こんにちは。絵と文のイラストレーター、「さくらみ(さくらみゆき)」です。
こちらでは、イラスト制作風景や、日常の中のやさしい時間、
心躍るひとときを、イラストでお伝えしていきます。
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宮畑ミステリー大賞作品募集のお知らせ♪
会議案内.jpg

先日、とても面白い「記者会見」
があったのでご紹介します!



会場.jpg

会見会場。



カメラ.jpg

テレビも3台入っています。




最初に、福島市長さんから
ご挨拶があり…



市長のお話.jpg




さかもっちゃん.jpg



続いて、




宮畑ミステリー大賞に関する
詳しい説明がありました。


和やかムード.jpg





柱のあと.jpg



縄文時代.jpg


会場の雰囲気が大体
おわかりいただけたところで、
「宮畑ミステリー大賞」の
内容をあらためて
ご説明したいと思います。


福島県の福島市、宮畑という所に
「縄文遺跡」があります。


そこには、2000年間という、
非常に長い期間にわたって、
縄文人が暮らした跡が、
遺跡となって残っているそうです。


2千年がどれくらい長いかと言うと、
今年は2014年ですから、
ざっと2千年をさっぴいても、
西暦の始まった頃(つまりキリストが
生まれた頃)、
日本で言うと、弥生時代の中期くらい
まで遡らなきゃなりません。


そもそも縄文時代自体が、
1万年間くらいの大きな幅で存在
しているので、
私たちのご先祖さまとは言いながら、
縄文人そのものがミステリーに満ちた
存在と言えそうです。


ちなみに、
縄文時代の前は、
旧石器時代。


その時期はまだ氷河期で、
ご先祖さまたちは
寒い中で狩猟し、サバイブするため、
いわゆるキャンプ生活(移住生活)を
送っていました。


その後、気候変動で、
地球全体が急激に温暖化し、
地球のいたる所で
海進(かいしん)が進み、
それまで大陸と陸続きだった日本列島が、
文字通り「列島」化。


針葉樹林が多かった陸地に、
広葉樹林が広がり始め、
生き物や植物も多様化。


気候は今よりずっと暖かく、
海面が3メートルも
高かったそうですから、
東北地方もとても暖かく
ご先祖さまたちは、安心して、
半定住生活を始められるように
なったと思われます。


これがやっと縄文時代の初期で、
それから1万年もの間、狩猟中心の
縄文時代がえんえんと続くわけです。


面白いもので、ご先祖さまが
定住をすることによって、
その跡が地層に刻み付け
られるようになり…


その跡を発見して、
遠いご先祖さまたちの生活に、
想いを馳せているのが、
平和な時代となった、現代日本の
私たちという事になります。



思えば、少し前までは日本も戦争で、
縄文人のご先祖さまの暮らしを
思いやる心の余裕など、
まるで持てなかったわけですから、
今ここ、現代において、
やっと縄文人のご先祖さまと、
私たち庶民が、しっかり向かいあい、
絆を確かめられる時期がやってきたのだ
とも言えますね。


  縄文さん、ラブです


おっと…
話が長くなりました。


とにかく、宮畑遺跡には、
そんな縄文時代の後期から晩期にかけて、
2千年もの長い間、
暮らした縄文人の生活の跡が
残っているわけです。



それだけではありません!

なんと、宮畑遺跡からは、
歴史の専門家の方々が見ても、
日本の他の遺跡郡と比べて、
どうしても意味がわからない、
謎が解けない、二つの謎の痕跡が
見つかりました。


今回の「宮畑ミステリー大賞」は、
その二つの謎を使った
小説、脚本、ライトノベル、漫画
ミステリー、SF、ファンタジーなどの
ジャンルを問わず、募集する、
というものです。


