こんにちは。絵と文のイラストレーター、「さくらみ(さくらみゆき)」です。
こちらでは、イラスト制作風景や、日常の中のやさしい時間、
心躍るひとときを、イラストでお伝えしていきます。
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涙は心の洗濯です



BSプレミアムで
映画「ニューシネマパラダイス」の
ジュゼッペ・トルナトーレ監督の
特集をやっていました。


この映画は、私の人生で
3本の指に入る好きな映画
なんですが、

トルナトーレ監督が、
自分の生まれ故郷(シチリア島)で、

実体験を元にして作り上げた
ストーリーを使い、
実際に、映写機を動かしていた
少年時代の思い出を
そのまま生かしたことや、

エキストラにも町の人に
どんどん参加してもらい、
今なお、その人たちが町に
暮らしていて、

あのトト少年も、町の子
(当時8歳・演技経験なし)
を採用していたとまでは、
知りませんでした。


なんでも、
その町を自分の場所として、
毎日当たり前のように駆け
回っている子どもでなければ、
いい映画にはならないと
思ったんですって。

(実際にトト少年役の子は、
 大人になって、
 今もその町に住んでいます)


監督ご自身も、
57歳になった今でも、
キラキラした眼をして、
イキイキとしゃべる、
子どもみたいなステキな笑顔の方
でした。


実は、この映画、
昔の恋愛の思い出に直結しており、
あまりにも心の琴線に触れてくるので
5年に一回くらいしか
見ないようにしているんです


でも今日も、特集の中に、
ちょっとだけ挟み込まれた
映画の1シーンを見るだけで、
もう何とも言えず引き込まれ、
笑顔になってしまうんですね。


そして、ラストシーンは、
自分でもびっくりするほど
泣けてしまいます…

何度も見て、わかっているのに。


歳を取れば取っただけ、
味わいが増していく映画。



そう、


あれが時間の流れだし、


あれが人生なんだよなあ。





無常の時の流れが、

切ないのに、あたたかい。


人間が、この物理的世界で
生きていくとは、
そういうことなんだよね。




は〜、久しぶりに、心、
洗濯致しました。


人生の宝物がぎゅっと
詰まった映画。

この世にあの映画があって、
本当に良かった。


JUGEMテーマ:映画の感想

冬の「底」



日本の気温では、
毎年この時期、
1月25〜27日辺りが、
一番寒いんだそうです。

気温の「底」ですね。


「底」…

「底」かあ。

底って、人生でも何度か
経験したことがある。


人はみな、
「底」を怖れてもがいたり、
焦ったり、
ジタバタしたりするわけだけど、


実際には「底」もなかなか
悪くないのよね。
あとは、上がるだけだから。


「底」は静かで、
いろんなものがユラユラと
沈んでいるのがよく見える。



それは、全てを手放した
あたたかくて優しい、
涅槃の心境…


その時、人は、まさに、
「冬来りなば、春遠からじ」
の段階にまで
来ているのでしょう。





ああ、生きるって

切なくて、いいなぁ。



影も…
長〜〜〜い!


冬の底も、じっと味わって
過ごそうと思えば、
あったかいお風呂でよーく温まったり、
お布団やおこたで、
ヌクヌク過ごせる幸せをめいっぱい
味わえますよね

私の場合、この底を抜け出すと、
花粉との攻防の日々が
スタートするので

ここ数日は、冬の底を、
じっと味わって過ごしたいと
思います。


感覚としては、
二度目の大晦日
みたいな気持ちでしょうか。

旧暦のお正月が
2月4日というのも、
こうして考えると、ほんとに
季節にピッタリですね。
昔の人はすごいです。


皆さんも、
年に一度しかない冬の底、
どうぞ楽しんでお過ごしください



追伸:
白鵬関、優勝おめでとうございます
人質事件のこともあって、
いろいろ考えさせられる世の中ですが、
スポーツ選手のがんばる姿は本当に
理屈ぬきに励みになります。
錦織くんも、応援してます
ファイト〜〜〜ッ!





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いつもの道を、今年も…

今日は初釜終了後、
今年はじめての
お茶のお稽古です。


他のお弟子さんが
風邪を引かれたり、
用事があったりしておいでにならず、
今日は私一人だけだったのですが、


私一人のために、
先生方は、丁寧にお庭を掃除し、
お茶室を掃き清め、
床の間にお花を飾り、
万端整えて、準備して待っていて
くださいました。


よく考えてみれば、
この2月で私もお稽古10年目
になるんですよ。

ああ、いつの間に
これほどの時が流れたのやら…

 と思う一方で、

普段は年は取りたくないと思う私が、
お茶の世界でだけは逆転して、
早く十年二十年重ねて、
少しでもお茶の心に近づきたい!
と思うんです。

でもどんなに焦っても
積み重ねることでしか、
見えてこない…

そんな、本来
当たり前のはずのことを
実感するのが、お茶の世界です。




今日は一人だけと
いうこともあって、
いつにも増して、ゆったり
時間が流れました。


お稽古をつけていただいたあとは
お庭の風情を眺めながら、
先生方ご夫婦と、のんびりおしゃべり。





キラキラ光る
お庭の向こうには、
土手の風景。


これがまた、十年前から
まったく変わらないのです!


