


でも、やっぱりダントツTOPは
品川巻

細くて小さくて、海苔がぱりっと
香ばしいのがいい。

品川巻の語源は、
江戸前浅草海苔が
品川の海で採れたからなんだって。

ほんのちょっとずつでいいから
品川巻を食べたいという私に、
最近のコンビニは絶妙なものを
用意してくれます


小さいけれど、元気の源

明日からまた、がんばっちゃいマス



皆さんも、フレー♪フレー♪



 
福島県富岡町について
私の大切な友人が、自らのふるさとで、
福島第一原発にも近い、
富岡町をルポしています。

(震災直後の大ちゃん↑)

現状の写真は、
見ると胸がしめつけられる思いです。

記事は二つに分けられていて、
前篇、後篇、それぞれ3ページずつ
あります。

じっくりご一読ください。





春めいてきた♪
(3月8日)
久しぶりの定点観測地点。

そこはかとなく、
春めいてきました。

木はまだほとんど
裸ん坊ですが、
奥ではもう、河津桜も
咲き始めています


ここで恒例の、
定点観測写真比べ♪


この風景は、あと
もう二ヶ月も経つと
このようになる予定です

(昨年の5月8日撮影)
わーお! もっさもさ!
ジャングルみたい!?



そうそう、そういえば、
2月にはここが、
こんな風景になった日も
ありましたっけ。


これは大雪が降ってから
10日以上あとの写真です。


このときは、
皇居周辺の大木も、
派手に割けたり、倒れたりしていて、
「雪ってそれほど重いんだ!」
と、あらためて自然の脅威について
気づかされたものでした。
雪のあとの風景は、
普段見たことのない色と形で、
なにかと新鮮でしたが、
今はもう跡形もなく…


日本の四季は、本当に
いとあはれ、ですね。



もっとも東京も、まだまだ
三寒四温ならぬ、
三温七寒な感じの毎日。


先週もちらっと
粉雪が降ったほどです。


(粉雪が舞っている空。
 残念ながら雪は写ってないか


一方、花粉も飛び始め、
私は目がカユカユに
なっておりまする

いろんなことが
アワアワとして、
なんとなく
落ち着かない春…


だけど、
それはそれでまた、愛おしい
ような気がする。

たった一度きりの人生だものね。



JUGEMテーマ:日常