しめきりは、来年2015年の3月31日
(当日消印有効)。

最優秀賞には、賞金50万円と、
縄文土器カップ、福島県特産物が
贈られます。

また、最優秀賞、優秀賞2つ、
特別賞数点に関しては、
株式会社「現代書林」さんより、
1冊の単行本に収録され
刊行される予定です。
(書籍仕様は、・四六判・右開き・本文一色です。
 詳しくは応募規定を熟読ください)


このほか、著作権に関することや
詳しい応募規定に関しては、



それでは、宮畑遺跡の二つの謎の発表です

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【第一の謎】
「なぜ家は焼かれなければならなかったのか?」

宮畑遺跡の
縄文時代中期の遺跡の竪穴住居では、
何故か、集落の約半分
(46棟のうち22棟)
もの家が、人為的に、焼き壊されていた
そうです。

これが何故、不思議なのかと言うと、
当時の竪穴住居は土屋根で、
たとえば現代人がバーナーで
燃やそうとしても、
簡単には燃やせないほど、
燃えにくい素材でできているのです。


たとえば、もし戦いがあって襲撃を
受けたり、誰かの間違いで
火事が起きてしまったのだとしても、
燃え方はどこか中途半端になるはず

ところが、遺跡からは、
徹底して、丁寧に、丁寧に、意図的に
焼き尽くした痕跡があり、
同時期の他の遺跡には、こうした特徴は
あまり見られないというのです。


なぜ、燃えにくい素材でできた家が、
しかも半数の家だけが、丁寧に
焼き尽くされているのか?

なぜ、焼き尽くされなければ
ならなかったのか?

これが第一のミステリーです。



【第二の謎】
「直径90センチメートルもの巨大な
 柱は、何のために建てられたのか」

さて、第一のミステリーから2000年弱の
時がたち、縄文時代の晩期に、
もう一つの謎の痕跡がありました。

それは、巨大な柱の痕跡。

地中2メートル近く掘られており、
大人がすっぽりと入ってもまだ
余裕があるほど大きな穴です。

柱のあと.jpg

これももし現代人が再現してみると、
たとえば、
60センチの木を切るのでさえ、
チェーンソーで10分かかるんだとか。

しかし、縄文時代の刃物は「石斧」。

柱を建てるのにも、
巨大なクレーンを使って、ようやく
建てられるほどの大きさ。
重さは栗の木ならば約3トンに
なるそうです。
たとえ何人もの力で引っ張って
立てたのだとしても、
それほど強い綱がその時代に
作れたかどうか。


機械も無かった縄文時代に、
なぜこれほど大きな柱が
建てられたのか?
なぜ建てる必要があったのか?

これが第二のミステリーです。
ーーーーーーーーーーーーーー

以上、
若干私の聞き間違い、
書き間違いなどが
あるかもしれませんので、
上記は参考程度でご覧いただき、
詳しくは


さて皆さん
この二つの謎、
どう思われますか?


今回のミステリー大賞の応募作では、
この謎を扱うわけですが
必ずしも「謎とき」
の必要は無いんだそうです!


  …え?…必要ない?


はい。

謎に関する時期や、
数などの調査結果は
きちんと踏まえた作品
でなければならないそうですが、
「宮畑の謎」がテーマになっていれば
謎の解答が無くても審査対象に
なるんですって。

募集する内容.jpg


というのも、
なんてったって、
審査の基準がコチラ。

  ↓


審査の基準.jpg


「面白いかどうか」

審査員の方々が感性で
選んでくださるんだそうですよ。

審査員は、
 佐藤B作さん(俳優、福島市出身)
 佐藤秀峰さん(漫画家 代表作『海猿』
 清水克衛さん(本のソムリエ、
      書店『読書のすすめ』代表)
のお三方です。


いかがでしょう?

縄文時代のミステリー、
ちょっとロマンティック
面白そうでしょう?


漫画家の佐藤秀峰さんが会場で
おっしゃっていたのですが、
実際に遺跡を見に行ったら、
縄文人の生活のイメージが
どんどん涌いて来て、すごく
ワクワクされたそうですよ!