…と、奥様にも申し上げたら
「そうよね、
 ここは、江戸時代の人が
 通ってもおかしくない風景よね」と。


そう、電線もないし、
大名行列が通っても
「へえ〜」と
眺めてしまいそうな土手なんですよ。




見えるのは、

昼は青空、

夜は月。


庭の向こうの、この土手の風景まで
を気に入って、
お茶室を建てられた、若き日の
晋彩先生の炯眼に、
あらためて感服です。





雪の日のお庭の写真も…




庭を眺めながらの
先生方ご夫婦とのおしゃべりは楽しくて
名言やびっくり話を、
今日もたくさん伺うことができました。

そのうちの、ほんのいくつか、
あげてみますと…


大徳寺の金毛閣の上にある千利休像は
 秀吉の命令で、
 利休さんが一条戻り橋で、
 さらし首の刑にあったとき、

 その像に首を踏ませたことで
 有名だけど、
 その後、秀吉は、
 それを叩き壊させているのね。

 今残っているのはその壊れた像を、
 弟子たちが拾ってきて
 組み立て直したもの。

 それを、いちばん最近の
 金毛閣の立て直しのとき、
 大徳寺管長の雪底老師の師匠の
 以清和尚が、
 『この像だけは、命に代えても
  守らねば』と、枕元に
 置いて寝たそうでね。

 利休像は、利休さんの実物大で
 作ってあるから、
 かなり大男だったため、背が高い。
 その像がカッと自分の枕元を
 見下ろしている様は
 やはり以清和尚と言えども、
 最初は怖かったそうだよ。

 でも、そのうち慣れて平気になった
 と私に話してくれたよ」


「お茶の道具には、私も、
 一時は夢中になったこともあったけど
 その熱は、早いうちに自分でしっかり
 断たないといけない。

 お道具ありきの向こうに、茶の道は
 ないからね」

「作品は、作者が年をとって、
 目が悪くなり、根気もなくなり、
 手もおぼつかなくなって
 枯れてくると、
 丸くて良い味が出てくる。

 余計なものが削ぎ落とされるんだね。

 でも、そのためには、
 若いときに、やはり
 たくさん数を作っておかないとね」

「あのお庭の真ん中の大きな石は、
 宝石やさんがテーブルに
 使っておられたのを
 私にくださるというので、
 反対側の凸凹している方を上にして
 庭石にしたの。

 ほら、水に濡れると
 良い色が出るでしょう?」


「前に、ある有名な高い料亭に
 おかあさん(奥様)と行ったら、
 庭の石灯籠が乾いていてね、

 『あれ?あの灯篭はどうして
  乾いているの?』
 と聞いたら、

 『実は…苔に水はやっても、
  石に水をやる必要はないと
  言われておりまして…』
 と困ったように言うんです。

 でもそれは間違い。
 
 石に水をあげると、
 とても良い風情が出るんだから、
 お客様にお見せするなら、
 しっかり水をかけてあげないと
 いけない。

 『どうしたら、この庭を見た方に
  ほっと和んでいただけるか』

 それを考えて、考えて、
 お庭を整えていかないとね」

「人間は、
 どんなに辛い事があっても、
 最後は自分のお腹に
 ぐっと力を入れて、
 自分で乗り越えるしかない。

 幾百万あろうとも、我行かん!
 という気持ちでね。」
 

他にも、興味深いお話を
たくさん伺うことができましたが、
先生のお話はいつも、
哲学、真理につながることが多くて、
すごく面白いし、勉強になるんです。

それも、
ニコニコと、さりげなく
おっしゃる。


すっかり心洗われて、
先生のお宅を出ました。



宇宙に不思議があるとすれば…

私が先生のもとに
通わせていただいてる事こそ奇跡
としか思えません。


この奇跡のご縁に
心より感謝しつつ、

10年目のお稽古も、
新たな気持ちでがんばります

 
JUGEMテーマ:茶道 
 
おみくじ引こう♪



さて、あなただったら、
どれにしますか?


私は迷わず…

 


ああっ、
新年早々早くも何かを切り捨て、
何かを選んでいる気が
しなくもないが…

ま、いっか






さて、



ワクワク♪

実は私、おみくじに書かれている
「大和言葉」(?)を読むのが
大好きなんです。

お正月だけは、
近所の神社を三つはしごして、
おみくじは二つひきます。

最初の神社でひとつ。
次の神社でもうひとつ。

最初のほうは全体的なことを、
二番目のほうは、具体的なことの
お伺いを立てて引くのですが、

今年もちゃんと、二つのおみくじが
ケンカせず符号して、
わかりやすいメッセージを
いただくことができました。

そのうち一つはこんな言葉。



「海原に 

 今夜の月のさしのぼり

 黄金(こがね)の波の 

 遠くかがやく」



情景が目に浮かびましたか?



