こんにちは。絵と文のイラストレーター、「さくらみ(さくらみゆき)」です。
こちらでは、イラスト制作風景や、日常の中のやさしい時間、
心躍るひとときを、イラストでお伝えしていきます。
<< September 2015 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
されどコーヒー













スーパーでびっくり!
スーパー1.jpg



スーパー2.jpg












わが家の周りには、
100メートルたたずして
コンビニが乱立しているけど…

スーパーは本当に少ない。

ここは
家から少し歩くけど、
大型のスーパーで、
新鮮なお魚類も多く、

他店では売っていない
お気に入りの商品もあり、
頼りにしていたのです。


でも…まさかの閉店!!

アナウンスで
肝心の閉店日の×月×日の
ところだけ聞き逃してしまい、

まあ、あと半年くらいは
猶予があるのかなぁと
思いつつ、軽いショックと共に
店内を廻りました。


けれど…


スーパー6.jpg

これはどうやら、
思っているより、
xデーはかなり
近いのかも…


ついに店員さんを
呼び止めて聞きました。





スーパー7.jpg



スーパー8.jpg


まさかの来週!

しかも

スーパー9.jpg

なんと!!
従業員さんもビックリの
寝耳に水の閉店だった
ようです。


う〜む…


大型のスーパーなので、
解雇などではなく、
別の支店などに行かれるように
なるんだと思いますが…


それにしても、
ちょっと衝撃的でした。



大好きな、
まろやかなお味の、
欧風だし


他のスーパーでは
なかなか見かけないのだけど…


これからは
◯mazonで買うしかない
のかしら!?


ちょっと身につまされる
出来事でした。





 
子供みたいに♪



子供みたいになっていて

おバカですみませ〜ん


ああ、もう、
なんなんでしょ?
この解放感!!

4ヶ月…
いや、5ヶ月ぶりくらいの
正真正銘、
朝から丸一日お休みデー
です


で、何をしたかというと…



いつもと一緒か


終わったと言っても、
この期間に、
多方面にわたってお掛けした
不義理の数々…

これからせっせとまた
お仕事して挽回します

ええ、シルバーウィークも
返上して、
がんばっちゃいますよお!

なにとぞよろしく
お願い申し上げます


なので今日のところは

もう少しだけ
ゴロゴロわーい





越えたよ♪



この数ヶ月間、

大好きな小説も一冊も
読まずに
ひたすら登ってきた山を、

やっとひとつ
越えました


うれしい……







ただ、





気づいたら、季節が
秋になっていました









ふ〜…

すこ〜し、
あたりを見渡して

溜めてきたことを
片付けて、



また、
新しい山登りに
備えま〜す


ひとまずは
おつかれさま



アトリエ「えのき荘」




タイトル.jpg


2000年…といえば、
今から15年も前のこと!


当時描いた「アトリエ」の
イラストが、

わが家の古代遺跡の中から
発掘されたのでご紹介します。




大きさはA4サイズ

全景.jpg



携帯やスマフォでご覧の方、
小さくて見にくいでしょう?

拡大しますので、
しばしお付き合いください。


まず右側。


描いたのが
12月ということもあって、
よっぽど寒かったのでしょう。


シーン1タイトル.jpg



シーン1拡大.jpg




シーン1拡大2.jpg


何しろ、
このアトリエは、
その名も「えのき荘」


二階建ての
古い木造建築の一室で、
床は畳。


すき間風が
ピュ〜ピュ〜と吹き込み、

雨のときは、
屋根瓦を叩く雨音が、
そのまま聞こえるような
オンボロアパートでした。


エアコンも
取り付けていましたが
とにかく、とにかく
寒かった!





シーン2.jpg




シーン2拡大.jpg


少しでも暖を取ろうと、
つましい中でも、
いろいろ工夫して
過ごしていた様子が
うかがえます。




シーン3.jpg


続いて、
仕事をしていた
机まわりの様子。


左手側↓


シーン3拡大3.jpg




正面↓


シーン3拡大4.jpg




右手側↓


シーン3拡大5.jpg


そうそう、
えのき荘の前には、
たしかに
キンモクセイが
あったっけ…



シーン3.jpg




この空間を、
昔の私はこんな言葉で
まとめています。

シーン3言葉1.jpg

シーン3言葉2.jpg



ふ〜む、オンボロも、
見方次第でひとつの風流!?



でも
すき間風も…

ときに
まぶしすぎた西日も…

屋根にたたき付けられる
激しい雨音も…


みんな、すごく
懐かしい。

キュントシマス。


絵を見ることで
ありありと思い出すことが
できました




シーン4.jpg







シーン4拡大2.jpg

ここで、
われながらちょっと
感心したことは


ある人の誕生日が、
何気な〜くカレンダーに
書き込まれていたこと!?





シーン4拡大3.jpg

ニューヨークの地図が貼って
あるのは、この後間もなく
ニューヨークに語学留学する
予定だったからです。




シーン5.jpg


はてさて、
ミニチュアなべには
何が入っていたのか…?