8月23日、24日には、
遺跡見学ツアーも行われるそうです。

皆さん、どうぞふるって
ご参加ください!

私も漫画部門で参加するゾ〜


JUGEMテーマ:創作活動
おすすめ♪皇居一周スカイバス
 


ずーっと気になっていたんですよね、
皇居を一周する、
2階建てのスカイバス


50分で一周、大人1800円。
子ども700円。



全員、2階への乗車が原則で、
途中下車はなし。
一緒に乗車してくれる
バスガイドさんの説明付きで、
楽しく東京見物ができます♪


発着所.jpg

乗車口。
バスの後ろに写っているのが
KITTEのビルです。
東京駅丸ノ内口からすぐの
「三菱ビル」(丸ビルの隣のビル)
の一階に、チケットカウンター
があります。




二階へ.jpg

ワクワクしながら、
2階へ。





2階席は
こんな感じになっています。





東京駅を右手に見ながら
出発進行!


最初に結論を言ってしまいますと、
東京と皇居を、こよなく愛する私
から見ても、
このスカイバスのコースは、
とってもおすすめ


東京駅→皇居→国会議事堂→
官公庁街→数寄屋橋交差点→
銀座四丁目→丸ノ内と、
いわゆる「ベタ」で
おいしい所を、余す所なく
廻ってくれます


天井なし.jpg

皇居


半蔵門と桜田濠
(この一枚は別の日に
 地上から撮影)


国会議事堂.jpg

国会議事堂


珍しい風景も.jpg

国会近くでは、なぜか
外国人の皆さんが
集団サイクリング中でした。
(これはちょっと珍しい
 風景かも)




スカイバス.jpg


この日は、ちょうど
オバマさんが来日していて、
官公庁街には、2つの国旗が
仲良くハタハタと…


官公庁街。



信号もすぐそこ.jpg

2階建てなので
街路樹の葉っぱにも信号にも
すぐに手が届きそうです!


そして楽しいのが、この…
橋桁ギリギリ.jpg
何度かくぐる橋桁。
JR線路の真下です。


結構、
バスギリギリの高さなので、
アトラクションに乗っている
ノリで、ちょっとしたスリルが
味わえます。

アトラクションのノリ.jpg

バスガイドさんも、ここぞと
ばかりに盛り上げてくれますヨ



数寄屋橋交差点へ。

オバマさんと安倍さんが
スシ外交したお寿司屋さんの
すぐそばです。

ちなみに、
オバマさんのために早々と
交通規制が始まっていたので、
既に渋滞中でした。

おかげで、長いこと
数寄屋橋・銀座近辺を
高い位置から堪能できました。
エルメスビル.jpg


数寄屋橋の近くの
エルメスビルの屋上の騎士。


ここは知らないと、
見逃しがちな所ですが、
バスガイドさんは、
しっかり逃さず解説
さ・す・が!


騎士が掲げているのは
エルメスの新作スカーフで、
新作が出るたびに、
人の手によってわざわざ
掛け替えられているんですって。


エルメスビル2.jpg

この角度からも撮影。
(トカゲみたい!?)




銀座へ.jpg

晴海通り。




銀座四丁目.jpg

銀座4丁目交差点で曲がって…





パレード.jpg

2階から見下ろす銀座大通り、
普段、経験したことのない
優越感デス。





京橋付近の鯉のぼり。


もう一度、皇居外苑に出て…


皇居外苑.jpg

お堀端へ…

見慣れたお堀.jpg






明治生命ビル.jpg

見えてきた
明治保田生命ビルの、
美しい彫刻にご注目。


ちなみにここは、かつて
GHQの本拠地として使われた場所
でした。


あれから何年経ったのか…。
今はオバマさんが、
わざわざ日本のために
日米安保を語る時代ですね。



そしてバスは丸ノ内に
戻ってきました。





とうちゃこ〜♪

お疲れさまでした!