人間は、墨一色で書かれた
文字を見るだけで、
幽玄な風景を一瞬でイメージ
できるんだから不思議ですよね。






東京の神社は、
伊勢神宮の東京分社
出雲大社の東京分祠(@六本木)も、

ビルの隙間の狭い土地に
きゅ〜っと納まっておられ、
境内にお決まりのご神木も
小さいのが一本だけですが、

大和言葉さえあれば、
こうして一瞬で、
広々とした風景と
つながることができます。



とは言え、
三つ目の神社、
靖国さんの参道にさしかかると…





わー
広くてまっすぐで、
とっても気持ちが良い〜




靖国神社では、
ご先祖様たちへの感謝と、
世界平和を、
心を込めて祈願します。

過去と未来をつなぐ現在の
今ここで。

このところ、
国際テロも多いので真剣に。


こうして、
少し遅めの初詣は完了

これでお正月の行事は
だいたい終了かな。












ほっ…


今日だけゴロリン

明日からまた突っ走りましょ。



JUGEMテーマ:東京散歩



夢ひつじ

先週が元旦だったとは
思えないほど、

ああ、
新年早々、猛ダッシュで
ドキドキする出来事が多いです。

こう見えてビビリ屋なので、毎朝
「今日はどうなっちゃうんだろう!?」
と思いながら生きている小ヒツジの私。

ここで突然ですが、
みなさん、今年の干支の
ヒツジのことを、
どれくらいご存知ですか?


<ヒツジの生態>

☆ヒツジは非常に周辺視野が広く、
頭を動かさずに、自分の背後
見ることができる。

☆群れたがる習性で、群れから
離されると強いストレスを受ける。
(ただし、捕食者がいない地域の
 在来種には、強い群れ行動はない)

☆ヒツジのIQは、ブタよりは低く、
ウシと同じくらいで、
人や他のヒツジの顔を何年も記憶でき、
顔の表情から心理も判別できる。

☆ヒツジは非常に食べ物に「貪欲」
である。

☆ヒツジは、しか食べない。

(…紙は食べないのか…!)


<ヒツジの歴史>

☆中国では8千年以上前から飼育され、
メソポタミアの古代遺跡からは
6〜7千年前から家畜化されていた
ことがわかっている。

☆日本の歴史に残るヒツジの登場は
599年、百済から推古天皇への貢物
として。
以降、基本的に大陸からの献上物の
毛織り物として、富裕層に珍重された。

☆江戸時代に飼育が試みられたが、
冷涼な気候に適した生き物であるため、
湿潤の日本ではなかなかうまくいかず、
何度も失敗している。

☆明治8年、軍用毛布需要のため、
大久保利通によってヒツジ牧場が
新設され、やっと本格的な飼育が
始まった。


う〜ん…
wikiだけでもこんなに…!

全然知らなかったヒツジのこと。

「ヒツジ年の人は紙を食う」だなんて、
長いこと、嘘っぱちを言ってました。

でも、「貪欲」なのに、
草しか食べないなんて…

どーゆーこと!?




ともあれ、今年も
美味しい一年にするべく、
せっせと絵を描きましょ


出たとこ勝負♪





ここで言う「xデー」とは、
自分にとって年に一・二度の、
わりと大きめの事件が
起こる日のことです。

「人生のxデー」よりは小さく、

かと言って、
「ああ、あの日って、
 昨年の自分にとっては、
 いわゆる一つの転換点だったなぁ」
とわかる程度には大きな出来事。




してみると、小「xデー」とは、
自分に少なからず
影響を与えるわりには、
日常に紛れ込みやすく、

また、「辛さ」や「大変さ」は
覚えているのだけど、
寒い冬の日に、夏の暑さを
どうしても思い出せないような、
具体性に欠けるところもある気がする。


…えーと、何が言いたいのだ、私?


つまりxデーとは、
「少なからず自分に転換を迫る事件」が
起こる日でありながら、
その日だけで「絶体絶命」には
ならないのだということ。


年に一・二度は必ず起こるものだけど、
それほど恐れるものではないようだ、
ということですね。







予感はあっても、
予測はできない事ばかりの
この世の中。


そんなに自由でもないけど、
不自由でもない。


昔は「問題解決」のために
生きなけりゃと
思っていたけれど、


今は、
「出たとこ勝負」の達人
(行き合いの達人)に
なりたいと強く願って
おりまする






楽しい始まり

みなさま、あけまして
おめでとうございます!

良いお正月を
過ごされていますか?

新年第一日目の今日は、
新年の挨拶を交わす人、交わす人、
みんな、昨夜のの話題で
持ちきりでした。

ひろ子ちゃんに、明菜、聖子ちゃん、
みゆきさん、美輪様、
ジャニーズの皆さんに、演歌の皆様、
ヒロミゴーに、セカイノオワリ…

み〜んな話題にのぼりました。

司会の吉高ちゃん、有働さんは、
美しくて可愛くて大好評

他愛のないおしゃべりは
元気が出るものですね。

短い年末年始ですが、
なんだかとても楽しませて
いただいています

新年だから、過去とは
一切決別!
…な〜んてことはなく、
こうして人間の時間は連綿と続いていく
のですね

さあ、今年も楽しく
歩いて参りましょう♪

ワンツー♪ ワンツー♪