うーん…何だろう?



……


どうしても
思い出せません

こればっかりは
絵の裏にでも
書いておくべきでしたネ



右.jpg


当時の私は、
まだ絵はすべて手書き、
一枚モノの時代


だから、この一枚には
ものすごく時間が
かかっているはずです


全景.jpg


だからかなぁ


自分で見ていて、
なんだかものすごく
豊かな気持ちになりました


細部にまで
愛がこもっている


描いている当時の心が
「今ここにある」状態に
なっていたのだと
伝えてくれている


丁寧に描くって
だから、やっぱり
すごく良いことですね。


勉強になりました


ところで今、このえのき荘は
どうなっているのかと
言いますと…






過去からの手紙







 

最近の私の気分転換は、
捨て神になること」

 
というのも、
マンションの建て替えで、
一時的に仮住まいに
引っ越すため、

 
今「3」部屋分ある家具を
できれば「0.5」部屋分まで
減らさなければならないのです。


 
3 ー 0.5 = 2.5!


 
もともと家具も持ち物も
そんなに多くない方ですが、
それでも「2.5」部屋分
減らすって…!?


 
…と言っても、
まだ少し先の話なので、
一年くらいかけて
やっていけばよく、

 
また、あくまで
仕事や勉強の合間の気分転換
ということもあって、

 
手をつけるのは
毎回
「イチ引き出し分くらい」だけ。
だいたい、1時間くらい。


 
今年の夏は、諸事情から
家にこもらざるを
得なかったのですが、

 
おかげで、
コツコツと積み重ねて、
「目に見えて」空間が生まれて
きました。

 
よく、おそうじの本に
書いてあることですが、
捨てるって、ほんとに
気持ち良いですね


 
空間(余裕)ができることで、
初めて
少ないものを大切にする工夫や、
効率的に使う工夫のほうに
目が行くようになるんだなと
実感。


 
小さなところから、
ビックリするくらい
暮らしやすくなってきました。



 
調子に乗り、先日、
ついに開かずの引き出しに挑戦!

 
すると、そこで
意外な出会いが
また、たくさんありました。


 
まず、
901-3.jpg



 
感謝の手紙、
お祝いの手紙、
お別れの手紙…


 
いろいろ手放していく中で
「これは大切にしよう」
とあらためて思ったもの


泣けました。

 
母の愛は家族として
当然のものだと思って
生きてきたので、

 
正直、生前は、もらう手紙も
「ハイハイ」という感じで
読み飛ばしていたような
気さえします。


 
でも、今読むと、
一言ひとことに、
無条件の愛、無条件の応援、
 
本当に会いたいと思ってくれて
いる素直な気持ち…

 
ストレートに
伝わってくるんですね。

 
失って初めてわかる、
その人の大きさ…

 
みなさん、
親御さんからの手紙、
どうか、大事にしてくださいね。

 
いつかきっと、
その愛の大きさが
あらためてしみるときが
くると思います。


 
次、
901-5.jpg



 
イラストと、
それにまつわる資料や
下書きなどは
大量にあるので、今までにも
何度か整理してきたんですが…


 
意外なのは、
下手な絵ほど、今見ると、
勉強になるんです。


 
「あ、これは、
 意気込みだけで、失敗
 しちゃってるなー」とか、

 
「これは、
 可愛く描こうとしすぎて、
 複雑にしすぎ」とか、

 
「これはもう少し塗り込めば
 もっと良い絵になるのになー」
とか。


 
どこで失敗しているかが、
目に見えて明らか

 
どんなに精一杯やらせて
いただいたお仕事でも
「この絵はわれながら大成功!」
と思える出来栄えのものは、
正直、今でも
なかなか多くはならないのですが、

 
たくさん失敗すればするほど、
その失敗が、
自分を押し上げてくれるんだ
ということがよく分かる。


 
これからも、安心して
どんどん描こう!
失敗してもダイジョーブ!

 
と思える体験でした。



 
そのほかにも…


 
これも、見る前は
全部捨てようと思っていたもの
です。

 
だけど…
過去の自分は
なかなかヤル!んですね。

 
先ほどの下手なイラストと
いっしょで、
これでもかこれでもかと
悩んだり、
立ち止まったりしながらも、
ちゃんとまた歩き出している。


 
その、幼稚とも思える歩みが、
 
これからも、
まだまだやれるよ、
がんばれるよ!
 
今の自分を励ましてくれるのです。


 
それで実感したこと。


 



人間って、ほんと、
どこで元気づけられるか
わからないもんですね〜

 


 




 



 
ちなみに
全然捨ててないじゃないか!?
と思われるかもしれませんが、

 
これでも、イチ引き出しにつき、
3分の2ほど、カサが減っていきます。


 
この先もまだまだ
開かずの引き出しは
いっぱいあるので…

 
引き続き、捨て神さま
に降臨していただこうと
思っていマス
ムフフ