ふう…
ただ座っていただけなのに、
結構、体力を使った感じです

お見送り.jpg

スタッフの皆さんが、最後まで
お見送りしてくださいました。


ちなみに、スカイバスは、
小雨くらいなら、
天候に関わらず
運行されるようです。

その場合、傘の使用は厳禁で、
配られる雨合羽を着用するそう。


私が乗った日は、
銀座の四丁目ビルの
温度計で気温「19度」。

普通に歩いていれば、
汗ばむくらいの
ポカポカ陽気だったのですが、
やはりスカイバスは、
天井が無いせいか
最初のうちは風が気持ち良くても、
20分を過ぎたあたりから、
ゾクッと寒くなってきて、
脱いでいた上着を着直しました。

また、まぶしかったので、
最初から最後まで
サングラスもずっと着用していました。

寒さ、暑さ、UV対策は、
しっかりしてから
乗車されることをおすすめします


あとトイレと自動販売機は
バスには無いので、
事前に、駅で飲み物の購入とトイレも
済ませておきましょう


ちなみに、他にも、
バスガイドさんの説明や、
写真に撮らなかった場所で
面白い所、
ツボだった所がいくつか
あったのですが…

ここでそれを
私が語ってしまうのは
野暮というもの(=^.^)フフフ。

皆さん、ぜひ、実際に乗車して
楽しんでみてくださいね♪


チケットは事前に購入。
10時〜18時まで、
発車は1時間に1本で、
00分発です。




JUGEMテーマ:東京散歩

※次回はこちら、
「宮畑ミステリー大賞」について
お伝えします↓


すなっぷえんどう♪のせました



スナップえんどう。


(ときどきスナッえんどう
 という名前でも売っている)


スナップえんどうは、
茹でちゃあいけません♪


バターで炒めて、
塩こしょうする。
シンプルなのが一番おすすめ!


ポリポリと歯ごたえが
あるのが好きです



いつの間にか「ゆる絵」が
たまっていたので、
いくつか載せておきましょう。


































ほとんど、子ども絵ですね。
フフフ

ゆる絵でゆるゆる〜



いろいろ色鉛筆


友人のかよちん
プレゼントしてもらった
色鉛筆がかわいい


後ろから見ると、
こんな風に、一本の中に
2色入っています。



箱の裏に書いてあった
キャッチコピーは…


「不思議。
 ふつうに描いても
 楽しい絵になる。


「違う色を重ねるようにおくことで
 色は驚くほど深くて、味わいを
 出します」






いっぱいいたずら描きして、
実験しようっと





そうそう、色と言えば、
この時期の紅葉は、とても
キレイです。




緑の葉っぱにしか見えないと
思いますが、
実際に町中で見ると、
ものすごく鮮やかで、
奥行きが何層もよく見えます。


何故かと言えば、
葉っぱの下に、


小さいけれど、沢山の赤い花が
咲いているからなんですね。


赤と緑は、
色相環の対称色なので、
コントラストが強まって
鮮やかに美しく見えるのです。



絵画でも、お化粧でも、
肌の奥行きを出すのには、
結構、
良い仕事をするんですよ!


みなさま、
今度、新緑の紅葉を見かけたら
どうぞ観察をお忘れなく



JUGEMテーマ:自然風景
東北食べる通信♪
P1110603.JPG 


花巻の、宮沢賢治のような
編集長さんのもとに、
本気の復興支援をしようと決意した
人たちが集結し、
こんなステキな新聞を作られて
います。



P1110602.JPG



毎月、一人ずつ、
生産者の方を取り上げ、
その方が自然と協力して作りあげた
野菜や、海の幸、山の幸などの産物、
一品と一緒に、

その方の想いや
生き様や人柄が伝わる新聞が
一緒に届きます。

よく「どうせなら、
生産者の顔が見える産物を
買いたい」とか、
「そういう仕組みを作ろう」
などという話が出ますが、
この新聞は、それを
生産者、消費者、両方の立場に立って
とことん極めたものと言えます。


今回は、宮城県南三陸町の
千葉拓さんと、
千葉さんの穫った生ワカメが
主役。


とはいえ、生ワカメが
根っこごと、まるまる一本
家に届いたら…

皆さん、ちゃんとお料理できますか?


P1110601.JPG


大丈夫! 心配はご無用です♪

新聞にはちゃんと、
フードデザイナー中山晴奈さんの、
おいしいワカメのレシピも
載っていますし、
実演講習会も開かれました。



「生ワカメのしゃぶしゃぶ」
です♪

これがまあ、美味しかったの
何のって!!



茶色いワカメが、
しゃぶしゃぶすると、
手品のように
鮮やかな緑色に変身


それをポン酢につけていただきます。
ああ、シンプルってステキ!
癖になりそうです♪


ところで、
その新聞の中に一見開き…


イラストルポ.jpg

おお! 
イラストルポのページが!?


そうなんです。

今回、私も、
ライターの保田さえ子さんの
原稿をもとに、
イラストルポという形で
誌面づくりに参加させて
いただきました



部分的に立ち読みも
(イラストルポ以外のページ)
できますので
ぜひご覧になってみてください。
そしてよろしかったらぜひ皆さんも、
食べる方の人に参加してくださいね。



八重桜2.jpg



土手の桜2.jpg


土手の桜4.jpg


八重桜の咲く季節、
春爛漫です


JUGEMテーマ:オススメの本


とてもうれしかったこと♪笹川祐子社長の感謝ブログ
にほんの マナー えほん」
について、私の尊敬する社長さんが
書評をブログに掲載して
くださいました。
こんなにあたたかい紹介の
お言葉って、あるでしょうか。
一言一言にお心がこもっていて、
私がどれほど感動したか…
みなさん、きっと
おわかりいただけますよね?
 
この文章がそのまま、
株式会社イマジンプラスさんという
会社の雰囲気や、
笹川社長さんのお人柄を
表していると思います。

 
御縁をいただいてから
もう10年もの歳月が過ぎましたが、
笹川社長は、全く変わらないどころか、
ますます輝きを増しておられ、
成長とどまる所を知らず、
私にとってはまぶしい
太陽のような存在です。

 
あたたかさ、
優しさ、
誰も分け隔てなく
面倒を見る器の大きさ、
丁寧な御縁のつなぎ方、
周囲の方へのお心くばり、
お声がけの仕方、
毎日の丁寧な暮らし方、
   …エトセトラ

 
拙い言い方ですが、
本当にすごい方なのです。
すごい!という表現がぴったり。
一流の人とは、まさに笹川社長の
ような方のことを言うのだと
思います。

 
そして、いつもお元気!
笹川社長のお姿を拝見していると、
もっともっと私も背筋を伸ばして
がんばらなくちゃ
と思えます。

 

しみじみ思うのですが、
人間にとって
憧れの存在の人がいるというのは、
とても大切なことですよね。

 
そういう存在の方に
御縁をいただいたという事の奇跡や、
その方が前進を続ける姿を
ずっと見ていられるということの
有り難さ…
自分が年をとればとるほど、
それがいかに得難い体験であるか、
身にしみて感じられるように
なります。

 
そういう意味で、
私は本当に幸せ者なんだと今、
しみじみ実感しています。

しゃっんと上を向いて、
もっともっと成長せねばo(^^)o

 
笹川社長のブログは、
読むと本当に元気が出ますよ!
皆さん、ぜひ、ブックマークして
定期購読されることをおすすめします



さ、今週も
良い週にしてまいりましょう!
エイエイオー

 
JUGEMテーマ:オススメの本
名残の花見…♪@皇居乾通り


坂下門.jpg

連日のニュースで、
行列がすごかった!と
評判だった皇居乾通りの一般公開。

私は初日の平日に行ったのですが、
10時半頃に到着し、着いた瞬間に、
「東京駅側の入り口は封鎖したので、
 こちらに並んでください」
とお巡りさんの誘導がありました。

そこから炎天下のもと、
1時間半ほど並んで、
やっと順番が廻ってきました。



坂下門2.jpg

普段は、
職員の方しか入れない、
坂下門にワクワク♪

この門は、江戸時代には、
90度内側を向いていましたが、
今はこの向きで
宮内庁の通用門になっています。

さあ、ここからは一方通行で
逆流禁止。

乾通りを北に向かって進みながら、
一気に写真を
アップしていきますよ!


長和殿.jpg

入ると、左手の坂の奥の方に
ちらっと建物が見えました。

あれは、
一般参賀で天皇陛下ご一家が
手を振るシーンでも有名な、
「長和殿」と呼ばれる建物の
端っこと思われます。



坂下門内側.jpg

次に見えてきたのは…




宮内庁2.jpg

宮内庁。
ステキな建物ですね。


宮内庁前.jpg


宮内庁の桜.jpg




反対側には、
富士見櫓.jpg

普段は決して見られない、
この角度の富士見やぐらです。


ちなみによく間違えられますが
これは天守閣ではありません。
でも、天守閣の代用として、
将軍もここから品川の沖の舟を
眺めたりしたそうですよ。



ここまでで、
下から三番目の矢印のあたりです。


桜と松.jpg

それにしても、乾通り、
松も桜も、見事な大木が多いです。


さすが皇居!



東御苑のほう2.jpg
蓮池濠の看板の向こうに
見えてきた建物は、もと本丸の
「富士見多聞(たもん)」です。

江戸城遺構としては
現存する、最後の武器庫で、
中には鉄砲や弓矢が
納められていました。

東御苑側(もと本丸側)から、
この多聞を見ようとすると、
金網と林で遮られて、全貌がよく
見えないんですよ。

武器が納められていたという割には
無骨さがなく、美しい建物です。

この多聞の両側にも、
江戸時代は、
ずぅっと白壁が続いていました。

東御苑のほう.jpg

風にあおられた桜が
ハラハラハラ…



ここでまた左手を見ましょう。
建物.jpg

何の建物かわからなくても、
とにかく一応、撮影、撮影



静かな通りに、
静かに散る桜…



もちろん、
カメラを構える私の横にも
後ろにも
たくさんの人がいるのですが…


遠くから見ても、
心が静まる、たおやかな風景です。





警官の方.jpg







石垣.jpg

何気なく存在する石垣も、
見逃せません!


石垣があると言う事は、
「ここに何かの建物があった」
という手がかりなんですね。

ただし、この規則正しい
四角い積み方は、明治以降
の積み方と思われます。


桜の道.jpg

また、静かで美しい通りが
ひとつ出現…


さて、もうしばらく行くと
見えてきたのがこちらの門

門.jpg

古い、由緒ありそうな門ですが、
名前はわかりませんでした。



皇宮警察の人.jpg





建物2.jpg



新しい建物.jpg

こちらは風情ある建物ですが、
わりと新しめ。




さらにさらに行きますと…




乾通り.jpg



ああ、私が一番見てみたかった
憧れの「道灌濠」が見えてきました!!
道灌濠.jpg






しだれ桜.jpg


道灌濠の前のしだれ桜です。



しだれ桜2.jpg


皇居の中の道灌濠は、
下(南側)から
上道灌濠、中道灌濠、下道灌濠と
三つあるのですが、
(たぶん京都に近いほうが「上」の名称に!?)
私たちが見られるのは
下道灌濠だけ。

他の道灌濠は、
なかなか一般庶民には
見る機会がありません。


特に中道灌濠は深く、
昭和天皇の時代から、
陛下のご意志で、できるだけ
ありのままの自然の姿で
残されているそうです。

貴重な生物の宝庫

東京のどまん中に、
手つかずの自然があるなんて、
本当に奇跡ですよね。



外庭東門警備派出所.jpg

この派出所には
「外庭東門 警備派出所」と
書いてありました。


「外庭東門」の向こうは
吹上御所です。



黄色い花.jpg

門のそばには黄色い「山吹流れ」
の土手が続いています。



実はこのあたりまで来ると…

蓮池濠.jpg

右手には、
皇居外周からも
見える外側の濠が
見えてきます。


そう、ここまで来ると、
出口の「乾門」は
もうすぐそこ…。


そこで、進路を東にとって、
西詰橋から
「東御苑(本丸跡)」の方に
抜けることにしました。

行列も、ここで
乾門に出る組と、
東御苑に行く組の、二手に別れます。




東御苑(もと本丸)方面への
入り口。




西詰橋.jpg





乾門1.jpg

内側の蓮池濠。
右手の桜の下が先ほどまで
歩いてきた道です。

たくさんの人が歩いているのが
わかりますか?


誰もがカメラを片手に、
この世の春を満喫されています。


残念ながら、濠には
アオコが発生中


ちなみにこの「西詰橋」は
別角度から見ると

西詰橋2.jpg

このようになっています。


ここは、天守台に近づく
橋でもあったため、昔は
「はね橋」になっていたんですね。



東御苑石垣1.jpg

さあ、本丸に向かって、
坂を登ってゆきましょう。


東御苑石垣3.jpg





東御苑石垣2.jpg

野面積みと言われる、
江戸時代初期の石積みが
実に見事!




東御苑入り口直前.jpg

一般開放されている
「東御苑エリア(本丸跡)」
に入る門が見えてきました。




狐坂交番.jpg

門の手前には、
もう一つ派出所があり
「狐坂」と書いてありました。


こういう名前が
明らかになること自体が、
ひとつのツボ


さあ、名残惜しいですが、
門を出ましょう。


出ると、見えてくるのは…


本丸の、天守台あとです。

ここには、四代将軍の治世まで
本当に天守閣があったんですよ。





天守閣の途中には、
桜も植えられていました。


ここで今来た門のほうを
振り返ってみると…

いつもは入れない門.jpg

おっと! 出戻りは禁止です。

でも、普段は通れないこの門を
通れただけでも、本当に
嬉しかった


あとは、いつもの
東御苑の風景を楽しみましょう



いつもの桃華楽堂に…




いつもの大奥あと…




石室.jpg


石室2.jpg

いつもの石室に…


いつもの松の廊下あと.jpg

いつもの「松之廊下」あと…


しかし、この「いつもの」
と言える、一般開放エリアが
あることが、
江戸城ファンにとっては、
とても嬉しくありがたく、
素晴らしいことなんです!


東御苑には、桜だけでなく、
椿も咲いていました。

椿.jpg



アカボシシャクナゲ.jpg

こちらはアカホシという名の
シャクナゲ。
ちなみに、シャクナゲの向こうに
見える屋根は、




東御苑のほう2.jpg

先ほど乾通りから見た
富士見多聞の屋根です。



富士見やぐらも、
東御苑から見てみましょう。

いつもの富士見櫓.jpg
ここは、
入れそうで入れません



これを乾通りから見ると…
坂下門をくぐって最初のほうに
見えていた風景になります。

富士見櫓.jpg




つながりましたか?


中雀門.jpg

というわけで、
本丸をあとにして…




大手門から外に出ました。

素晴らしい皇居の春を、
満喫できて、大満足です。

最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました!

秋の公開も、今から
楽しみ〜


JUGEMテーマ:東京散歩





「にほんのマナーえほん」も
絶賛発売中です


(ドクスメさんだと、
 ちょっといいもの、
 付いてくるかも!?)

皇居乾通り一般公開へGO♪
東御苑のほう.jpg 

皇居乾通りの一般公開に
行ってきました。


桜、素晴らしかったですよ…!


乾通り.jpg






乾門1.jpg


江戸城好きの私にとっては、
個人的な萌えポイントも
いくつかあり、
写真を取りまくりました。

今度また、
あらためて写真をアップしますね


皇居東御苑ルポは→こちら


JUGEMテーマ:東京散歩